池村千秋のレビュー一覧
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無限の可能性は制約の中にあるという一瞬矛盾とも言えることを主題に、うまい事例で読む人を納得させる本である。
自分の過去を振り返ると、制約の多いものほど上手くいく。もしくは、制約をドンドン見つけることで精度を上げるという事ができた時は、上手くいく。
この本を読んで改めて考えたらそれは当然だ。何故なら、新たな要素を持ってこないという事は、コストがほとんどの増えないということ。この本でも無視している暗黙の前提はコストの最小化であるがそれが自然と為されるということだ。
とは言え、思い込みの呪縛の問題はある。自分が檻に自ら入っているが、それを見ないようにすること自体が、問題解決やイノベーションを阻害している。この本を読んでやれる気になるのではなく、その呪縛に気づけるようになることの方が余程重要だ。
引き算、分割、掛け算、一石二鳥、関数、矛盾の六つは、思い込みから解き放つための重要なツールだ。使いこなす。 -
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■サービス提供の4原則
A.・原則1:「全てが最高」には無理がある
あらゆる面で高水準のサービスを提供しようとすれば、精彩を欠いたサービスしか生み出せない。良質なサービスを実現するには、どの側面でサービスの質を高め、どの側面を切り捨てればいいのか、その判断を、自社の顧客について深く掘り下げた上で下す必要がある。
・原則2:誰かがコストを負担しなくてはならない
うまく機能しているサービスモデルには、高い水準のサービスを継続するための予算を安定的に賄うメカニズムが組み込まれている。例えば、顧客に快く上乗せ料金を支払ってもらう、コスト削減をサービス向上につなげる、といった方法がある。
・原則3:悪いのはスタッフではない!
サービスにおいてスタッフが担う役割は大きいが、サービスはスタッフ次第というわけではない。重要なのは、サービスモデルの設計だ。うまく機能しているサービスモデルには、従業員の「能力」と「意欲」のレベルを高めるための合理的な仕組みが備わっている。
・原則4:顧客をマネジメントせよ
顧客はサービスを受けるだけでなく、サービスの提供プロセスに関わってもいる。例えば、旅客機の乗客が搭乗の際にまごつくと出発が遅れかねない。従って、顧客についても“訓練”するなど、マネジメントする必要がある。 -
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ネタバレ分析、整理はもとより、事例もふんたんに紹介されており、参考になる
<メモ>
成功の原則①全てが最高には無理がある。②誰がコストを負担するか③
悪いのはスタッフでない。
④顧客を、マネジメントせよ
何を下手にやるかということ。顧客が何を重視しているかをマッピングする。コンジョイント分析
コスト調達メカニズム①気持ち良く値上げする。②コストカットがサービス改善につながるようにする③サービス向上がコスト改善になるように④顧客に仕事をさせる
コストを払ってもらえるかは顧客が企業にどういう関係性を、感じているかによる。友達であれば難しいし、安いが、売りで有れば、可能
悪いのはスタッフではないより
平均レベルの社員が質の高いサービス提供できるようにすること
覆面調査、煩雑度グラフ化、ギャップ解消 従業員を変えることが難しければ業務の複雑度を変えてやるしかない。その際に縦割りに注意。コミュニケーションを意識。時にはITも有効
顧客をマネジメントせよより
サービスの顧客はサービスを生み出すプロセスにも関わっている
サービスモデルのみならず、文化も非常に重要。 -
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■ブランド理念
A.2000 年代の10 年間に目覚ましい成長を遂げた50 のブランドを調査したところ、次の4つの重要なことが明らかになった。
1.いずれのブランドも、それぞれの業種にふさわしい形で、「人々の生活をよりよいものにする」ことを目指すブランド理念を掲げている。
2.これらのブランドは、人間にとって大切な、次の5 つの基本的価値のいずれかに関わるブランド理念を持っている。
「喜びを感じさせる」「結びつくことを助ける」「探求心を刺激する」「誇りをかき立てる」「社会に影響を及ぼす」
3.各ブランドのリーダーは、理念を主たる表現手段とするアーティスト ―― ビジネス・アーティストという性格が強い。
4.ビジネス・アーティストたちは、次の5 種類の活動に卓越している。
・人間にとって大切な5 つの基本的価値のいずれかに関わ
るブランド理念を発見(再発見)する。
・ブランド理念を軸に、企業文化を構築する。
・ブランド理念を発信し、社員と顧客の両方と共有する。
・ブランド理念に沿って、理想に近い顧客体験を提供する。
・ブランド理念に照らして、ビジネスの進歩の度合いと社員の仕事ぶりを評価する。 -
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600ページ超の大作。だが噂や憶測は皆無で、事実を基にしたGoogleの成長と混沌が描かれている。隠蔽主義のGoogleをよくぞここまで調べ上げたなというのが率直な感想。「クラウド」「ビッグデータ」がBuzzwordとして持て囃され、どこか上滑りな印象を受けるのは、その言葉を生み出したGoogle文化にあるのかもしれない。彼らは日々増えるデータと悪戦苦闘しながら、必然性の中でクラウド(Google流だとクラスターですね)やビッグデータという仕組みを生み出してきた。その本質を理解しない日本企業が真似ても上滑りに感じるわけだ。「常識を疑う」「既成にとらわれない」、そして徹底的に考える、その新しい組織体のGoogleがどういう方向に進むのか、YahooやMicrosoftのようにその巨艦が政治や制度に足元をすくわれて輝きを失ってしまうのか、再びペイジ氏がCEOとなったGoogleから今後も目が離せない。
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一般的に非常に洗練された企業に見えるgoogleを泥臭くと言うか、人間臭く描く事に成功している。あのgoogleも色々な壁に突き当たり、もがき苦しんでいるのかと思うと、googleに対する親しみもわくし、見方も変わってくる。googleはfacebookに追いかけられていると言うが、全くそんな事はないと思う。ネットを通じて真理というか、厳然とした世界を目指せば良い訳で、所詮学生の出会い系サイトに動じる必要はないはずなのに、オロオロしてしまう所が人間臭い。今の日本の状況を見ると、確かに優秀な若者が起業したりしているが、googleの本質は金儲けではなく、より崇高な物を目指している事を考えると、まだまだセコイというか、目指している物のレベルが低いと言わざる得ない。
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マーケティングにかかわる事柄で
視点~リフレーミングの気づきをくれる一冊。
No Rule, but Your Rule
私には
誰が言ったのか?どうしてそうなのか?
わからないのに、
なんでだか
「そうなんだ」
という思いになぜかはまることがある。
それを既成概念というのかもしれません。
そして、
いつかのときからか
「どうしてだろう?」という思いを持ちつつも
その既成概念を満たせるようにしている自分がいたりするのです。
ちょっと苦しかったり、痛かったりするのに。
この本の中に-「どうして?」ときく勇気-という節があります。
そこには
物事が昔と同じやり方で行われているのは、
「どうして?」と疑問を口にする有機のあるひとがいなからにすぎない・・・
とある。
「どうして?」と聞いてはいけない
という根拠のない言葉が今にもこだましそうですが、
こんな話が紹介されています。
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ある新婚カップルが新年のホームパーティーを開くことになった。キッチンで料理を手伝った夫は、妻がハムの両端を切り落としているのに気づいた。「どうして、そんなことをするんだい?」ときくと、「ママがそうしていたのよ」と妻が答えた。そこで、夫はリビングルームに戻って、妻の母親に聞いてみた。すると、「私のママもそうしていたのよ」といわれた。そこで、今度は老人ホームに電話して、おばあさんに聞いてみた。「家内がハムの両端を切り落としているので、何でそんなことをするのか聞いてみたら、お母さんがそうしてたからだって言うんです。それでお母さんに聞くと、おばあさんがそうしてたからだって。それで、どうしてハムの両端を切るのか教えてもらおうと思って電話したんです」
「馬鹿な娘たちだね」と、おばあさんは答えた。「私がハムの両端を切っていたのは、そのころ家にあったフランパンが小さくて、ハムを丸ごと焼けなかったからなんだよ」
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笑えないかもしれません。
あなたの職場や家で・・・
見ないところでおきているのかもしれません。
そして、
私の人生にも。。。。
もしかしたら、
スッキリする自分のルールをつくるきっかけが在るかもしれません。