小田菜摘のレビュー一覧
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ネタバレ今回の事件の中心は三種の神器。鏡、剣、勾玉という順番。
鏡は内侍所の管轄なので、中心として巻き込まれている。
この巻のみの中心人物は神祇伯 稚彦王。
鏡を入れている箱のひもが縦結びに…決して見てはいけない箱の中にある鏡。盗まれたかも確認できない、さて、ひもをほどいたのは誰でしょう?稚彦王が内侍司の女孺の持っていた鏡が八咫鏡でない、ことを説明する。
東宮立坊の際に授けられる刀。しかし今上は中継ぎの東宮と思われていたので、その刀を藤家(南院)が渡さず、刀がないまま立坊に。そして今上となった今も刀は南院がもっている。竜胆の宮が立坊する際にどうするのか、ということで今上が刀を用意する。
出雲国造 -
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世界観やら言葉やらこの時代のルールが分かるようになってからサクサク読めるようになったし登場人物達の気持ちも理解できるようになってきたし何より一巻の時よりも何倍も読むのが楽しい。
やっぱり何事も知識は大事だと実感。
という訳であや解き草子の三巻目。
相変わらず伊子の周りでは様々な人物が問題を起こして回っているのですが、今回は遂に満を持して(?)弟が登場!しかも本編にガッツリ絡んでくるというね!
弟がいるという話はチラホラ出ていたし「姉の方が検非違使向いてるわ」みたいな台詞もあったのでどんな弟なんだ?と思っていたら……あーあれなんだね、お父さんに似ちゃったんだね君ね……というね。
というかここ -
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最近平安時代ものばかり読んでいるからか段々読むスピードが上がっている。
少し前まではもう分からない単語が出てくる度にスマホで調べて「なるほどこういう事か」なんて思いながら読んでいたので読むのにめちゃくちゃ時間がかかっていたのだけれど、今は調べる回数も減ったし何より世界観がしっかり分かるようになってきたから読んでて楽しくなってきた。
やっぱり何事も勉強の成果は出るのだ。
というのは置いといて、あや解き草子2巻目です。
前巻の時は本当に「宮中とは何ぞや?」とか「服装の描写も動作の描写も何を言ってるのか全く分からない!」みたいな状態で読んでいたので本当に1日数ページしか進まないなんてこともあった -
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ネタバレ麗景殿の女御の女房に荇子の昔なじみの小大輔が新たに雇われることになった。小大輔は子を亡くし、離婚して女房仕えすることになった。内裏の内侍司のものと一悶着あり、小大輔は藤壺を一人で使うことになる。藤壺で子どもの泣き声がすると噂になる…
太宰府からの貢ぎ物で、中宮に、と指定された唐衣を弘徽殿か麗景殿か、どちらが下賜されるのか、が話題になる。下賜を断った麗景殿は、代わりの物を、といわれたものを執拗に断る。弘徽殿の女御に感じていたモヤモヤもあるが、麗景殿にも少し違和感を感じる荇子。
現在の主上が東宮だったとき、使っていた邸の庭に異変が起きる。草花がしおれてしまう怪異。先々帝の時の東宮が北山の宮とし -
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ネタバレ近代の帝室宮殿やら宮中女官については全く知らない人間だったので、その世界に触れられるだけで楽しめる作品だった。
フィクションなので、御一新やら幕政時代の話は出てきても、その先の歴史は日本そのままではないようだが。
如何せん、詳しくなくて判断のつけようがない。
それはさておき。
海外暮らしが長くて特に英語が得意、一方で日本の風土に馴染めなかった主人公が、母親から勧められた縁談を断るために宮中女官として働くという物語。
運命的な出会いをした高辻氏とのもどかしい恋模様も見所。
この母親がね、逃げ切ったと思ったら最後の最後にラスボスのように登場してきてうんざりしましたね。
帯にばっちり「毒母」書か -
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ネタバレ今回も楽しませていただきました。
しっかしテーマが三種の神器とか(;^_^A
しかもだれも開けちゃいけないのに開けた形跡があったり、改めて皇太子を選ぶのに出雲の玉鋼で新しい剣をつくるとか……。
帝のうっぷん晴らし満載の一冊ですね。(しかし、やはり草薙剣じゃなくて雨叢雲剣が正しいと思うんけどなぁ。この辺りは読者が読みやすいようにしてるのかぁ)
私なんて、そういう便利な時代の読書ばかりを経験していないから、わかんなかったら調べれればいいんだよと思うんだけどね。
一冊の本にどれだけの思い入れができるかの問題でもあるしねぇ。
でも、今回も裏から手を廻す荇子たちは大変だなぁとしみじみ~。