小田菜摘のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ4作目。3作目を0とすると、
・4作目:300年後
・1作目:500年後
・2作目:1000年後
ということで、時代としては、3作目と1作目の間の時代のお話のようです。
(全部出たら、順番に読むとブラーナ帝国の衰退の様子が分かりそうですが・・)
ニンジンのような髪がコンプレックスのプラーナ帝国の皇女エリスセレナが、同じ国なのに聖王庁から任命されたヴァルス皇帝とゲオルグ公という二重の政権を持つヴァルス帝国に輿入れします。
やっぱり、政略結婚ではありますが、聡明なエリスセレナは、納得して向かいます。その途中寄り道で寄った教会堂で聖騎士イシュトファルと出会いますが、彼は婚約者の義弟という -
Posted by ブクログ
ネタバレ1作目の500年前、2作目からは1000年くらい前のブラーナ帝国のお話です。今回は最初が明らかに敵同士で出会ってますが、最後はまあハッピーエンドで。
相変わらず、ラブ少ないです。
「恋を知る」ってのはいいんだけど、もうちょっと先くらいまで「知った」ってところで終わって欲しいですね。
今回、砂漠の話ですが、砂漠の話が長くてちょっと飽きちゃいました。嵐で離ればなれになるとか、ずぶ濡れで裸で暖めあうってシーンでも、もう少しラブっぽい感じになればいいのに、ものすごいクールなナティールに、ちとがっかり感が。
それにしても、また花嫁の父は死んでしまいました・・・。
今回は仲が良くない感じだったんで、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻の「黄金の都の癒し姫」の約500年後のお話だそうで、皇女エイレーネのブラーナ帝国が、かなり落ち目になっている状態です。
ブラーナ帝国の世継ぎの姫、アグライアが援軍を求めに北のフレンドル公国に行き、今回もやっぱり最初は嫌なヤツと思っていたけど、だんだん好きになるって話です。
黒髪黒目の王子が好きなんですけど、銀髪のユーリもかっこいー♪
こういう系統の顔が好きなんですよねぇ。私。
お話としては、前巻の母もすごかったけど、今回の母もすごいです。いやー、女女って感じで、怖い。
弟君も、最初からなんか怪しいと思ってたら、やっぱりな展開になりました。
リュドミラも最後生きてて欲しかったなぁ。こっそ -
Posted by ブクログ
ネタバレ出会いは最悪、でもそのうちに相手のよさが分かってきて好きになるっていう、王道のお話でしたが、結構読みやすくて、さらっと読めました。
それにしても驚いたのは、後半ですね。
それまで全然出てこなかったエイレーネの母が、復讐心で生きてきて、壮絶な死に方をしたってところとか、真実を知った皇太后が、手のひらを返したようにエイレーネに近寄ってくるとか。
母二人、怖すぎです。
姉のグラケィアも、ちょっと何考えているのか分からない人でした。途中、アルファディルに気があるって話になるのかと思ってたら違ったし、エイレーネをかばっているのかどうなのかも?でした。ある意味公平な人なのかもしれませんけどね。
全体 -
-
Posted by ブクログ
5巻まで既読<1〜5(1〜3まではオムニバス)>前回4巻で主人公二人にあまり入り込めなかったから続刊でも微妙。しかもせっかくの政治の場面が色々と引っかかって読むのがキツかった。100Pあたりでページを進む手が遅くなり130P辺りから飛ばし飛ばしでラストのみ。前回の女公らしさとはうって変わった感じ。その上性格も前作での医者のキャラが主人公に移ってる。あれは脇役だから気にならなかったけど主人公だときつい。前巻でこのヒロインの性格は好きだっただけに残念。恋愛面でも満足できないのに政治面もだめだとなあ。今までの同シリーズ(1〜3巻まで)が面白かっただけに本当残念。そして次回もこの二人だったらたぶんもう
-
Posted by ブクログ
虐げられてきたブラーナ帝国の第二皇女・エイレーネは突然、結婚を言い渡される。
相手は宗教も文化も異なる隣国ファスティマの若き王・アルファディル。
皇后に苛められる日々から開放される、とエイレーネは海を渡り、異教の地へと嫁ぐことになるが・・・。
母国ブラーナでは何かと有能な姉と比べられ、何事に対しても後ろ向きになってしまったエイレーネ。
しかし、アルファディルとの触れ合いやファスティマでの生活が彼女を少しずつ変えていく。
そんなエイレーネを思いがけない運命が待ち受ける―――。
面白かったのですがラブは少なめです(笑)
この話はエイレーネとアルファディルの恋愛がメインというわけではなく、
エイ