池村千秋のレビュー一覧
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無限の可能性は制約の中にあるという一瞬矛盾とも言えることを主題に、うまい事例で読む人を納得させる本である。
自分の過去を振り返ると、制約の多いものほど上手くいく。もしくは、制約をドンドン見つけることで精度を上げるという事ができた時は、上手くいく。
この本を読んで改めて考えたらそれは当然だ。何故なら、新たな要素を持ってこないという事は、コストがほとんどの増えないということ。この本でも無視している暗黙の前提はコストの最小化であるがそれが自然と為されるということだ。
とは言え、思い込みの呪縛の問題はある。自分が檻に自ら入っているが、それを見ないようにすること自体が、問題解決やイノベーションを阻害して -
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■サービス提供の4原則
A.・原則1:「全てが最高」には無理がある
あらゆる面で高水準のサービスを提供しようとすれば、精彩を欠いたサービスしか生み出せない。良質なサービスを実現するには、どの側面でサービスの質を高め、どの側面を切り捨てればいいのか、その判断を、自社の顧客について深く掘り下げた上で下す必要がある。
・原則2:誰かがコストを負担しなくてはならない
うまく機能しているサービスモデルには、高い水準のサービスを継続するための予算を安定的に賄うメカニズムが組み込まれている。例えば、顧客に快く上乗せ料金を支払ってもらう、コスト削減をサービス向上につなげる、といった方法がある。
・原則3 -
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ネタバレ分析、整理はもとより、事例もふんたんに紹介されており、参考になる
<メモ>
成功の原則①全てが最高には無理がある。②誰がコストを負担するか③
悪いのはスタッフでない。
④顧客を、マネジメントせよ
何を下手にやるかということ。顧客が何を重視しているかをマッピングする。コンジョイント分析
コスト調達メカニズム①気持ち良く値上げする。②コストカットがサービス改善につながるようにする③サービス向上がコスト改善になるように④顧客に仕事をさせる
コストを払ってもらえるかは顧客が企業にどういう関係性を、感じているかによる。友達であれば難しいし、安いが、売りで有れば、可能
悪いのはスタッフではないより
平均 -
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■ブランド理念
A.2000 年代の10 年間に目覚ましい成長を遂げた50 のブランドを調査したところ、次の4つの重要なことが明らかになった。
1.いずれのブランドも、それぞれの業種にふさわしい形で、「人々の生活をよりよいものにする」ことを目指すブランド理念を掲げている。
2.これらのブランドは、人間にとって大切な、次の5 つの基本的価値のいずれかに関わるブランド理念を持っている。
「喜びを感じさせる」「結びつくことを助ける」「探求心を刺激する」「誇りをかき立てる」「社会に影響を及ぼす」
3.各ブランドのリーダーは、理念を主たる表現手段とするアーティスト ―― ビジネス・アーティストと -
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600ページ超の大作。だが噂や憶測は皆無で、事実を基にしたGoogleの成長と混沌が描かれている。隠蔽主義のGoogleをよくぞここまで調べ上げたなというのが率直な感想。「クラウド」「ビッグデータ」がBuzzwordとして持て囃され、どこか上滑りな印象を受けるのは、その言葉を生み出したGoogle文化にあるのかもしれない。彼らは日々増えるデータと悪戦苦闘しながら、必然性の中でクラウド(Google流だとクラスターですね)やビッグデータという仕組みを生み出してきた。その本質を理解しない日本企業が真似ても上滑りに感じるわけだ。「常識を疑う」「既成にとらわれない」、そして徹底的に考える、その新しい組
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一般的に非常に洗練された企業に見えるgoogleを泥臭くと言うか、人間臭く描く事に成功している。あのgoogleも色々な壁に突き当たり、もがき苦しんでいるのかと思うと、googleに対する親しみもわくし、見方も変わってくる。googleはfacebookに追いかけられていると言うが、全くそんな事はないと思う。ネットを通じて真理というか、厳然とした世界を目指せば良い訳で、所詮学生の出会い系サイトに動じる必要はないはずなのに、オロオロしてしまう所が人間臭い。今の日本の状況を見ると、確かに優秀な若者が起業したりしているが、googleの本質は金儲けではなく、より崇高な物を目指している事を考えると、ま
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マーケティングにかかわる事柄で
視点~リフレーミングの気づきをくれる一冊。
No Rule, but Your Rule
私には
誰が言ったのか?どうしてそうなのか?
わからないのに、
なんでだか
「そうなんだ」
という思いになぜかはまることがある。
それを既成概念というのかもしれません。
そして、
いつかのときからか
「どうしてだろう?」という思いを持ちつつも
その既成概念を満たせるようにしている自分がいたりするのです。
ちょっと苦しかったり、痛かったりするのに。
この本の中に-「どうして?」ときく勇気-という節があります。
そこには
物事が昔と同じやり方で行われているのは、 -
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まあまあだった
転職を考える私に共感できる部分は多かったな
100年生きる時代が普通になるので、従来の「教育 → 仕事 → 引退」という3ステージ型の人生モデルは成立しなくなる。
寿命が伸びることで老後の期間は長くなり、年金や貯蓄だけでは生活資金が足りなくなる可能性も高い。そのため、人生の途中で複数回キャリアを変えたり、学び直しをしたりする「マルチステージの人生」が前提になるという主張
人生に必要な資産はお金だけではないという点。
・有形資産(お金)
・生産性資産(スキル・知識)
・無形資産(人間関係・健康・信頼・アイデンティティ)」の3つに分類している。
特に無形資産は、人とのつながりや -
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より良い老い方について。
いかに健康なまま老いていくことができるかが大事ということ。
健康にいいもの食べて、運動して、よく寝て、病気にならず、働けるうちに働いて、お金を上手に使って、人間関係を良好に保って、ギリギリまで寝たきりにならずに老衰で亡くなる。これが理想の生き方のテンプレートかな。
ただ、著者は、その理想を追求することに、人生の時間を費やして長生きしても、しょうもないし、そんなに理想通りにはいかないって。みたいなことも、言ってて好感がもてた(私の解釈なので、読む人によってはそんなこと書いてないと思うかも)。
不死を手に入れた人は、不死を手放す方法を探し求めるらしい。それが、本当か