【感想・ネタバレ】花嫁の選択3 東で石は宝珠に輝くのレビュー

あらすじ

東の大国・サイの首都ジョングァンにやってきたイリーナ。夫であるアスライが総督に任命されたからだ。ならば世界帝国オルドブライの次期皇帝にも、アスライが指名されるのではないか。出生に疑惑がある彼を、皇帝が息子と認めたのだ……嬉しく思うイリーナだったが、サイ国でのアスライに対する反発は強い。アスライは、サイで古来より続いてきた〈官試〉を廃止するつもりなのだが――?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

3巻目。
今度は、アスライの母の母国であるサイの国でのお話です。サイの国のイメージは、後宮なんかがあったり、宦官とか科挙のような官試があったりと、中国をイメージして読んでました。

これまでも何度も出て来ていたアスライの出生の秘密ですが、こんなにあっさり、略奪元が判明するものかなぁ、なんて感じもしましたけど、私としては、やっぱりアスライの父はオルドブライの陛下でいてほしいものです。

イリーナの元婚約者であるフレンドルのミハイルにも嫁が来ているし、今度は西に向かうしで、動きが出て来てますけど、もうちょっとアスライとイリーナのラブラブ描写が欲しいです。

あと、池上紗京さんのイラストには、今回も満足です。
やっぱり、きれいな絵だと挿絵でみても違和感ないです。

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2012年02月08日

Posted by ブクログ

一巻は波乱万丈、二巻はラブラブ、そして三巻目が出ていたので購入。
正直どんなテーマでこの先続くのかあんまり想像できなかったので、挿絵目当てプラス惰性で読みはじめましたが、意外と硬派に文化の違いや侵略する側、された側の策略渦巻く対立関係が描かれていて、楽しめました。
具体的な国や風習について、名前は違えどだいたいリアル、っていうところが好感度高いです。

侵略者側という視点でこんなに色んな文化圏を回る話は中々めずらしいかもしれません。

四もあるみたいですが、今のところ一巻の運命的な感じが一番好きです。
綺麗にまとまっていたので、あそこで終わっていても満足でした。

といいつつ、続きが読めるのは嬉しいので読みます。

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2012年09月14日

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