池田信夫のレビュー一覧

  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    大学の時以来、経済学ほとんどふれていないが、これはマンガということもあり、チャレンジしてみた。

    ミルトン・フリードマンというノーベル経済学賞をとった人の『資本主義と自由』にかかれている政策を、小泉進次郎がやってみたら?という、ドラッカー読んだ野球部の女子マネージャーみたいなストーリー。

    理論的に...続きを読む
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    ハイパーインフレとなった日本を舞台にフリードマンの「資本主義と自由」をもとに改革を推し進めていくという物語のマンガ。なさそうでありそうな、ありそうでなさそうな話。解説もあってそれを読むと、「資本主義と自由」が今見直されるのも、なるほどなと思える。最期のまとめは印象的。「フリードマンの提案がすべて実現...続きを読む
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    ネット上では非常な毀誉褒貶がある方ですが、私は参考にしています。
    この本は200p足らずの新書ですが、ハイエクの紹介から、近接する各種経済学の根本的な思想、法学の由来、フーコー流儀の社会学もあれば、自主的秩序と自由の理由に至るまで、ともかく著者の該博な知識は抜群で、内容はあくまで深く豊かです。

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  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    元ネタとなる池田信夫のメルマガは読んでいない。

    あえてマンガにすることはないんだろうな。
    『資本主義と自由』についても短い文章の解説があるが、現在の日本や混乱する欧米の文脈に置くとどういうことになるのかをもう少し解説してもいいのではと思う。そういうときはマンガ(物語)よりも文章(論理)の方が向...続きを読む
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか
    徹底討論と銘打っているものの、それぞれ意見がぶつかり合うようなことはなく、ほぼみんなが同じような改革を望んでいる。
    経済学者からすれば当たり前の事ができずに陥るべくして陥ってしまったというのが現状らしい。
    なぜ当たり前のことができないのか、
    人口1億以上もの大国で権力の集中を嫌う空気の中、純粋に民主...続きを読む
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    マルクスやケインズを批判した、オーストリア学派の経済思想家ハイエク。
    しかしながら日本では知名度は低く、ソ連崩壊後はマルクスも力を失い、今やケインズ一人勝ちである。
    日本も政界・財界・マスコミはケイジアンだらけだ。
    アンチテーゼとしてのハイエクが注目を浴びてくるのは当然かもしれない。

    先日yout...続きを読む
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    池田信夫 原作 ,
    田代真人 構成
    藤咲ユイ 画


    【感想】
    三年前の木村拓哉の月曜ドラマ「CHANGE」を思い出させる。

    なかなか、面白い。
    実在する人がでてきて現実味をおびる。

    マクロ経済のことは理解していませんが...続きを読む
  • イノベーションとは何か
    IT関係の事例集、ではないはずですが、どうもそんな印象が。ソニー、アップル、imode、ガラパゴス携帯…ちょっとお腹いっぱい。目からウロコ、みたいな話はありませんでした。行動経済学でイノベーションを解くような前フリでしたが、僕にはわからなかったなあ…。
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    ハイエクは経済学に留まらず、哲学的な広さを持っており、合理主義を前提とした経済学が心理学などをより取り込みながら発展する中で、さらに評価されていく人物だろうと感じた。
  • イノベーションとは何か
    イノベーションが発生する条件について、情報通信産業の事例を中心に議論を展開。特に、資金調達方法がイノベーションの発生に与える影響は、行動経済学の知見から見ても興味深かった。
  • イノベーションとは何か
    分かりやすいけど、情報通信産業に偏り過ぎ。バイオとか環境とか他の分野でも色々な形のイノベーションはありそうな気がするが。
  • 古典で読み解く現代経済
    アダム・スミスの国富論から始まる本書は、マルクスの資本論、ケインズの一般理論から間にハイエクとナイトを挟んで、フリードマンの「資本主義と自由」に至るまでを、現代に通じる経済問題とからめて解説してくれています。

    いつものように解釈に対し賛否あるようですが、私には非常に興味深く、面白く読めました。
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  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか
    竹中平蔵, 池田信夫, 土居丈朗(財政), 鈴木亘(社会保障)という経済問題で気が合う面々の座談会を書籍化したもの。こういう固めのテーマは書き下ろしの方がよい。意見の相違がないのだから、ますますそう思う。

    議論のテーマは、日本の財政問題、社会保障、労働市場、など。語られていることは大枠で正しいよ...続きを読む
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    最後は、ハイエクというか池田信夫先生の考えになっていたけど、気にしない。経済学だけにとどまらないハイエクの研究を知って、ちょっとだけ経済学の見方が変わった。
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    孤高の経済学者ハイエク。彼が生前提唱した自律分散型の思考の集積である「自生的秩序」とはいかなる概念であるのか。また、その思考と経済学、更には情報社会との関わりまで見えてくる。
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    ハイエクという人の名前はぼんやり聞いたことはあったのですがどんな業績を残したのか全然知りませんでした。アダム・スミスやケインズのように、ミクロ・マクロの初級授業じゃぜんぜん出てこないですからね。

    しかし、読んでみるととても面白かった。

    普通、経済理論というと、いわゆる資本主義の市場経済重視と、社...続きを読む
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    「不完全な知識にもとづいて生まれ、つねに進化を続ける秩序が、あらゆる合理的な計画をしのぐ」
    ほとんど一人で社会主義やケインズ主義と戦ったハイエクは、彼が「計画主義」と呼んだ、社会を「目的合理的」に計画しようとする思想である。を否定した。

    この考え方は、今注目されている行動経済学の根底にある考え方で...続きを読む
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    バランスの取れたコンパクトな入門書。21世紀のハイエクって視点は面白いと思う。でも,ハイエクって「これはダメ」って言ってくれるけど,「こうすればいい」って話には繋がりにくい気がする。まぁ,それこそが21世紀の我々が自分自身で考えなければならない問題なのかもしれませんが。
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    池田先生のブログ、読んでいるので買いました。この表現力、さすがです。
    内容そのものの精査は僕の専門外ですが、経済思想をはっきりさせる事は、経済学が学問だけでなく、政策に応用されるものだということ、そして、政策の決定に国民が関与している(投票という鼓動が政策への影響として程度の質量を持っているかはこの...続きを読む
  • ハイエク 知識社会の自由主義
    久しぶりの読書

    ハイエクのことより、著者の考えのが多いような気がする。

    ト、2009.2.6