香魚子のレビュー一覧

  • 後宮の烏5
    妃二人の懐妊で後宮は祝賀ムードだが、前巻での騒動の結果謹慎中の寿雪。その状態でもどうしても、と乞われて相談された先祖代々の箱に描かれている女性の霊?の正体や前王朝の重臣から謎掛けられた呪術で亡くなった娘の隠された背景を解いたりしていく過程で、前王朝以前の歴史や政治的思惑が語られて改めて寿雪の立場の危...続きを読む
  • 後宮の烏7

    後宮の烏

    初刊から最終刊まで一気に読みました。
    面白かったです。
    最後の終わり方もすっきりしてたし後味爽やかでした。
    秋のテレビアニメも楽しみにしたいです。
  • 後宮の烏6
    結界を破る儀式の直後、寿雪の中に烏がはいり、寿雪の魂は回廊星河へ。
    一方、界島の調査に向かった千里と之季。
    海底火山を見に行こうと海に出ると、海に異変が。

    気になっていた5巻の続き。
    危ない橋の上を渡るような状況にハラハラ。
    烏連娘々の半身探しも順調には行かず。
    ただ、人とのつながりの暖かさが随所...続きを読む
  • 後宮の烏2
    おもしろかった。2巻続けて一気読み!!
    2巻でこの展開とは…早くもシリーズの沼にどっぷり。

    孤独な烏妃は、楽土に行けない幽鬼を救うことの出来る特別な存在。
    夜伽をしない烏妃・寿雪と帝・高峻の永遠に秘されるはずだった過去の因縁。次々と明らかになる驚愕の事実に、これからの二人はどうなるの?
    あー、切な...続きを読む
  • 後宮の烏2
    いや、おもしろい。
    ハラハラ、どきどき、胸がチリチリと苦しくなったり、背筋がひんやり冷たくなったり。
    まだ、2巻か。そうとは思えぬほどの満足感。世界観にも魅了されるし、烏妃を取り巻く人との繋がりにも引き込まれる。

    類は友を呼ぶというけど、優しさにほろりとする場面が多い。優しさは連鎖して広がっていく...続きを読む
  • 後宮の烏6
    寿雪が心を失った❗ 一大事に、どうなることかと ドキドキしながら本を開いたのだが、その件は わりとあっさり解決。そうなのか…
  • 後宮の烏2
    寿雪と高峻のやり取りが面白い!って単純に言えなくなってきた
    いや、ほっこりして面白いんだけど…なんとゆうかお互い闇が深い感じで少し苦しい
    知らぬ間に支え合って助け合って、少なからず生きる糧になってる
    どんどんお互いの存在が大きくなってる

    烏妃がこんなに深い設定だと1巻では気づけなかったので、それも...続きを読む
  • 春と嵐 2
    あゆこ先生の絵、とても好き。これはちょっと惜しかった、、、!2巻完結だからしょうがないけど、2巻の中に失恋・告白・当て馬・デート・元カノ…とめちゃくちゃ凝縮されてつまっていてまとまってはいたけれどゆっくり見たかったなあ、と。
  • 後宮の烏4
    力を取り戻したらどうなるんだろう?
    力を取り戻すためにはどうするんだろう?
    まだまだ謎めいています。
    烏妃は存続するのか、出来るのか?
  • 後宮の烏2
    不穏な空気というか悪い事が起こりそうな予感というか、そういう雰囲気のまま物語が進んでいきドキドキします。

     侍女をおかぬようにという先代烏妃の言いつけを破り、成り行きとはいえ侍女や宦官を置くことになってしまった寿雪。人との交わりを持ってしまったらもう孤独には戻れないと思います。寿雪のためにそれが良...続きを読む
  • 後宮の烏6
    「烏」がその身体に入り、魂が飛ばされてしまった寿雪。
    たどり着いたのは魂が循環するという場所。
    そこで初代烏妃である香薔と邂逅する。
    神々の争いと世界の主導権の争い。
    話が大きく動いてきて面白くなってきた。
    冬官の千里が癒し。
  • 後宮の烏6
    もうほんと、自分の記憶力のなさがうらめしい…。
    登場人物の名前を見ても、それまでのエピソードがほとんど頭に残っていくてもどかしいんだけど、それでも面白い。
    春雪、戻ってこれてよかった。千里さんめっちゃ好きだけど、次の巻読む頃には忘れてるんだろうな…
  • 後宮の烏6
    6巻にして物語も大詰めかと思いきや、どんどん謎が深まっていって、ますます引き込まれた。
    魂だけの存在になった寿雪が回廊星河で出会った香薔。これまで物語では、烏によって縛られてきた悲劇の烏妃たち、という構図がどうしても目立っていたけれど、烏と歴代烏妃たちを縛っていた存在こそ初代烏妃の香薔だったというこ...続きを読む
  • 後宮の烏3
    何よりも高峻と寿雪が魅力的です。
    話が動いてないときも捲るページが重たくないです。
    続刊も楽しみです。
    ところで呪殺はじゅせつとも読めるのは関係あるんでしょうか。気になります。。
  • 後宮の烏6
    寿雪の魂はどこに行ってしまったのか?大きな運命の渦に巻き込まれハラハラする。高峻と二人で碁を打つ穏やかな時間が続いてほしいのだが…。
  • 後宮の烏6
    後宮の烏の六作目。

    大変わがままなのはわかっているが、
    前作後半あたりから、
    話の展開が早くて気持ちがついていかない。

    烏妃の存在が認められたのも、
    生を終えていないものが彷徨う回廊星河から寿雪が戻ってきたのも、
    あっさり、と感じてしまう。

    それはこの物語が終わってほしくない、
    という気持ちの...続きを読む
  • 後宮の烏6

    舞台は王宮の外へ

    寿雪が今まで人助けしてきたことが今回、自分の命を救うことになっていたので、情けは人の為ならずという言葉が染みる前半でした。後半はこれまでの色々な話がまとまって来て、いよいよ本筋に流れ込んできたという感じで今後の展開が楽しみです。
  • 後宮の烏3
    「後宮の烏」シリーズ、3作目。
    中華風ファンタジー、世界観がさらに広がります。

    後宮の奥深く、漆黒の夜明宮に独り暮らす特殊な妃・烏妃。
    皇帝に侍ることのない烏妃は、呪いから祈祷、失せ物探しまで出来るという評判だった。
    実際には、呪いはやらないのだが。

    先代の烏妃から跡を継いで間もない寿雪は、まだ...続きを読む
  • 後宮の烏2
    人気の中華風ファンタジー、2作目。
    衣装や言葉などは昔の中国風ですが、国は大きな島で、後宮もそんなに大きくはない様子。
    どこか寂しげなしっとりした雰囲気と、昏い背景の中で息づく人々の優しさが魅力です。

    後宮の奥深くにある漆黒の館、夜明宮。
    妃でありながら皇帝に侍らない、烏妃という存在がいた。
    依頼...続きを読む
  • 後宮の烏4
    安定に面白い。見たことのない風景や衣装が鮮明に想像できる。
    かくひが懐妊したことが私はショックです。