池田信夫のレビュー一覧
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将来本当に日本で起こりそうな事。
と言うか欧州の次は日本ではないのか。
こんな事起こらない方が良いのかもしないが、
もし起こった場合、引っ張ってくれる、信頼出来るリーダーが現れたら、日本人は心を一つにして協力するのでは。
3.11でも日本人の良い所が目立ったがそれを発揮する時が今なのかもしれない。Posted by ブクログ -
「イノベーションとは何か」というタイトルでありながら、書かれているのは「イノベーションを阻害するものは何か」である。
かつては日本的な産業的・経営的な構造がイノベーションに有利だったが、現在では行き詰まりを見せている。
本書では、その打開策は与えられていないが、妨げているものは明らかにされる。
そ...続きを読むPosted by ブクログ -
かつてinnovationという単語は日本で「技術革新」と訳されたため、多くの人が、革新的な変革は新しい技術の発生を伴うと誤解している。しかし、わかりやすい例として、iPodやiPhoneといった製品を見ればわかるように、その製品自体に新しい技術要素がなくても革新的な変革を起こすことができる。
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池田さんは、NHK出身の経済学者。
過激な発言、もっともなんだけど、もうちょっと言い方ないのかな、というレベルの発言なので、よく、ツイッターとかブログが炎上するらしい。
自分は、明確な論理展開が気にいっているが、あおきさんのように、マナーが悪いと指摘する人もいる。
評価が分かれている人。...続きを読むPosted by ブクログ -
イノベーションについての体型的な視点をできるだけ理論ベースでアプローチした本です。池田氏も冒頭で述べているように今まで経済学でイノベーションというのは不確実な事象というある種サジが投げられたものであり、他方経営学ではケーススタディの分析にとどまっておりなぜイノベーションが起こったかはわかってもどうや...続きを読むPosted by ブクログ
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スミス、マルクス、ナイト、ケインズ、ハイエク、フリードマンの著作を題材に、その思想の解説と、現代において参考にすべき点を解説。ケインズ以降は特に難しくて理解しづらい箇所も多かったが、単なる古典の個別解説ではなく、本書を通して、自由主義経済が現代の状況に有効であるとの一貫したストーリーが流れているため...続きを読むPosted by ブクログ
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竹中版の経済古典解説との差。竹中版は「古典は過去の問題を解決しようとした経済学者の足跡。そのプロセスから学ぼう!」といもの。池田版は「過去に発明された経済の知恵の中に現代の問題の解決策が含まれているかもしれない。」というもの。池田版は経済学の基本がわかっていないと理解に時間がかかりそう。(私はついて...続きを読むPosted by ブクログ
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池田信夫氏が司会を務め、竹中平蔵氏などが日本経済について語る。
世代間格差や社会保障、成長戦略や政争の内情など、興味深い内容を分かりやすく書かれている。
2010年の本なので震災の影響は反映されていないが、経済を様々な角度から眺めてみたい時にオススメ。Posted by ブクログ -
面白かった。ただ、自分には少々難解。
もう一度読みなおそうかな。
意思決定とかイノベーションとか経営に通じる辺り、面白かったな。
こういうのを論理的に説明できる経済学って素敵な学問だな。Posted by ブクログ -
著者のブログ、著書で良く引用されるハイエク。ぼんやりした理解しかなかったが、この本で理解を深めることができた。
ハイエクが提唱したことは、
1)完全な経済的合理性を持った人はいない。
2)自然発生的かつ歴史的な制度で現在も残っているものは優れているか
ら残ってきたのであり、いたずらに変えるべき...続きを読むPosted by ブクログ -
民主党政権を含め、日本経済の5つの問題について、4人の経済学者が議論している作品。標準的な経済政策のパッケージとして読んでおく必要のある本。ただし、経済政策の主流派についてブレが起きつつあることを勘案する必要がある。Posted by ブクログ
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ハイエクの思想をまとめた本。
他者の書評などを見ていると、著者池田信夫のインパクトが強すぎて、良くも悪くも「池田信夫が書いたハイエクの本」という視点で語られることが多いようだ。
が、この際著者のことは脇に置いておくと、80年代以降、英米が自由経済を推し進める際の理論的支柱となったハイエクの思想を...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
一九三〇年代、ほとんど一人で社会主義・ケインズ主義と対決したハイエクは、サッチャー、レーガン政権が成功したことで、経済学だけではなく、世界のあり方をも変えた。
本書では、市場経済を全面的に信頼したハイエクの思想の今日的意義を明らかにする。
彼の思想は、現在の脳科学、法体系、知的財産権、...続きを読むPosted by ブクログ -
経済の視点からの政治批判。
なんでそうなっちゃうの?と思ってたことが普通の感覚でも理解しやすくて読みやすかったです。Posted by ブクログ -
資本主義の中で生きてて市場が本当にいつも正しいか、なんてことはまあ平均的な人はあまり考えません。特に日本で生きていると資本主義だと言いながら、不景気になるとやたら社会主義が流行って困ったことになります。
史上、何人も経済学者なんていましたが、マルクスもケインズも絶対なんてことはなかったわけです。そ...続きを読むPosted by ブクログ -
私はずっと池田信夫という人をリバタリアンだと思い込んでいたが、そうでは無かった。
ハイエクの思想を、リバタリアニズムと表現するにはずっと保守的だし、保守というには自由すぎるということで、自由主義と名付けている。
規制されたケインズ主義への反抗であって、すべてを自由にせよと言っているわけではなく、...続きを読むPosted by ブクログ -
アダムスミスから受け継がれる市場経済に立脚したハイエクの思想と、それと対峙した社会主義やケインズ主義を中心に主要な経済学思想との比較を論じている。当初は、異端であると考えられ評価されていなかったハイエクの自由主義的経済は、既に現在の米英的な資本主義経済を中心とした先進国経済の活動の中核的な理論となり...続きを読むPosted by ブクログ