香魚子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
思春期の女性を主人公にした四作品が収録された短編集。この作者の特徴として身近な少女たちを主人公に据えていることが挙げられる。いわゆる「少女漫画」的な「ドジだけど明るい」とか「引っ込み思案だけど可愛い」といった「記号的」なキャラクターではなく、その辺りにいそうな、ちょっと弱くて、汚いところも持っていて、傲慢さもあり我が儘でもあるけれど、それでも愛しさを感じられるような、そんな少女たちを描くことが多い、そんな風に感じる。
そして、この作品集におけるもう一つの特徴は失われた——あるいは失われそうになる何かを巡る話が綴られているということだ。一話目は世界の終わりを告げられた少女の物語。二話目は三人 -
Posted by ブクログ
少女マンガ作家の中でも屈指の画力を持つ香魚子先生、オリジナルとしては初の長編。楽しみにしてました!
相変わらず美麗すぎる絵はそのまま画集になりそうな勢い。それでいて少女マンガとしての質も高く、甘酸っぱいやらやるせないやらの気持ちにしっかりなれるところがマル。
どの子も可愛すぎてまいる。第1話の志保ちゃんの素朴な可愛さもさることながら、奈七美ちゃんの透き通るキレイさも捨てがたい。が、一番はやっぱり聡美さんで間違いなし。年上のお姉さんへの憧れ。うう、つい昔を思い出してしまいます。今も昔も、少年が憧れるのは年上のお姉さんなのだ。そんな少年の淡い恋心とイケナイ感情がこんなにキレイに渦巻いてるのが貴