小田菜摘のレビュー一覧
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婚約者が急死!?
政略結婚をするために遠路はるばるやってきた主人公は
一体どうなるの?どうするの?と、ぐいぐい引き込まれていきます。
終始、陰謀に満ちていて、少々どろどろしてる、かも。
そんな中で二人の仲はどうなっていくが読みがいがあります。
主人公は「赤毛のアン」のごとく、
その髪を「ニンジン」と表現されて辟易しているようですが、
その「ニンジンのような色」は
他にこうしたたとえもあるんだ!とびっくりしたりもしました。
真顔でその気どころか自覚もなく(!)
口説き文句ととられかねないことを言うヒーロー。
いざという時は騎士として主人公を守るヒーロー。
かと思ったら、修道騎士として戒律を -
Posted by ブクログ
『そして花嫁は恋を知る』シリーズの第3弾。
舞台は灼熱の砂漠。時代は5〜6世紀あたり。
主人公はブラーナ帝国でつい先日まで薬師をしていたユスティニア。
そのユスティニアの元に王弟からの使いが訪れ、彼女はワケが分からないまま王宮へ。
ユスティニアは王弟・クレイオスにこう言われる。
『私の娘として、ブラーナ皇女として、そなたはネプティス王国に嫁ぐのだ』
今までその存在さえ無視されて街娘として育ったユスティニアは父の命令により、
ネプティス王国へと嫁ぐことになった。
しかし、ネプティス王国へと向かう道中でブラーナの支配に反感を持つネプティスの反乱軍に誘拐されてしまう。
反乱軍のリーダー・ナティール -
Posted by ブクログ
『そして花嫁は恋をする』シリーズ第2弾、「白銀の都へ旅立つ姫」。
1巻の時代の500年後の話。主人公も違います。
かつて栄華を極めたブラーナ帝国は今や敵国に滅ぼされる危機に面していた。
世継ぎの皇女・アグライアは援軍を頼むためフレンドル公国へと旅立つ。
しかし、そこで出会った前大公の嫡男・ユーリはこう言い放つ。
『姫君が俺の花嫁になるというのなら、援軍を考えないでもない」
母国を救うためにアグライアは偽りの婚約を彼と交わすが―――。
最初は苦手意識を感じまくっていたユーリにだんだんと惹かれていくアグライア。
今回は1巻よりもラブな要素は多かったような気がします。
そして相変わらず親子の