あらすじ
ヒストリカル・ラブロマンス、怒涛の第2弾! はじまりは政略結婚だったとはいえ、お互いに愛を確かめ合ったフレンドル公女イリーナと、オルドブライの皇子アスライ。数ヵ月の旅を終え、首都イルツークに到着した二人を待っていたのは、アスライの留守中に男の子を出産したという彼の第一夫人リイファだった。複雑な思いのイリーナに対し、アスライは「自分の子ではない」と言うのだが……!?
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Posted by ブクログ
二巻目。前巻のシビアさの反動か、冒頭からラブラブです。ニヤニヤが止まりません。
そういえば今までは、言葉の壁があったんだなと改めてハッとさせられました。母国語効果で甘さが加速。
終盤、主人公が色々悩んで、相手を思いやった末の言葉が、じわじわときました。
「もし、私の身に何かあったら
あなたはただ嘆いてください。復讐をしても、私はあなたの元には戻れません」
誰かを亡くした人に第三者が言うのは良くある話だけど、本人が言うと、また意味深ですね。主人公、何気にお気に入りのセリフ多いです。
Posted by ブクログ
2巻目です。
「そして花嫁は恋を知る」では1話完結で、次の巻は時代とかが変わっていることが多いのですが、「花嫁の選択」はイリーナとアスライのお話が続くようです。
今回は、アスライの故郷であるオルドブライでのお話ですが、私の中のイメージは、やっぱりモンゴルですね。第一夫人のリイファの故郷サイは中国かなぁ。お茶とか陶磁器とか出てくるし。
今回は最初っから、ラブ度前回の二人の前に早速出て来たリイファは、イメージ通りの強気な人でしたけど、陰険な感じはしなくて、最後は、ジャガルといい関係を気づけたらいいのにって思いました。
なにより、アスライのパパである皇帝は、思っていたより気さくで、奥さんを大事にしている感じが出てて、最後に出て来た惚気には、やっぱりアスライと親子かもって思っちゃいました。
次は、サイの国へ向かうようなので、楽しみです。
(その前に「そして花嫁は恋を知る」の続刊が出るみたいですけど、そっちも楽しみです。)