池田信夫のレビュー一覧

  • 原発「危険神話」の崩壊
    2012/07/09
    Yes. I totally agree with this.
    Think competitively risk and return.
    This book gave me a lot of knowledge.
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    2015年、日本に財政破綻と金融破綻が同時に訪れた危機的な状況で奮闘する文字通りの小泉ジュニア、というのが背景の漫画。ノーベル経済学賞受賞のミルトン・フリードマンが提起した政策を軸に話が展開する。

    元々は功利主義とかリバタリアニズムにどちらかというと受け入れがたさを感じていて今もそうなのだけど、経...続きを読む
  • 原発「危険神話」の崩壊
    リスク評価について整理して考えることができる。誰が正義で誰が悪と決めることでは解決しない問題だと痛感。
  • イノベーションとは何か
    イノベーションに必要なのは技術ではない、大企業のコンセンサス主義ではイノベーションは起きない、知的財産権の強化はイノベーションを阻害するだけ、などなど思い当たる部分が多数あり。
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    「まぁマンガだから」というスタンスで読ませていただいた。
    経済学の難しい理論は分からないであろうという前提。
    「あわよくばこの本をきっかけに詳しく勉強しよう」というスタンスだ。

    小難しいことは分からなくても、大まかな雰囲気で「日本の国債が信用を失ったとき」を感じることが出来た。

    日本円の価値が下...続きを読む
  • 原発「危険神話」の崩壊
    啓蒙的な合理主義の限界を指摘したのは、『啓蒙の弁証法』でおなじみのアドルノとホルクハイマー。啓蒙は神話とは異なり、テクノロジーによって自然を改造し、大きな富をもたらしたが、それは啓蒙を真っ向から否定するファシズムを生み出した。反原発運動がファシズムと類似しているのは、科学的なデータにもとづいて放射能...続きを読む
  • イノベーションとは何か
    IT業界(ITゼネコンと言われても仕方がない)にいる自分にとっては、とても耳が痛い一冊。
    スティーブ・ジョブスやビリー・ゲイツなどの成功者がいかにして成功してきたかを知って損はないと思うが、結局のところ筆者も述べているように『科学の理論が昨日から生まれるのではなく科学者の直感から生まれるように、イノ...続きを読む
  • イノベーションとは何か
    読み始めは分かりやすく面白い内容が続いた.
    後半になると少しめんどくさくなったが,言っている内容はなるほどと思うないようであることは間違いない.

    ~主に前半で気になったところ抜粋~
    特許は技術開発の手段であり、技術は経営の手段である。
    技術の新規性と収益は無関係である。
    既存技術を組み合わせて高い...続きを読む
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    日本の財政危機を漫画でリアルにシミュレーション。本当にハイパーインフレになってもおかしくない予兆が見えているので、フィクションとはいえ個人のリスク対策も大事だと思った。
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    2015年に日本でハイパーインフレが起こったという設定。日本の政治の問題点をわかりやすく解説してくれている。こんな世の中にならないように、政治にはしっかり興味をもって投票にいかねば。
  • イノベーションとは何か
    かなりわかりやすくて読みやすいので、本当にすぐ読めます。ところどころに入っているそれもアップルやソニー、任天堂などのケーススタディも◎。
    池田さん自身が電子書籍のベンチャー企業を立ち上げていることもあり、後半電子書籍の話が掲載されていましたが、それも分かりやすく興味を持ちました。
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    財政政策、マクロ経済学、フィクションだがその限界や具体例を垣間見えた気がする。
    年金や社会保障費の賦課方式は早急に改めないと・・・とやっぱりそうですよね。書かれてもいますが、外圧がないと変えられない、変わらないというのはちょっとしんどい。
    たぶんというか、マスコミに自分自身は向いていないだろうなと再...続きを読む
  • イノベーションとは何か
    合理性の仮定を置かない行動経済学と進化ゲーム理論を駆使してイノベーションの必要条件を探るということらしい。もちろんノウハウ本ではないので、こうすればイノベーションができますという簡単な解説にはなっていない。新しい経済理論の参考書という感じ。スパスパと分析解析する多数の身近な実例がわかりやすい。
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    近未来として確かにこのような未来を想定しておく必要があるのではないかと感じた。
    若い人ほどこういった本を見ておくべきだと思う。
    そして、そうならないようにするためにはどうするかを考えておかなければいけないし、もし本当にここに書かれていることと同じことが起こった場合にどうするべきかも考えておくべき。
    ...続きを読む
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    長期国債が売れ残り長期金利が上昇。売れ残りの国債を日銀に引き受けさせたら邦銀が国債を売り始めインフレになった日本が舞台。それを小泉進次郎が資本主義と自由を参考に再建して行こうという話。舞台設定は2015年。近い将来こういうことが起こるかはわからないが、それが起こる前にも実行していくべきことはたくさん...続きを読む
  • イノベーションとは何か
    イノベーションとは何かという問いに対して十の仮説を行動経済学とゲーム理論を基にIT業界の中心とした数多くの事例(これだけでもソフトバンクの例などとても面白い)を挙げ検証する。

    前述の十の仮説を引用する。

    1.技術革新はイノベーションの必須条件ではない。
    2.イノベーションは新しいフレーミング(市...続きを読む
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    危機が表面化してから四苦八苦する話だが、なにをきっかけに危機が表面化したかが1ページのみの説明。即ち、国債入札で長期国債が大量に売れ残る札割れが起こり、長期金利が急上昇。その国債を日銀に引き受けさせたら、日本の財政は破綻したというシグナルを市場に送る結果となり、邦銀は一斉に国債を売り始めた。その結果...続きを読む
  • イノベーションとは何か
    過去の事例を示しながらイノベーションとは何かを語っているのは、他の本と同じ形ではありますが、自分にとって身近な話題が多くわかりやすくて面白かったです。「日本企業が優秀な人材と要素技術を持ちながらイノベーションを生めないのは、過剰に空気を読むコンセンス型の企業文化がフレーム転換を阻害し、初期のうちにあ...続きを読む
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    この本はプロローグにあるとおり、日本を舞台にした近未来物語であるが、中身はミルトン・フリードマンが1962年に創刊した「資本主義と自由」をベースとしたもの。

    現在の日本を取り巻く震災復興支援や、増税、不安定な政権運営、継続される不況が今後も続き、日本国の財政は破綻寸前となる。2015年には長期国債...続きを読む
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
    フィクションではあるが、日本経済が今後進み道を分かりやすく描いているように思う。日本経済の現状を俯瞰的に理解する意味で好著。個人的には、小泉内閣の人事が「なるほど」と思わせ、興味深かった。