香魚子のレビュー一覧
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ネタバレ結界は破ったが寿雪の魂は体から離れ、回廊星河というこの世に生まれる前の魂が集まる空間に飛ばされる。そこで香薔が登場したのには驚いた。皇帝鸞夕への独りよがり過ぎる行動がそもそもの原因である事が判明したのにはすっきりしたけど、死んでも恐れられるって香薔何しでかしたんだ。血縁者がいないと魂は呼び戻せない、という条件、忘れていたからどうするんだ?と思っていたらあー、いたわ。とあっさり終了したのはちょっと拍子抜け。寿雪の体を使って烏と対話がなされ、半身を取り戻すため界島に行くという展開が確定した矢先に海底噴火が起き、半身が白雷の手に。という事は対立している鼈の神の手に?寿雪の出自が白日の下に晒され、彼女を守ろうと奮闘する人々がいる中暗躍を始める人物も。これあと一巻で本当に終わってる?(本屋で最新刊は見たけど)
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Posted by ブクログ
妃二人の懐妊で後宮は祝賀ムードだが、前巻での騒動の結果謹慎中の寿雪。その状態でもどうしても、と乞われて相談された先祖代々の箱に描かれている女性の霊?の正体や前王朝の重臣から謎掛けられた呪術で亡くなった娘の隠された背景を解いたりしていく過程で、前王朝以前の歴史や政治的思惑が語られて改めて寿雪の立場の危うさが示される。なので香薔の結界を破った後の身の振り方、最適解なんだけど周りに味方が増えた寿雪にそれ強いる?としばらく辛かった。「烏妃はひとりであるもの」ここでも効いてくるかー。過去の烏妃の魂を呼び寄せられなかったりとはて?となった箇所が最終的に結界を破った後の展開に繋がったのは膝を打った。しかしせっかく高峻と心も通い合い、覚悟を決めた矢先にこの展開って。6巻手元になかったら本屋直行だったな。
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「後宮の烏」シリーズ、3作目。
中華風ファンタジー、世界観がさらに広がります。
後宮の奥深く、漆黒の夜明宮に独り暮らす特殊な妃・烏妃。
皇帝に侍ることのない烏妃は、呪いから祈祷、失せ物探しまで出来るという評判だった。
実際には、呪いはやらないのだが。
先代の烏妃から跡を継いで間もない寿雪は、まだうら若い少女で、神秘的なたたずまいで口数は少ないが、心は優しい。
無邪気な侍女・九九(ジウジウ)は世話を焼きたくて仕方がない。
護衛の温螢も、すっかり心酔している。
高峻の側に仕える衛青は、近づくのが本来禁忌である寿雪を警戒し嫌っていたが、自分との意外なつながりに気づく。
これにはこちらが驚きました。
この後宮って…
部屋の外にたたずむ幽霊。
何かを持って現れる老僕。
袖を引く小さな白い手。
宮中で起きる怪異のひとつひとつを抑えたり解き放ったりする術を持つ烏妃・寿雪でした。
だが、自らの宿命を変える力は持たない。
この世界の成り立ちが少しずつ見えてくるにつれ、遠方で起きている新興宗教の動きがどう絡んでくるかも気になります。
高峻は寿雪を苦しみから救いたいと願うようになるが…?
繊細な筆致で描かれる大きな構図に導かれて、不思議な世界に入り込めます。 -
Posted by ブクログ
人気の中華風ファンタジー、2作目。
衣装や言葉などは昔の中国風ですが、国は大きな島で、後宮もそんなに大きくはない様子。
どこか寂しげなしっとりした雰囲気と、昏い背景の中で息づく人々の優しさが魅力です。
後宮の奥深くにある漆黒の館、夜明宮。
妃でありながら皇帝に侍らない、烏妃という存在がいた。
依頼を受けて祈祷や祓いを行うという噂を聞いて、ひそかに頼みごとをしに来る侍女らが後を絶たない。
皇帝の高峻その人も、ある意味ではその一人だった。
孤独を守るよう、先代に厳しく言われて育った寿雪だが、次第に周りに人が増えてきた。
事件を解決するたびに、慕われたり、誰かを引き取ったりしてしまうのだ、
世間を知らず、不器用で不愛想だが、心の柔らかさが垣間見える。人もそこに引き付けられ、こちらもほろっと来ます。
一つ一つの事件は連作短編風ですが、まさしく連なって山場へと。
寿雪の不安と苦しみ。
後宮にやってきた謎の存在「梟」は、寿雪の中に封じられている「烏」を屠りに来たという。神の住む国から罪を犯して流されてきたという「烏」…
寿雪には覚えのあるはずもないことだが、烏とは、烏妃とはそういうものだったのだ。
このあたりは、がっつりファンタジー。
先を期待させる読み応えでした。 -
購入済み
続きが読みたすぎて★4
1巻に引き続きレビュー。好きすぎてレビュー。
本当に表紙の破壊力。胸キュン。キュン死。(死語?笑)
2巻はよくあるパターンではあるものの、ピンチを乗り越えていく話。初々しさがゆえのすれ違いだったり、想うからこそのすれ違いだったり、、なぜにそんなこじらせる?!とも思うけど、少女マンガはこれくらい非現実なのが好き。
これからどうなるのか、どう変わってくのかってのがまだまだキュンキュンしながらお金払って読めるとこだったので、完結しちゃったのが悲しすぎる。
むしろ、え、ここからもっとキュンありますやーーーん!と声を大に訴えたい…。
あと物足りなかったのは、やり取りが少ないとこ。学校以外では連絡どんな感じでしてるの?とか、お互いプライベート感知してなさすぎて大人な恋愛?!と、ストーリーとのギャップを感じる。意外にクールなつぼみ?
2巻でスッとさせるためかも知れないけれど…もっと読みたかったな>.<