香魚子のレビュー一覧
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静かに時に激しい鎮魂歌の様な物語を肌で感じて、泣きながらしみじみと楽しみました。情緒溢れる語り口に魅せられ、何度も読み返して、この世界観に溺れてしまいそうです。とても素敵なお話でした。
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小説の舞台になる設定が凄いです。海の向こうにあるという神の棲む国、幽宮、その宮の葬者部である梟、梟の妹になる烏、梟と烏は海のあぶくが二つに分かれて生まれたもの、幽宮で流罪になった者が行き着く忌み島が宵、盛りだくさんで一度では理解できませんでした。香薔によって烏の器にされてしまった烏妃、悲しいですね。
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文章が流麗というか綺麗です。文章を読むと次々と情景が浮かんできて、表紙のイラストのせいかアニメーションのように頭の中でストーリーが広がっていきます。烏妃寿雪と皇帝高峻がどのような物語を紡いでいくか楽しみです。
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香魚子さんの作品の雰囲気が大好きすぎて今回のも即買いでした。
今回の男の子もかっこよくて、自分もこんな青春をしたかったと思うくらいです。
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後宮の烏がとても面白かったので、同じ作家さん作品を探したら、レビューが良かった此方の作品を見つけて購入。
登場人物もそれぞれ魅力的、頑なな主人公の棘公爵の気持ちの揺れが、もう少し描かれても良かったかな?とも感じましたが、話の筋も面白かったしお安めでしたし、購入して良かったです。 -
おもしろかったです。
家庭教師に勉強を教わっているうちに惹かれていくっていうのはよくあるけど、最初から勉強じゃなくて恋愛指南を受けるとは。
こういう恋愛に疎い女の子の話は結構好き。
愛理が熱を出して寝ているときの霜月先生の「つきあおっか」がキュンときた。
もっと続きが読みたかった。
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4巻を読んでから間があいたので、これまでのストーリーをうろ覚えで読み始めたので、4巻までの世界観に勝手な印象を持ってしまっているかもしれませんが、、、。スピーディーな展開、そして続きがとても気になる終わりでした!
これまでより霊を呼ぶなどのシーンが少なかったからか、烏妃の神秘的な印象よりも等身大の...続きを読む