小田菜摘のレビュー一覧
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やっと
3巻まできました。
相変わらず、のめり込めない...
でも、日本史で頭に詰め込んだ、摂関政治、院政と荘園、盛んだった熊野詣など、具体的にイメージできて勉強になります。
衣装の襲の色合いも、記載がある度に想像してはうっとり。
ここまで読んだからには、意地でも最後まで読むぞ! -
悪くはないけど
恋衣花草紙がよかったので、こちらも読んでみることに。
が、今の所、今一つのめり込めない...
氷室さんのジャパネスクを彷彿とさせるストーリー。
でも、氷室さんの方が断然面白い。
これから面白くなることを期待して、引き続き読みます。 -
Posted by ブクログ
大宰府の朝霧の父親から主上に、宋国からの輸入品が献上され、その中に素晴らしい七弦琴があり、塔子がその演奏を藤花の宴で弾くことになり、二の宮の指導を受ける。しかし、その琴が盗まれて、調弦をしていた二の宮の恩師が盗人に怪我を負わされてしまう。このことの裏には左近衛大将の悪だくみがあり、明槻たちは苦境に陥ってしまう。
どうなる事かとハラハラさせるが、女殺しの二の宮の復讐を兼ねた解決法がえぐい。塔子も思い切った行動に出て、さすがかな。明槻にとっての神功皇后だと自分でいうところが、ちょっと笑える。左近衛大将が塔子のことを熊野の野猿って言うのもね。