後宮の薬師 平安なぞとき診療日記

後宮の薬師 平安なぞとき診療日記

699円 (税込)

3pt

百花繚乱の後宮で怪事件が――。大陸から海を渡ってきた父に医術を学んだ娘・安瑞蓮【あん・すいれん】は、腕を見込まれて博多から上京。陰謀渦巻く都の後宮で、御簾【みす】の向こうの姫や女房達の身体や心の治療にあたるうち、奇っ怪な事件に巻き込まれていく。呪詛をしたのはいったい誰なのか。次の東宮になる思いがけない人物とは。瑞蓮と共に働くのは、若き医官の和気樹雨【わけの・きう】、ベテラン医官の石上崇高【いそかみの・むねたか】、それに加え、陰陽寮の学生・安倍晴明も現われて……。様々な噂が飛び交うなか、若き女医(薬師)が医学の知識を駆使して事件の解明に果敢に挑む、平安ミステリー。「平安あや解き草紙」シリーズが人気の著者による、女医を主人公にした「お仕事小説」。

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1~3件目 / 3件
  • 後宮の薬師 平安なぞとき診療日記
    699円 (税込)
    百花繚乱の後宮で怪事件が――。大陸から海を渡ってきた父に医術を学んだ娘・安瑞蓮【あん・すいれん】は、腕を見込まれて博多から上京。陰謀渦巻く都の後宮で、御簾【みす】の向こうの姫や女房達の身体や心の治療にあたるうち、奇っ怪な事件に巻き込まれていく。呪詛をしたのはいったい誰なのか。次の東宮になる思いがけない人物とは。瑞蓮と共に働くのは、若き医官の和気樹雨【わけの・きう】、ベテラン医官の石上崇高【いそかみの・むねたか】、それに加え、陰陽寮の学生・安倍晴明も現われて……。様々な噂が飛び交うなか、若き女医(薬師)が医学の知識を駆使して事件の解明に果敢に挑む、平安ミステリー。「平安あや解き草紙」シリーズが人気の著者による、女医を主人公にした「お仕事小説」。
  • 後宮の薬師(二) 平安なぞとき診療日記
    730円 (税込)
    博多の唐坊で、胡人の父から医術を学んだ娘・瑞蓮が京の都へ来て一ヶ月。女医(薬師)として、後宮の姫たちから信頼を得た瑞蓮は、難病や女性ならではの病、悩みに応えるべく奔走していた。しかし姫や女房たちは祟りや呪詛を恐れることが多く、その一方で、最大の関心事は、誰が次期東宮の子を産むのかということ。そんななか、帥の宮の妃・大姫から不妊の相談を受けた瑞蓮、そして共に働く若き医官・和気樹雨は……。治療法について悩む瑞蓮に対し、道を示してくれたのは、博識な施薬院の医官・丹波康頼、そして意外にも、陰陽寮の学生で瑞蓮を慕う安倍晴明だった。最初は御所に馴染めなかった瑞蓮だが、しだいにそこで自分の居場所を見つけていく。若き女医が医学の知識を駆使して後宮で起きる様々な事件に立ち向かっていく、平安ミステリー。「平安あや解き草紙」シリーズが人気の著者による「お仕事小説」第二弾! 文庫書き下ろし。
  • 後宮の薬師(三) 平安なぞとき診療日記
    750円 (税込)
    太后(おおきさき)の体調が優れない。にもかかわらず太后は、祈祷や祓(はらえ)に頼り、医師の診察を受けないという。病か、それとも物の怪の仕業か――。胡人である父から医術を学び、京の後宮へやって来た瑞蓮(すいれん)は、祖母を心配する王女御(おうのにょうご)に依頼され、太后のもとを訪れるが、そこには太后お気に入りの陰陽師・大津氏が出入りしていた。しかしその大津陰陽師が、かちかちと歯を鳴らし始め、瑞蓮は流行病を疑う。祭祀や祈祷を生業とする大津氏は、己が「物の怪」にとり憑かれたとして祓おうとするが……。陰陽寮の学生として、安倍晴明も登場! 瑞蓮が、若き医官・樹雨(きう)とともに後宮のやんごとなき人々の相談にのりつつ、宮中で起きる奇怪な事件を解決していく平安お仕事ミステリー第三弾。文庫書き下ろし。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

後宮の薬師 平安なぞとき診療日記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    オイラの大好きな医療ものと古典の合体。
    古典用語に頭をスパッと切り替えて読みましょうね笑。

    一読をお勧めします。

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    後宮+女医の二番・三番煎じかと思ったが,ちょっと違うテイストだった.お決まりの主役+ワトソン役のイケメンに加えて,安倍晴明も登場する.登場人物の心理描写やシナリオにも無理がなく,こういう読み物が好きな人にはお勧めの一冊である.二巻もあるようなので,読んでみたい.
    (小田菜摘の2冊目だった)

    0
    2023年07月11日

    Posted by ブクログ

    謎は後宮のドロドロが原因なのですが、重すぎず、文章もすっきりしていて、サクサク読めます。
    メインキャラも好感度高い性格です。
    最近は中華後宮ものをたくさん読んでいたので、日本の後宮は激ゆるだなと思いました。
    男性官吏や外部の人が簡単に出入りするし、宦官もいないし、女官に普通に恋人いたりするし。

    0
    2023年04月07日

    Posted by ブクログ

    平安時代の後宮に博多からやってきた唐人女医が主人公のライトミステリー。
    若い頃の安倍晴明とか、清少納言的な女房が登場する時代小説よりのお話だった。
    病気の症状から、その原因に隠されている後宮や人間の闇を明らかにしていくことになるのだけど、話としては少し重いしスッキリ感はあまりない。
    いっそ、この時代

    0
    2023年02月13日

    Posted by ブクログ

    平安の後宮お仕事ミステリー。

    中華ほどドロドロ感を感じず読めました。きちんと見立てる診療が好感をもてます。

    心身の治療にあたるうちに巻き込まれていくのは王道で読みやすいですね。若き安倍晴明の登場も平安感があって良いです。

    すでに続きがあるようなので楽しみです。

    0
    2022年12月21日

    Posted by ブクログ

    身分での差別、跡継ぎ問題などこの時代はかなり厳しかったろう
    誰かの善意に頼ってひとりに苦労を押し付けてしまうところ(介護や仕事)、現代に通じる問題で考えさせられた
    朱宮の今後がどうなるのかが一番気になるところ…
    瑞蓮は樹雨や晴明と関わりながらさらに薬師として成長していきそう、続刊楽しみ

    0
    2022年08月18日

    購入済み

    お仕事小説

    陰陽師も出てくるけれど、ある程度現実的な結末になっており「お仕事小説」が好きな私にはとても面白かったです。

    0
    2021年05月30日

    Posted by ブクログ

    さらっとした感じで、現代にも通じるズドンと重い問題をこんな風に組み込んでくるとは…
    楽しいけど、楽しいだけでない所が良かったです。

    続きが気になります。

    0
    2021年03月20日

    Posted by ブクログ

    腕を見込まれ、都まで連れてこられた主人公。
    それはそれは大変な場所で…。

    貴族でないものは人であらず、がそのまんま、な場所。
    それが普通、と言われればそれまで、です。
    そんな中での仕事していたら、あの存在も登場。
    ここに登場するという事は、これから先も何かある??

    複雑すぎる家庭(?)事情。

    0
    2025年01月23日

    Posted by ブクログ

    まあ面白かったが、超個人的な理由ながら、読んだ時期が悪く後悔した。そういうの、あんまり考えてなかったが、あるねぇ。とはいえ、長くも重くもないので暇つぶしにはなったが。
    博多津で父と開業していた、安瑞蓮という薬師が主役の医療ミステリ。
    深い緑色(翠)の目、赤みのあるアッシュヘア(花穂をつける前のススキ

    0
    2024年03月02日

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