小田菜摘のレビュー一覧
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ネタバレ久しぶりの「そして花嫁は恋を知る」シリーズですが、これは、1巻と2巻の中間くらいの時代設定らしいです。
姉が亡くなったために、義兄と結婚することになったブラーナ皇女のリュビアは、義兄の突然の死で、義兄の息子のアレグと結婚。これだけ読むと、なんか家族間でギスギスした感じがするのかと思いましたけど、そんな感じはさらっと終了して、最初からいい感じの二人になってました。
そこに水を差すのは、リュビアの持つ持参金の港と、対立する宗教。やっぱり、「そして花嫁は恋を知る」を読むときは、宗教の話は外せません。
宗教に絡んで、2人の王子様が出てくるのですが、2人ともいいキャラでしたね。ルヴィックは天然入っ -
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嫁恋シリーズ10作目。4~6作目、8作目の姫の両親と祖父母の2作が収録。
淡々としてて、いつもは微妙に恋愛色が弱い感じなのに、この回は2作とも恋愛色が強い感じがした。
基本一話完結系なので、安心して読める反面、その後を知りたくてもわからないジレンマがたまにある。
でも、やっぱり面白いからこそ起こるジレンマと思うと諦めもつく。
軍事力によって拡大し続けるブラー ナ帝国。皇帝とは誰よりも優れた軍 人、つまり男子でなければならな い。したがって皇帝の一人娘である エウノミアを娶る人物が、次期皇帝 になると思われていた。エウノミア 自身もそう考えていたのだが―。戦 争を終わらせたいという強い思い -
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おもしろかった。
期待を裏切らない、毎作脳内にグワーっと
迫り来る、色彩とファッションの世界。
美しいですねぇ、脳内ビジュアル化がえぐい。
食べ物も平安なものが出てきて、良いですねぇ
”粉熟(ふずく)”とか、普段目にすることがないし。
現代だと、そんなに美味くは感じないが(笑)
細かい文化がみっしり散りばめられていて、ヲタ感満載。
ちょっとミステリ感弱めで、雑事多めだが、
こうこさんたちの”雨夜の品定め”とか、
源氏オマージュ的な部分も多くて良い。
あと、不動産に手をだしたこうこさん、”外”も存外面白い。
あざとい”幸い人”狙い(玉の輿狙い)伊予さんの残念っぷりが
結構な”ざまぁ”で、社会勧善 -
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ネタバレ今回、三つの章で出来ている。
この巻で通じているのは、「果たして藤原直嗣は改心したのか」ということのように思えた。
まず、弘徽殿の女御の懐妊が分かる。承香殿の女御がだんだんと優勢になってきた中、起死回生の出来事。弘徽殿の女御の父 左大臣が竜胆宮の立太子を邪魔するように動き出す。その中で弟で嫡男、頭中将 藤原直嗣は本当に改心したのか、という場面が出てくる。こうこは改心した、と判断したが、帝はなかなかに疑り深い。弘徽殿の女御の子が流れ(しかし想像妊娠ではないか、と噂される)、なぜ、そこまで帝が疑うのか、それは征礼を蔵人にしてもいいのか(人間関係が大丈夫か)ということだった。帝、過保護…
面白か