丸山眞男と戦後日本の国体

丸山眞男と戦後日本の国体

作者名 :
通常価格 1,232円 (1,120円+税)
紙の本 [参考] 1,540円 (税込)
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作品内容

敗戦70年を迎えるあたりから、戦後思潮を問い直す従来の動向を大きく乗り越える著作が世に問われるようになった。そこでは戦後史の「正体」や戦後日本の「核心」が焦点になっている。
ここで分析の俎上に載せられるのは「戦後日本の国体」(篠田英朗)である。暗黙の前提として受け容れられてきた日本国憲法と日米安保条約からなる戦後体制に根本的な疑義が突きつけられるようになったのである。
「一五年安保」における国論の混乱は、こうした疑義に拍車をかけている。
本書は、「戦後民主主義」の旗手とされる丸山眞男の思想と行動を辿ることで、この問題を捉え直そうとする試みである。
戦後の「政治の季節」に颯爽と登場して以降の丸山像は果たして実像を反映したものなのだろうか? 彼の人民主権理解はいかなる過程で獲得されたものなのか? 「六〇安保」以降の日本政治思想史講義はいかなる射程を有していたのか?
本書では、処女作「政治学に於ける国家の概念」以降の丸山の論文、座談、書簡、講義録を広範かつ詳細に検討しながら、これらの問題に明解な回答を与えていく。その先に戦後日本と未来の新たな形が浮かび上がる。渾身の書き下ろし。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
社会・政治 / 政治
出版社
白水社
ページ数
264ページ
電子版発売日
2018年08月10日
紙の本の発売
2018年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
9MB

丸山眞男と戦後日本の国体 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年03月23日

    前著『戦後リベラルの終焉―なぜ左翼は社会を変えられなかったのか』(PHP新書)でも論じられていた丸山眞男について、思想家としての側面と思想史研究者としての側面の両方に目配りをしながら、その全体像を著者自身の観点からえがき出している本です。

    安保闘争への丸山のかかわりを論じた第5章までは、おおむね丸...続きを読む

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