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小泉ジュニアを主人公とする近未来政治マンガ。危機は2015年に起きる──。日本政府は財政の立て直しで成果を出せず、国債が大量に売れ残る「札割れ」が起きる。時の首相は、売れ残った国債をすべて日本銀行に引き受けさせるが、この日銀引き受けが「財政破綻」のシグナルを市場に送ることになり、国債価格は暴落、長期金利は跳ね上がった。インフレを怖れた消費者の商品買占めや、金融機関への取り付けが相次いだ。この非常事態の中で、小泉進次郎が首相に就任する。まず初めに、小泉は、フリードマンの『資本主義と自由』を掲げ、フリードマンが主張した農業補助金の廃止から負の所得税までの政策を「10の約束」として打ち出すのだ──。
Posted by ブクログ 2018年09月24日
必ずしも負の所得税(BI)が正しいとは言えないと思います。
ただ本書にあるような危機的状況になって外科手術するのか早いうちに内科的処置をするのか。
どちらが正しいのかはわからないですが社会保障費の増大が大きな財政負担になってるのは本書にある通りかなと思います。
1農業補助金の廃止
2関税の撤廃
3...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月06日
以前何となく読んであまり印象に残っていなかったが改めて読むと非常に興味深かった。マンガなので導入としては良いと思われる。なお、原作者の池田氏のブログ等ではいつも納得させられることが多い。
池田氏曰く、「フリードマンの提案すが全て実現する日は、恐らく永遠に来ない」という。また、「それは、彼が正しくない...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月10日
日本経済もこのようになりえるのかと、リアルに感じた。漫画なので読みやすい。銀行の閉鎖とペイオフ、体力の無い銀行の精算、IMFからの資金援助・・・こんな状況にも陥る可能性があるのか。
世界経済と生活はつながっている。ギリシャや欧州の危機も対岸の火事では済まされない。明日は我が身ではないか。今日営んでい...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月08日
2015年、日本に財政破綻と金融破綻が同時に訪れた危機的な状況で奮闘する文字通りの小泉ジュニア、というのが背景の漫画。ノーベル経済学賞受賞のミルトン・フリードマンが提起した政策を軸に話が展開する。
元々は功利主義とかリバタリアニズムにどちらかというと受け入れがたさを感じていて今もそうなのだけど、経...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月02日
「まぁマンガだから」というスタンスで読ませていただいた。
経済学の難しい理論は分からないであろうという前提。
「あわよくばこの本をきっかけに詳しく勉強しよう」というスタンスだ。
小難しいことは分からなくても、大まかな雰囲気で「日本の国債が信用を失ったとき」を感じることが出来た。
日本円の価値が下...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月04日
財政政策、マクロ経済学、フィクションだがその限界や具体例を垣間見えた気がする。
年金や社会保障費の賦課方式は早急に改めないと・・・とやっぱりそうですよね。書かれてもいますが、外圧がないと変えられない、変わらないというのはちょっとしんどい。
たぶんというか、マスコミに自分自身は向いていないだろうなと再...続きを読む
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