池田信夫のレビュー一覧

  • アベノミクスの幻想―日本経済に「魔法の杖」はない
    この本での主張は、次の通り。
    ・アベノミクスに実体はないが、国民に景気はよくなるかもと思わせる「偽薬効果」はあった。でも効果はもうすぐ切れる。
    ・不景気の結果、デフレになった。だから、デフレ脱却しても景気はよくならない
    ・日銀の黒田バズーカは無意味。ハイパーインフレの可能性を高めるのみ。
    ・不況を脱...続きを読む
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
    21世紀の資本の解説本です。
    全77ページで、内容もポイントごとまとめられており、気楽に読めます。

    ピケティの言いたのは、資本課税は、21世紀のグローバル資本主義をコントロールする為のもので、目的は所有権を尊重して個人の権利を守ることであり、所得の再分配ではない。
  • 戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか
    朝日新聞の従軍慰安婦報道問題や、脱原発運動のおかしさのほか、古賀茂明や孫崎享らのメディアでの発言、大江健三郎や内田樹といった文化人の論考などをとりあげて、戦後民主主義の観念論的な立場が日本社会において変えられることのないまま残りつづけていることを、厳しく批判しています。さらに返す刀で、現在の自民党政...続きを読む
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    日本の財政赤字は待ったなしの状況まで来ており、

    近い将来起きてもおかしくない経済混乱をシリアスに描いた作品

    日本の経済はどこへ行くのか、本当に考えさせられます。
  • 今さら聞けない経済教室―こどもに聞かれても困らない60の疑問と答え
    経済に関する理屈を詳しく理解しようという目的には向かず、そういえばこんな考え方もあったかな、という復習に使える一冊。読んでいると、日本の直面している課題が薄っすら見えてくる。

    人口が減り、しかしGDPを上げるためには労働生産性を上げる必要がある。労働生産性とは、付加価値÷労働人口で求められ、GDP...続きを読む
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
    あの分厚い「原典」を読む気力がないからこちらでお茶を濁す。ふむふむ。まあ結局は富める者はどこまでも富むってことですな。
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
    ピケティを読んで、学生時代一番良く寝れた授業は経済学だったのに今一番勉強してみたいと思うのは何でだろう?
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    現代の日本社会に対する著者自身の意見を織り込みつつ、ハイエクの経済・社会思想を紹介している本です。

    ハイエクの思想の哲学的な側面にも触れ、ヒュームの影響のもとで懐疑論的な立場を標榜することになった彼の思索が、現代のインターネットや進化論的な認知科学の動向にも通じるような洞察を含んでいたことも論じら...続きを読む
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    ハイエクについて知るための本というよりも、ハイエクの著書を通じて、過去から現在(2008年)の経済(金融危機当時)を著者の主張も含めて述べた本と言った感じ。

    他のハイエクの解説を読んでもいまいちピンとこなかった自分だが、初めてハイエクの著書を読んでみたいと思えたのは意外。
    ハイエクその人の語ったこ...続きを読む
  • 今さら聞けない経済教室―こどもに聞かれても困らない60の疑問と答え
    経済学者の著者が経済の仕組みと問題点について60項目にまとめわかりやすく解説した一冊。

    本書を読んで、物価や為替や税金など経済について仕組みや今話題の原発やアベノミクスについて、そして次世代のこれからの問題点が子供にもわかりやすくという視点から書かれていて理解しやすく、インフレや円安などについての...続きを読む
  • 「強すぎる自民党」の病理 老人支配と日本型ポピュリズム
    安倍一強の原因は、官邸主導を実現した政治的イノベーションにある。
    強さの原因として専門家が一致して指摘するのは、菅官房長官が内閣人事局を通じて霞ヶ関の幹部600人の人事を握り、実質的な政治任用にしたこと。内閣人事局はGHQでさえできなかった「霞ヶ関の革命」である。
  • 「強すぎる自民党」の病理 老人支配と日本型ポピュリズム
    戦後政治史について、細かい点までよく史実の掌握ができており、又その分析も確かであるとはいえる。
    が、与党もダメ、野党はもっとダメで、長々と歴史を押さえた割には、今度どうなるはある程度予想できても、どうすべきという具体策はよく見えてきません。
    日本の「無責任の体制」の病理はある程度理解できます。
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
    なんの基礎知識もないと、正直このレベルでもあまりわかった感じはしない。「経験則としては労働所得より資本の所得の方が大きいので格差は拡大する」ということだけはわかった。タックスヘイブンの問題も迫る。見解と解説がはっきりと分かれていないのも混乱の原因か
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
    Q&A、ピケティをどう読むか、3つのポイントを解説。戦後の平等化は幻想で1970以降格差は拡大。格差の原因は、教育とテクノロジー・スーパーマネジャー・遺産相続・タックスヘイブン。対策は、教育の機会、累進課税、金融情報の世界的共有。

    薄くてわかりやすくてよいです。格差が悪とは言いつつ、富豪を主人公と...続きを読む
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
    金持ちの方がマルチマルチで競馬を当てるということを説明すればピケティもわかりやすいが、ともかく、r>gは資本主義の根本的矛盾というより、資本主義はその矛盾を推進力とするシステムであることは思想的には古いテーマ。しかし、共産主義という一つの「理想」が消滅し、かくも露骨な形で資本が流動することになり(端...続きを読む
  • 戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか
     この本での清水幾太郎の書かれ方を読んでいると、唐牛健太郎のウィキにある「一番ひどかったのは清水幾太郎で、「今こそ国会へ」なんて煽っておきながら、なんだかんだと御託を並べるもののビタ一文出さなかった」というのが納得できる。
     著者が最も理想なリベラルとして挙げていると思える人は中西準子だろう。反対だ...続きを読む
  • 戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか
    朝日新聞と民主党と左翼と自称リベラルがクソなのが再確認できましたw 普通の国になろうよというごく当たり前な主張です。それを理解できない奇人変人が多い日本の現状なんですけど。。。
  • 戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか
    戦後日本のオピニオンリーダーとされてきた「戦後リベラル派(左翼)」の総括。
    朝日新聞から始まり、毎日新聞、日本社会党、民主党、60年安保のリーダー格の清水幾太郎と丸山真男、さらに70年前後の全共闘から大江健三郎、また最近話題の古賀茂明、孫崎亨等々を俎上に載せて、一刀両断というよりは、執拗に切り刻む感...続きを読む
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
    資本収益率が労働生産性と労働人口増加率の乗数なら、今後の労働人口の減少により、資本収益率はピケティが説くr>gとならない時代が到来するのではないか?
  • 戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか
    これまで彼がブログ等で書いてきたことの総括。書いていることは正しいと思うが、結局社会を変えるだけの力を持ち得ない。特に東日本大震災以降は、かなりエキセントリックな存在になってしまった。