小田菜摘のレビュー一覧

  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて天職を知る~

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    平安時代の宮中を舞台にしたライトミステリー。

    のっけから話し言葉が現代風というかライトノベル的なので違和感があったけど、まあ、読んでるうちに気にならなくなった。

    16歳も年下の天皇に妃にと請われ、けれど昔恋仲だった宮様との事もあり女官として宮中に入った女性主人公が謎解きをするのだけど、謎解きの部分は正直どうでもいい(笑)
    再び惹かれあう二人と彼女に恋する少年天皇との関係が、どうなっていくのかが気になる。
    個人的にはむしろ天皇に頑張ってもらって、ヒロインが悩むような展開を見てみたい^^

    続巻がありそうなので、そんな恋のさや当てが見れたらいいな。

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    2019年12月16日
  • お師匠さまは、天神様 やり直しの道は太宰府から

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    ネタバレ

    序盤の菅公に多少苛つくのだけど、将門公が出てきてからのテンポがいい。シリーズになったら、三大怨霊出てくるのかな、と思いつつ。

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    2019年09月14日
  • そして花嫁は恋を知る1 黄金の都の癒し姫

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    シリーズ1巻

    デビュー作、かな?


    砂漠の国と、帝国との婚姻

    主人公の出自のどんでん返しも見事だし、
    恋に落ちていくところも可愛らしい
    一気読みパターンのお話

    次巻もすでに買ってあるので
    読むのが楽しみ(^ω^)

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    2019年03月22日
  • 西陣あんてぃく着物取引帖

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    若干最後ぎゅうぎゅう感が否めないけれど、
    そこそこ面白かった。
    ところで拍子裏の「恋の物語」とは……(笑)
    恋愛っぽさはほのかに香る程度。

    主人公が最初からイライラしていたので、
    なかなか物語に入り込めなかったのですが、
    そこをクリアすれば読みやすくてよかったです。

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    2018年06月10日
  • 恋衣花草紙 ~山吹の姫の物語~

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    ネタバレ

    とても良いお話でした。
    読後感もよく、全体的に爽やかな雰囲気です。
    後宮内の女御同士の諍い、帝位争い、先帝の后でありながらその息子の帝に嫁いだ「二代の后」。
    どろどろとした黒い世界が舞台なはずの物語りなのに、不思議と黒さがない作品でした。
    ただ、そこが良いと思う反面、物足りないようにも思えます。
    政争の世界の闇の「黒さ」がもう少しあれば良いのになと思いました。

    読みやすく、主人公二人のキャラもとても好もしい。反面、良い人過ぎる気も少ししたのですが、、、

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    2017年05月07日
  • なりゆき斎王の入内4 ~その想い、ひとかたならず~

    aaa

    購入済み

    お話自体は面白かったですー。

    ただ誤字が2、3箇所あったので気になって、文章がすんなり入ってこなくなったところが残念。

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    2015年07月09日
  • なりゆき斎王の入内4 ~その想い、ひとかたならず~

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    ネタバレ

    熊野編は終わりかな?

    前回、矢傷を負った貴哉を前に取り乱す塔子とそれに寂しく思う明槻。彼は後半塔子が狙われていると知って、塔子の気持ちが分かったんですけど、あくまでも塔子の気持ち優先で、自分はあとなんですね。

    そんな彼にやっと塔子は自分の気持ちを明槻に伝えて、よかったねー、明槻って感じです。

    新キャラの晃子は、美人だし、貴哉の嫁候補なのか、実は刺客は彼女だったり?とか思っていたら、最後思いっきりの予想外な展開でびっくり。まさか範康の嫁だったとは。しかも子供もいるし・・・。

    濃厚なキスはお子さまな塔子には目の毒です(^.^)

    次はまた宮中に戻ると思いますが、さて次は誰が出てくるのかな。

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    2015年06月30日
  • そして花嫁は恋を知る3 紅の沙漠をわたる姫

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    二人旅って流れがとっても好き。そしてヒーローのビジュアルが好き。
    作中で美少年美少年言われるだけはある…。

    エピローグがあっさり目なのが少し残念です。

    その辺の紆余曲折と恋愛面でもう一冊出来そうなのにな。恋を知ってからの話も見たかったので★4

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    2014年11月30日
  • なりゆき斎王の入内 ~この婚姻、陰謀なりけり~

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    ネタバレ

    小田菜摘さんの新シリーズ。結構好きな平安時代だったんで買ってみました。

    暁の正体は文章上は明らかにはなりませんでしたけど、貴哉との会話から、東宮その人ですね。塔子は今は貴哉の方に気持ちがあるようですけど、東宮=暁って分かったあとはどうかなぁ。

    次は尚侍の話でしょうけど、宮中での1年で塔子の気持ちにどう変化が出るのか、楽しみにしてます。

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    2014年06月08日
  • なりゆき斎王の入内 ~この婚姻、陰謀なりけり~

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    ネタバレ

    暁の正体的な意味で結末まではいかなかったけど、続きも読んではみたい。でもどう続けるんだろう。陰謀解決しちゃったし、怪しい人達ほぼ消えたけど・・・それこそ新キャラかな?
    主人公二人はわかりやすく惹かれあってるけど、どうも見たとこ口ではきつく言ってる塔子の方が、無自覚にでも気持ちが強いように感じる。それこそ一目惚れに近いような。暁に関しては、一目惚れとはいかないと思うけど、塔子を知っていく内に段々と、っていう感じ?大人な分か、暁の気持ちは固まりつつあると思うけど、塔子はまだ子供だしね。自分の心の動きを把握しきれていない気がする。まあそれはここからなんでしょうな。

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    2014年04月13日
  • 【シリーズ】薔薇は聖なる都で咲き誇る

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    兄と父、最悪だな!(笑) 彼ら二人のおかげで、抜け目なくしたたかなはずのレオナルドの爽やかさが必要以上に際立つ・・・マリアンジェラはいい子だし、お似合いのご夫婦ですよ、ほんと。
    それから、途中の挿絵のお兄ちゃんのいやらしさには度肝を抜かれました。あれこそ爬虫類の笑み。まだまともだと思ってた聖王様もあれだったしな・・・マリアンジェラはほんと、身内の男に恵まれないな。レオナルドと可愛い子供達を育てていい家庭を築いてほしい。

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    2014年04月02日
  • 革命は恋のはじまり5 ~つながる想いと開ける未来~

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    ネタバレ

    シリーズ5巻で最終巻。

    教員になるための最終試験の研修先が発表され、ナクシュデルひとりだけが首都から遠く離れた辺境の村に派遣されることになってしまった。そのことを不当に思うけれど、もしかしたらリュステムとのことが関係しているのかもしれない、とナクシュデルはリュステムにも相談できないままでいた。けれど出発間際になり、リュステムは茶会でパキーゼからそのことを聞いてしまい、荷造りをしているナクシュデルの元に飛び込んでくる。

    リュステムとの仲を周囲に認めてもらうため、そして、何より自分の「教師になりたい」という夢のため、遠く離れた辺境の村で教師としての研修を始めたナクシュデル。旅立ちの日に喧嘩をし

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    2013年08月15日
  • 革命は恋のはじまり3 ~告げる想いと自立する願い~

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    ネタバレ

    シリーズ3巻目。
    やっと告白しましたね(笑)見ている分(読んでいる分?)にはお互いの気持ちが分かりやすすぎてじれったく思っていました。でも今回はリュステム頑張ったのでは。ストレートな告白も彼らしく思いました。
    教師の道に進む決意をしたナクシュデルですので、次の巻からは王太子の通う大学が舞台になりそうです。アイハンも頑張って踊りの道を極めて、イドリースとパートナーになったらいいと思うよ。彼女、最初はあんまり好きじゃなかったけど、ラスト辺り結構好きだったなぁ~。また登場してくれたらいいけれど。
    王太子の行動がリュステムを常に焦らせてるのが可笑しかった。彼はなかなか策士ですね。4巻からはもっと積極的

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    2013年05月11日
  • 革命は恋のはじまり3 ~告げる想いと自立する願い~

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    ネタバレ

    3冊目。皇帝の寵姫から舞踏団の一員となっていたナクシュデルですが、教師の道に進みそうです。リュステムが結構乗り気だなって思っていたら、確かに舞踏団の一員がカノジョっていうよりは、教師がカノジョの方が、万民受けしそうですよね。

    リュステムとは相変わらず口べた二人で、なかなか先に進まないなって思ってたら、意外と今回はリュステムがんばりましたね。二人とも中学生レベルの告り方でしたけど、ちゃんと好きって伝えられたのはよかったです。巻末の漫画にもニヤニヤしちゃいました。

    アブデュル先輩もいい仕事してますし、当て馬レオンティウスも、何気にリュステムを煽ってくれてて、彼の挙動にムッとしてるリュステムもか

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    2013年04月02日
  • 霧の都の恋人たち ~貴婦人の恋は珈琲の香り~

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    主人公が少女小説にしては地に足ついてて好印象。小田さんの硬めの文章も私好みでした。
    アデライトが階級社会への疑問と固定観念の間で悩むところとか、当時の医療事情なんかがしっかり書き込まれてておもしろかった。クリスティアンとの会話が知的なぶん、ときどき挟まる年相応のやりとりも可愛かったです。
    ここで終わらせないで、ぜひ続きを...!

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    2013年02月15日
  • 革命は恋のはじまり2 ~2つの求婚と目覚める想い~

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    ネタバレ

    『革命は恋のはじまり』第2巻。

    副題にあるように今回はナクシュデルとリュステムの両者に縁談話が…。と言ってもナクシュデルは縁談ではないわなぁ~。例え話みたいなもんでしょうか。

    リュステムは王子様の積極性を見習った方がいいよ(笑)ハンカチを理由に会う約束も良いですが、もっと直接的な行動に出ても良いのではwwナクシュデルも自分の気持ちを自覚しましたし、リュステムも父親に認めてもらえるよう頑張れ!そしてもっと積極的に!!(笑)お互い好きあっているんだから。次巻に期待しておこう。
    そりゃそうとハディジェ(特に言いにくい名前ww)の性格の悪さに小田さんが書く悪役をみた気がします(笑)

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    2013年02月18日
  • 革命は恋のはじまり1 ~え? 後宮解散ですか!?~

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    ネタバレ

    コバルト文庫で嫁恋シリーズを書かれている作家さんのビーズログ文庫初作品。あとがきにラブコメと書いてある通り、今回の話はコメディ要素も入っていてとても読みやすかったです。ラブはやっぱりちょっと少ないかも(笑)これから増えていくといいなぁ。ナクシュデルもリュステムもお互い惹かれ合っているのに素直じゃないんだから!(笑)本当にじれったいww

    国王の寵愛を得るために日夜、自分を磨くことに努力してきたナクシュデル。ところがいざお召し上げになった当日、国王の政治に反感を持つ反乱軍により革命が起き、後宮が解散になってしまう。そんな慌ただしい中、ナクシュデルは革命軍のリュステムに出会うわけだけど、二人とも最

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    2013年02月07日
  • 革命は恋のはじまり2 ~2つの求婚と目覚める想い~

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    ネタバレ

    2巻目。サブタイトル通り、ナクシュデルとリュステムの両方に縁談話(ナクシュデルの方は話に出たってくらいですが・・・。)が持ち上がってます。

    ナクシュデルもリュステムもお互いに好きだっていうのは、周りにはバレバレなのに、本人たちだけまだ伝わっていないと思っているのがもどかしいです。言えばいいのにって感じ。ところどころでリュステムVSレオンティウスで火花バチバチもちょっとにやついちゃいました。

    一番好きなシーンは、やっぱり、2回の暗殺未遂事件のあと、リュステムが怒りのあまりに言ってしまった、「他のやつらがどう思っていようと、こいつは俺にとって大切な人間なんだ!」っていう言葉。言った本人は気付い

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    2012年11月17日
  • そして花嫁は恋を知る13 薔薇の想いは海を越える

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    ネタバレ

    久しぶりの「嫁恋」シリーズです。
    13巻目は、1巻の「黄金の都の癒し姫」で出て来ていたエイレーネの姉グラケィアの娘であるアンティクレアとルキウスのお話です。

    補佐官のルキウスが、けっこう自分の信念を持っている人で、冷たい感じがするのに、たまに見せる子供っぽい表情に、アンティクレアがだんだん惹かれていくのはよく分かるのですが、ルキウスがいつアンティクレアに惹かれたのかはちょっと分かりづらかったかなぁって思います。

    アンティクレアの従姉妹のファーリンは見事に失恋しちゃいましたけど、けっこうインパクトが強いから、また彼女メインのお話も出てくるのかなって思いました。

    あと、やっぱり書いて欲しいの

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    2012年09月06日
  • 革命は恋のはじまり1 ~え? 後宮解散ですか!?~

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    ネタバレ

    コバルトではおなじみの作家さんだったんで、買ってみましたけどおもしろかったです。何より主人公ナクシュデルが常に前向きがいいです。

    皇帝の寵姫になるために日々努力していたのが、一瞬で後宮解散となったあとも卑屈にならず、そのときでできることをしているのは、猪突猛進で周りに迷惑をかける主人公が多い中、好感度高いです。

    リュステムとは出会いが最悪だったけど、リュステムがナクシュデルに惹かれるのは分かるなぁって。ただ、ちょっと真面目すぎて、なかなか進展しなさそうな感じはしますけど。

    結局最後は、ナクシュデルはアイハンと共に暮らしているし、ナクシュデルが処女だってことが分かったリュステムがもっと押し

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    2012年07月16日