【感想・ネタバレ】隣の彼方のレビュー

あらすじ

本当の友だちが欲しい、好きな人を振り向かせたい。誰もが日常の中で抱える願いを、独自の視点から描き出した繊細な4編を収録。 【収録作品】ノストラダムスと榊くん/ひみつみっつ/隣の彼方/Keep a diary

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思いあるところが・・・。

登場人物たちの考えや行動は、誰でも覚えがあると思います。
思春期の黒歴史とか・・・。身につまされます。子どもの頃は物凄く大ごとだったそれらも、今見ると微笑ましく感じます。でもやっぱり子供にとっては大ごとなんですよね。なんだかとても懐かしく、泣けてしまいます。

#泣ける #切ない

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2023年07月06日

OP

購入済み

すごい!

初めてこの作家さんを読みました。漫画なのに、小説を読んでいるみたいな気持ちになりました。どのお話も、心をざわつかせる何かがあって、余韻があるものばかりです。人の気持ちって、一言では言い表せないもの。漫画でこんなに表現できるのがすごいと思いました。

#深い

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2021年05月18日

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ネタバレ

この本も表紙の透明さと線の細さに惹かれて衝動購入でした
今回は比較的読みやすかったような気がします
ノストラダムスと榊くんで、榊くんがいう「この世の終わり」が、実は「自分の世界の終わり」だったというのは、少しさみしい事実だなって思ったり
気づかされた榊くんも、そうなるまで気づくことができなかった「私」も
このはなしが一番好きかなぁ・・・

表題作の隣の彼方の幼馴染にも是非幸せになっていただきたい・・・!
個人的に今後が気になる作品が多かったです

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2012年08月10日

Posted by ブクログ

可愛らしい絵柄と淡い色塗りの表紙に「ほのぼのかな?」と思わされがちですが、読んでみるとこれが結構毒づいた話が多めで、特に最後の「Keep a diary」はブラックです。終わりは救いがあるのですが、過程はお砂糖なんて入ってないブラックコーヒーです。
全作品それぞれ良かったと思いますが、特に表題作「隣の彼方」は秀逸な出来となっていると思います。
幼馴染という近くて遠い距離を繊細な感情表現で上手く表しています。
個人的には二番目の「ひみつみっつ」も推したいところ。
女性なら誰しもが誰かに共感を抱ける話だと思います。

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2012年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書名應該是隔壁的對面,或隔壁的遠方吧@@ 還是這句其實是俗語@@???如中文「司馬昭之心」,意思隱藏在下一句,而非單純指某人的心,且有負面涵義;或是「四面楚歌」,不是周圍的人高興的在唱歌,而是陷入難以挽回的悲慘局面。


回來說故事。因為我先看了《伯爵與妖精》漫畫版,有買因此看得很熟~結果總是把這本的角色當成愛德格和莉迪雅XD
總體而言,香魚子的主要人物設定真的都頗像莉迪雅@@ 認真、不善言詞、不敢說出真正心意。

<預言與阿神>,竟然是全彩的短篇!不過上下的黑框是怎樣@@ 感覺有些浪費珍貴的彩頁空間了@@ 男主角阿神是看到未來那天一片黑暗,可是小孩子不懂死亡,所以才以為世界毀滅了吧。

<三個秘密> 同時三位女主角都有當第一人稱哩。不過我還是討厭巧克力女啦。而且~這就是之前exAgo說的河蟹結局XD  黑髮女、柔弱女和巧克力女三人是朋友,不過黑髮女漸漸很氣巧克力女總是自以為是。如某次巧克力女想借物理作業抄,柔弱女要借她卻被嫌功課不好,巧克力女想要黑髮女的筆記~還說會請她吃蛋糕答謝~可是黑髮女根本不想吃蛋糕。後來三人吵架後,黑髮女收到巧克力女寄的一疊相片~於是就感動的合好了←喂喂喂,你討厭巧克力女的原因還是存在呀XD!

還有,我不認為「一視同仁」可當作了不起的優點。既然是「好朋友」,這層特殊關係,不就意味著更熟悉對方,所以會有不同的待遇嗎?不然,普通同班同學和知心好友,到底差別在哪?知心好友的功能是一起走路回家、無償性義務勞動嗎?


<熟悉的陌生人> 那男的既然有女朋友,還一直做出會讓亞彌誤會的舉動~這人就算變成男友,也一定無法讓女友安心。不過幸好最後兩人沒有老梗的在一起。

<Keep a Diary> 女學生作家與交換日記的事。這篇可說是整本我最喜歡的吧。雖然回憶框用得有些怪XD 但一開始就用回憶框的話就會爆劇情了XD 美化自己,真是悲哀又恐怖的現實,因為很多人都會這樣。

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2011年12月03日

Posted by ブクログ

シャボン玉みたいに、透明でふわふわしてて、すぐ消えてしまう。

そんな絵と物語。

あからさまな涙はでないけど、何故か泣きたくなる。

重みがないところが、想像を張り巡らせることができて好きです。

何度でも読み直してしまう。

そのたびに別のとらえかたができて、切なくなります。

重量感のある話は安定してるけど、一つの視点に囚われてしまうので。


一つ一つの作品の、彼女たちに会いたい。

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2011年07月15日

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素晴らしい透明感です。
ほかの作家さんには、あんまりないものですよね。
香魚子先生独特の世界観(・・・っていうのかな?)が、大好きです。
ちなみに私は、『ノストラダムスと榊くん』と『隣の彼方』が1、2を争うくらい、お気に入りです。

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2011年05月09日

Posted by ブクログ

香魚子の2冊目の短編集。もともと完成度の高い漫画を描く人だけど、物語の構成がさらに上手になって、ほかの作家と比べて極めてレベルの高い短編集になっている(特に、表題作が素晴らしい)。少女特有の繊細な感情という、自分の描きたいテーマにこだわり続ける姿勢は、これからも捨てないで欲しいと思う。

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2011年04月17日

Posted by ブクログ

事の顛末が最後まで語られないので、今もどこかで続いているような気がする話でした。
全体的に、さらりとしているというか、透明感のある雰囲気でした。
絵がとってもきれいです!!

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2011年02月12日

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この作者さんの短編集が好きで今回も思わず買ってしまいました。
どのお話も大好きでしたが、一番好きなのは3話目。幼なじみって関係が大好きで、この二人の距離感がたまらなく切ない。短編でここまで中味がつまったものは久しぶりかも。
2話目は多分女子高生やったことある人なら経験したことあるんじゃないかなぁ、って思う関係性。実際自分もこんな感じのことがあったのでドキドキしながら読みました。

また短編集でないかしら…

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2011年01月18日

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久々に大ヒット!な少女漫画。
完全に表紙買いでしたが大正解。
4作の短編集。

どの作品も感情描写が豊かで、展開もなかなか。
いちばん好きでわかる、っていうのは2話めのひみつみっつ。
でもどれも読み応えありです。
思春期の女の子特有の嫉妬とか、純粋さとか透明感が見事に描かれてます。
うらやましい。

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2010年12月21日

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本屋で平積みになっていたのをホントに何となく買ってしまった漫画でしたが、買って良かったです。
本当に繊細なお話で、不器用で切なくてそれでもひたむきに生きている少女たちが描かれた短編集です。大人になった今はそんな彼女たちが眩しいです。

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2010年11月28日

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ネタバレ

透き通るような絵と、儚く切ない話が非常によく合っていると思います。
表題作の、隣の彼方で、主人公のあやは幼馴染の好きなものをいまだに覚えているこの気持ちを彼はきっと知らないと言っていましたが、それでも幼馴染というのは、そこに思慕の情がなくともお互いを大切に思いあってるものなのだなと最後のシーンを見たときに思いました。個人的に、ひみつみっつも良かったです。

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2013年01月20日

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 思春期の女性を主人公にした四作品が収録された短編集。この作者の特徴として身近な少女たちを主人公に据えていることが挙げられる。いわゆる「少女漫画」的な「ドジだけど明るい」とか「引っ込み思案だけど可愛い」といった「記号的」なキャラクターではなく、その辺りにいそうな、ちょっと弱くて、汚いところも持っていて、傲慢さもあり我が儘でもあるけれど、それでも愛しさを感じられるような、そんな少女たちを描くことが多い、そんな風に感じる。
 そして、この作品集におけるもう一つの特徴は失われた——あるいは失われそうになる何かを巡る話が綴られているということだ。一話目は世界の終わりを告げられた少女の物語。二話目は三人の少女たちのバレンタインを巡る友情の物語。三話目は幼なじみだった男の子を巡るお話。そして、最終話は交換日記をしていた二人の少女のお話。
 或いは失われ、或いは取り戻される何かを描くそのペンは細く、繊細そのものだ。
 収録作の中にはいささか予定調和的なものもあって、もう少し突き抜けてくれてもと思う部分がないではなかったが、下手に触れると壊れそうな素材をきっちりと描ききったという点は十分に評価して良いと思う。

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2011年06月13日

Posted by ブクログ

短編集。巻頭カラーのショートが秀逸。女子の友情モノなど。
重い話も多い。全部の話が好きというわけではないけれど、カラー漫画と表題作があまりにも素晴らしい。
絵がどれも美しく、雰囲気が好きな漫画家。

表題作:隣に住んでいるが、今や何となく遠い存在となってしまった幼馴染。彼のことを好きだと気付いたけど、向こうはどう思っているのかな...?

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2011年02月17日

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綺麗な表紙に思わず買ってしまった少女漫画。読み切りです!幼馴染の話では切なさがいっぱいだったけど、いい感じな関係がこれから築けるんだろうなと思ったところで終わってしまったので少し残念でした。女の子がとても可愛い

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2014年11月06日

Posted by ブクログ

SF風だったり、サイコホラーだったり、話の構成がしっかりしていて、少女漫画が苦手な人も読みやすいと思います。
女友達の微妙な面倒臭い心理を描くのが上手。
でも、それに比べると男のキャラが類型的で魅力に欠けるかも。
ダークな話のハッピーエンドな終わらせ方も、心理描写にリアルさがあるだけに少し安易かなと感じました。

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2013年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「シトラス」で香魚子を知った人間として、
「隣の彼方」の短編集は
「こんな話も書くのか」と思った漫画でした。

読んだ二作で言うなら、
シトラスは「表」で
隣の彼方は「裏」かな。

人間のドロドロした感情を
こんなに表現しちゃっていいの?って思う感じでしたね(笑)
嫉妬など、精神的な感情が結構表に出てます。

少女漫画を期待するよりは、
もう少し対象年齢上を狙ってる印象はあります。
たぶん中高生向きではなさそうな気がする(笑)

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2012年01月25日

Posted by ブクログ

表紙が淡い色使いでキレイで、本屋で一目惚れして買いました。
やっぱり香魚子先生の絵好きです。
内容ももちろん表紙のイメージとぴったりで、淡く切ない印象を受けました。

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2011年04月24日

Posted by ブクログ

どの話もとても痛く、少女ゆえの感情が怖かった。特に最後の『keep a diary』は痛かった。絵が儚いだけに痛さがきわだつ。

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2010年12月04日

購入済み

う~ん

漫画なんだから、幸せにさせてよ。

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2018年06月04日

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