小田菜摘のレビュー一覧

  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿

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    役職や関係性など漢字や表現になれるまでに時間を要する。ただ、時代背景や当人だけでないしがらみが垣間見れて、これからもきっと深く関与してくるのだろうなと思った。

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    2024年04月21日
  • 後宮の薬師 平安なぞとき診療日記

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    ネタバレ

    悪感情への理解や配慮が印象的な主人公でした。精神的にも経験的にも大人びており、樹雨や晴明の若さや純真さに気付かされる展開が良かったです。
    朱宮も可愛かったです!

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    2024年04月14日
  • 華は天命に惑う 莉国後宮女医伝 二

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    今回は、感染症の話。
    現代でも、新型コロナのワクチンでも、危険視する人達がいるが、どんな時代、どんな場所でも新しい事に拒否反応を示す人達はいる。
    そんな普遍的な話を題材にしたミステリー。
    翠珠は、どんどん後宮に名が知られていく。今後、どうなっていくのだろうか?

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    2024年03月23日
  • 華は天命を診る 莉国後宮女医伝

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    中華医療ミステリーということだが、いつの時代のどの地域だろうか? 梅雨もあるらしい。?
    もう少し具体的に気候や地形の説明が欲しいなぁ。
    男性優位の社会の中、女性を診る医師の位置づけで、場所も後宮ということだが、大悪人もいなさそうだし、読みやすい。

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    2024年03月23日
  • 後宮の薬師(二) 平安なぞとき診療日記

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    1巻より面白くなった。
    薬としての昆虫食、原因が”呪い”にされがちな平安の、
    呪いに逃げない薬師の話。帥の宮がおもろい。

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    2024年03月02日
  • 後宮の薬師 平安なぞとき診療日記

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    まあ面白かったが、超個人的な理由ながら、読んだ時期が悪く後悔した。そういうの、あんまり考えてなかったが、あるねぇ。とはいえ、長くも重くもないので暇つぶしにはなったが。
    博多津で父と開業していた、安瑞蓮という薬師が主役の医療ミステリ。
    深い緑色(翠)の目、赤みのあるアッシュヘア(花穂をつける前のススキののような赤みのある淡い色)、彫りの深い顔立ち、背が高く、毛皮をあしらった胡服をきている。
    ある意味、異相であるというのは、”マナー”がわからなくても許されがちである、というのがないこともない。”しらない”という決めつけ先入観を相手がもってくれたりするのだ。
    もちろん、その”相手”のレベルによって変

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    2024年03月02日
  • 後宮の薬師(二) 平安なぞとき診療日記

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    呪いが身近なものであると感じ、心身の不調の原因だと思い込んでしまう平安時代の人…それは仕方ない中で対処しようする瑞蓮や樹雨、丹波医官、もどかしい部分もたくさんあるだろう
    不妊治療は現代でもデリケートな問題、世継ぎ争いが絡んでくる当時の姫たちは相当ストレスだったろうな
    向上心を忘れずに病と向き合う姿勢、大切!

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    2024年02月26日
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 五

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    ネタバレ

    ドロドロも良い所で、今回は何とも言えぬ後味の悪さを感じました。

    帝の寵愛、お家の存続など一筋縄ではいかないですね…

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    2024年02月21日
  • 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 五

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    ネタバレ

    今回はまた救いのない話で(・・;)

    人が集まる場所はいろんなことがあるものだし、それは平安の昔も現代も変わることはないのでしょう。

    しかし、やはり私には酷く後味が悪い巻になってしまったようです。

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    2023年12月27日
  • 華は天命を診る 莉国後宮女医伝

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    ネタバレ

    面白かったんだけど、謎の病に悩んでいる女性ばかりで大丈夫なのか心配になった。
    まぁストレスも多いだろうし妊娠が絡むと体調も崩しやすいだろうけど。全く出てこなかった女性たちはきっと元気なんだろう。
    最後、エピローグはほろ苦いかんじで終わってしまった。

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    2023年08月16日
  • 平安あや解き草紙 ~その女人、匂やかなること白梅の如し~

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    時代背景を考えれば確かに突飛な人なのだろう。
    現代だとそこまで珍しいことでもなく、その感覚のギャップが、逆に物語の良さを捉えられずにいる気はしている。要は、ゆうても普通じゃない、と感じてしまう、わたしの感性の弱さ故、よかったぁ!!!となりきれない。
    でも好ましい着地であったことは確かです。

    2023.8.11
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    2023年08月11日
  • 平安あや解き草紙 ~この惑い、散る桜花のごとく~

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    面白かった。なんと、とうとう殺人事件が起きる、が、この流れでは絶対ミスリードと思う。違和感ありすぎ、と思いながら読み進む。30代仕事できる美女年下にモテまくりという属性の伊子、なんか色々と平安の姫ではない性格の姫が多すぎるが、それがまた面白いというか、ほんまはこんな姫もおったんではなかろうかと思えてくるのが、より楽しい。
    してからに、帝に第一子無事に誕生、しかし東宮には嵩那が立つことになる。吉野でのシーンはなかなか絵になるが、ちょっとSF領域に踏み込んだ感あり。まあ、色々おもしろかった。

    なかなかキメセリフがアツい
    「妻でなく母でなくとも甲斐のある女の人生を、私があなたに見せてあげるわ」

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    2023年06月14日
  • 平安あや解き草紙 ~その女人達、故あり~

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    面白かった。後宮の女性たちの戦い、、みたいな煽りはあるが、なんかそんなにおどろおどろしい戦いには感じないところが、このシリーズの良さであろう。伊子が主役なだけに、渦中なのに渦中感のない俯瞰的な気持ちで読めるところが、気楽である。そして、ヴィラン女宮の攻撃があちこちにみられるが、これまたそんなに犯罪性がぬるいというか、、普通の姫なら柏木のように死んでるかもしれないが、なんせ平安の姫にはないタイプの女御桐子なので、それなりに安心感がある。新大納言から入内した朱鷺子とその妹もいい感じ。明るいだけでなく、暗いだけでなく、緊張と緩和のバランスよく、私好みの緩和多めで良い。
    インドクジャクが出てくるシーン

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    2023年06月12日
  • 平安あや解き草紙 ~その姫、後宮にて宿敵を得る~

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    面白かった。既刊は、敵役というか腹立つ奴やらライバルっぽい立ち位置の姫なんかもいたが、それなりにみんな良い人で、気分良くきたんだが、、。なんと、ほんまのヴィラン登場。伊子の恋人嵩那の叔母入道の女宮が登場。先帝の専横で分断された先々帝の皇統を奪還しようと目論む。で、入道女宮が伊子の父に嵩那の関係をリーク、それによって帝と宮と伊子の関係が形を整えていく。鬼やらいや七種粥など御所の行事を効果的に使っていて、面白い。人々のキャラやら心の持ちようを現代人うまく寄せていて、誰が読んでもとても読みやすいのではないかと思われる。小豆粥食べたい

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    2023年06月12日
  • 平安あや解き草紙 ~その女人達、ひとかたならず~

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    面白かった!五節舞の舞姫たちと、その裏にねばりつく政治マウント合戦。
    みんなだいすきとりかえばやネタもちょい入り、前巻で良い味だしてた蛍草君も活躍。元恋人、嵩那に2度目の恋をする伊子の様子が、もやもやはする。まあ、難しい立場やねぇ。うまく丸く収まって、欲望も叶えられる方向ってないもんか、と思いながら読み進む。
    小督の顛末がとってもスッキリした。治部少輔がほんまに腹立つねぇ。
    そして、のほほんと優しい物語に、
    なんと、ヴィランが登場する。これは怖い。
    次は暗くなるのかなぁ

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    2023年06月09日
  • 後宮の薬師(二) 平安なぞとき診療日記

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    父を胡人に持つ主人公の瑞蓮は、都では異彩を放つ薬師。今回は女性の病について、いろいろと治療を重ねる。病の原因を探る姿や他の人々へのちょっとした感情の揺らぎなどがリアルな感じでいい。四肢の筋肉が衰えていく病の朱宮への若き医師・樹雨の思いも眩しい。

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    2023年03月24日
  • 平安あや解き草紙 ~その恋、人騒がせなことこの上なし~

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    伊子の弟、いたっけか?と実顕のことをすっかり忘れていたけれど今回はとても存在感あり
    というか弟夫婦、お騒がせ過ぎる!
    誤解もとけ落ち着いたふたり、仲睦まじくて何より
    伊子は今の仕事がとても性に合っているようでこのまま続けたいと思っているのに、まわりがなかなか放っておいてくれないのは大変そう
    帝の一途さと成長ぶりにうかうかしていられない嵩那、どうするのか…どうしようもない気もするのでもどかしい

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    2023年02月26日
  • 後宮の薬師 平安なぞとき診療日記

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    胡人の父と日本人の母の間に生まれた筑前の薬師の瑞蓮は京の都にやって来て、様々な貴人の治療にあたるうちに、いろいろな騒動に巻き込まれる。機転を働かして治療していくのだが、うーん、もう一息かなあ。主人公の個性をもっとはっきりと強調したほうがよかったような気がする。若い安倍晴明がやたらと絡んでくるのが、まあ面白いね。

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    2022年12月05日
  • 平安あや解き草紙 ~その後宮、百花繚乱にて~

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    伊子と妃候補としてやってきた祇子、バチバチに対立するのかと思いきや…職人としてとても優秀な方(性格は難あり)でひとまず後宮は落ち着いたよう
    帝の一途さは変わらず、無理強いしないところにも好感がもてるぶん、少し不憫な気がしてしまう
    勾当内侍は本当に芯の強い女性で格好いい!
    “二度目の恋”をしてしまう気持ちが分かるな

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    2022年11月20日
  • 後宮の薬師 平安なぞとき診療日記

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    医術対呪術、みたいな感じかと思ったら、実は補完し合う関係なのかな。
    平安のお姫様たちは決して顔を見せないのかと思っていたら、結構顔出ししていた。

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    2022年11月01日