小田菜摘のレビュー一覧
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ネタバレ2巻目です。
「そして花嫁は恋を知る」では1話完結で、次の巻は時代とかが変わっていることが多いのですが、「花嫁の選択」はイリーナとアスライのお話が続くようです。
今回は、アスライの故郷であるオルドブライでのお話ですが、私の中のイメージは、やっぱりモンゴルですね。第一夫人のリイファの故郷サイは中国かなぁ。お茶とか陶磁器とか出てくるし。
今回は最初っから、ラブ度前回の二人の前に早速出て来たリイファは、イメージ通りの強気な人でしたけど、陰険な感じはしなくて、最後は、ジャガルといい関係を気づけたらいいのにって思いました。
なにより、アスライのパパである皇帝は、思っていたより気さくで、奥さんを大事 -
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ネタバレ「そして花嫁は恋を知る」シリーズとは異なる「花嫁の選択」シリーズですが、違いは、嫁ぐ姫がブラーナ帝国の王女ではないってことで、世界も時代も「そして花嫁は恋を知る」シリーズとかぶっているので、「そして花嫁は恋を知る」を読んでいたら、スムーズに入っていけると思います。
今回の舞台は、「白銀の都へ旅立つ姫」のフレンドル大公国です。私的にはロシアとモンゴルって感じで読んでました。時代設定は「緑の森を拓く姫」のちょっと前。女帝エウノミアの時代です。
公女であるイリーナは、ミハイルと婚約中ですが、そんな中、森で狼に襲われたイリーナは、黒髪の青年に助けられます。そのあと、騎馬民族国家オルドブライから、公 -
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ネタバレ9巻目の「黄金の都を興す姫」の続きで、前回の3ヶ月後のお話です。元々アビリア神を国教としていたブラーナが、ルシアン教を国教とするまでのお話です。
これまでのお話ではたまに出て来ていた、「シリウス(賢帝グラディアス)が押し切られる形でルシアン教を国教とした」ということの経緯がよく分かり、確かにこれは時代の流れとはいえ、腹黒のエルミヤに押し切られる形だなと思いました。
あと、前巻で亡くなったイリアティーヌの侍女のエイレーネですが、聖人エイレーネと同じ名前だなっては思ってましたが、この巻で、侍女エイレーネ=聖人エイレーネであることが明らかになってます。
腹黒エルミヤの策略によって、ルシアン教を -
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ネタバレ2つのお話が入ってます。
<黄金の都を受け継ぐ姫>
「緑の森を拓く姫」「緑の森を統べる姫」のエリスセレナと「黄土の大地を潤す姫」のアンナマリア、「青の大河をのぼる姫」のプシュケの母、女帝エウノミアのお話。
子だくさんのエウノミアですが、これまでのお話では、あんまり旦那さんのことは出てこなかったんですが、学者さんだったんですね。
例の如くラブ度は低めで、珍しく宗教色も低めです。
戦争を終わらせたいということで、これを読むと、既刊の4冊に出てくる皇女たちを他国に嫁がしている意味がちょっと分かりました。
冷たい母ではないんですよね。
<緑の森からきた王女>
「黄金の都を受け継ぐ姫」のエウノミ -
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ネタバレ「そして花嫁は恋を知る」の中で一番古いお話で、これまでのお話の中で、チラチラ出てきてた「賢帝グラディアス」のお話。シリウス、かっこいいです♪
ブラーナ帝国って、ローマ帝国だったんだって思うくらい、ローマ帝国を思い浮かべそうなキーワードがいっぱいでした。
皇女イリアティーヌは継母の皇妃ファウスタと馴染めず、離宮暮らし。父である皇帝からシリウスとの結婚を示唆されたイリアティーヌですが、シリウスからは結婚はしないと言われてしまいます。
そんなシリウスの事情を知った上でも、どんどんシリウスに惹かれていくイリアティーヌ。シリウスが侍女であるエイレーネに惹かれているように感じ、それにやきもちやいたり -
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ネタバレ前巻の「緑の森を統べる姫」のちょっとあとのお話ですが、主人公はエリスセレナの姉姫でした。
エリスセレナの結婚式のシーンが見たい!って思ってたんですけど、ちょっとだけ書かれてました。
今回のアンナマリアの相手は、冷酷な人物といわれる、フェラン。
せっかく出迎えてきてくれていたのに、刺客が襲ってきて、目の前で人が死んだら、皇女じゃなくても驚きます。でも、どっちかっていうと、冷酷っていうよりは、自分は何を言われても、相手のことをちゃんと考えられる人だと思いました。
アンナマリアが昔馴染みのレトムゥールと仲良くしていたのを見たり、結婚式のあと嫌がられたら(刺客に襲われたあとだけど。。)、誰だって、 -
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