うめざわしゅんのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
謎は深まるばかり
チャーリーの実の父親の話やルーシーの過去など仄めかしの形で新たな伏線がはられて今後のストーリー展開が読めない。チャーリーの格闘シーンも多くアクション漫画としても楽しめる巻。養父母が殺されてしまってチャーリーの表情描写が変わったが、闇堕ち展開もあるのか?
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購入済み
絵も話もテーマもすごい
基本的にはマンガ沼やこの漫画がすごいのおすすめという理由で軽い気持ちで読み始めたので、人権とか正義とか思い価値観についての問題提起とSFアクションがうまく融合しているすごい漫画であることに良い意味で裏切られた。ネットフリックスなんかで映像化されそうなクオリティの高さ。
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購入済み
良質な映画みたい
マンガ沼やこの漫画がすごいで紹介されて気になっていたが、表紙の絵とタイトルがピンと来ずこれまで読んでなかったが、ちょうど時間ができて割引クーポンも手に入ったのを機会に読んでみた。SFをベースにした人間の価値観を問うような映画のような作品。チャーリーのデフォルメ以外はリアリティのある作画でありながら見やすいし、チャーリーの泰然とした言動や周りの人間たちの衝突など今後のストーリー展開にも惹きつけられる。
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購入済み
ただの漫画じゃないよこれ
チャーリーを見てると
人間は小さい存在だと
感じます。
特に日本人は自分の意志よりも
周囲の目を気にして
個を捨てています。
学校や職場でのいじめは
その結果でしょう。
自分の個性に正直に向き合い生きていく、
チャーリーはそれを当たり前に
行っています。
だから人間から見るとおかしな存在に
見えるのかもしれませんが
おかしいのは人間。
チャーリーのような違う存在を認め、
共存共栄を考えないといけません。
この漫画を読んで人との接し方、
生き方を考えるきっかけを
与えてくれた素晴らしい本です。
がんばれチャーリー!! -
Posted by ブクログ
物語が大きく動いた3巻。
ヴィーガンや過激な動物愛護団体、それに反発する保守的な人たちの対立が描かれるが、(今のところ)双方の言い分をどちらかに肩入れすることなく(もちろん、作中で描かれるALAによるテロは容認できるものではないのは明らかだが)判りやすい形で提示(そして両者の妥協点を見いだすことの困難さも)しているが良い。さらに、そこに動物でもあり人間でもある、動物vs人間という二項対立から外れながらも主体としての意思を持つ存在であるチャーリーが人と動物という関係性そのものを揺らがせる存在になりそうで、この先、いったいどうなるのか期待せざるを得ない。 -
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購入済み
表面的な面白さとテーマ性
頭を使わずとも、特別な個としてのヒューマンジー、チャーリーをトラブルに巻き込むALA、チャーリーを味方する友達や家族、この三者関係のストーリーを追うだけで十分楽しめます。そして、ストーリーの裏にある菜食主義などのテーマを考えることでさらにもう一段階漫画を楽しめます。おすすめです。
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購入済み
良い
ヴィーガンの人の中には、動物を食べる=悪、動物を食べない自分たちだけが正しいことをしている。悪を正さなければ!という思想を持って過激なことをする人たちがいる。私は欧州在住で、ヴィーガンの人が周りにたくさんいるが、人の食についてはお互い口を出さないようにしている。このマンガの題材は非常に興味深い。
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無料版購入済み
新しい
人間とチンパンジーの間に生まれたチャーリーの話。ギャグではなくシリアスなマンガ。ビーガンテロなど話が現実的で、実際に起こりそうなところが良い。チャーリーが時々見せる不気味さも良い。今年一番期待するマンガ。映画になって欲しい。
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ネタバレ 購入済み
タイトルの意味
研究所で人工的に生み出されたチンパンジーと人間の雑種、ヒューマンジーのチャーリー。特異だけれど人間味のある彼が動物権利団体のテロに巻き込まれて……
タイトルの意味が気になります。
次巻が楽しみです。 -
5.0 (2)購入済み
どうしても読みたかった
仕事でなかなか書店に行けないのでこちらで購入しました。
江口夏美先生の読み切りがどうしても読みたかった。
とても不思議なお話。続きが読みたいような、謎のままにしておきたいような…
そして、ひとコマひとコマが一枚のイラストのような作画に尊さすら感じます。
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Posted by ブクログ
2話目の「オーバードーズ」のピンキーとチーフの関係性とか、無性に好き!!たった一つの事で一人の人間を疑いなく信じ切る様はBLに通じる。純粋な妄執と言うか、妄愛と言うか、言葉が見つからんが、こう言うのはいい!!自分を騙して男とグルになって金を奪おうとした子持ちの女を、子供に免じて逃がしてやるピンキー。「ふん…別に救ったってわけじゃねぇ。見放しただけだ」物は言いようとは正にこの事だ。
第5話、第6話『HOW TO GO』でまさかのBL。小野塚カホリ的世界観。
かつて果てしなく痛い中二病的精神を持ちながら大人になってしまった人間をあざ笑いながらも愛おしむような感覚を持っている気がする。中二病的痛さと