kurujeさんのレビュー一覧

女性管理職の壁

やっぱり女性で管理職になるのは骨が折れる、というのが率直な感想。ただ、だから無理、というわけではない。男性だって似たような苦労はあるのだろうから。
実は女性には女性特有の立ち回り方があって、それが共有されてなかった。だって、女性リーダーがマイノリティなのだから。
この本で、マイノリティな自分の味方を増やすための立ち回り方を学んで、管理職に臨まなければならないんだと覚悟できた。
私のキャリアは今後どう考えるべきか、と少し立ち止まりたいときに読むのがオススメ。

最終巻？？

終わってしまった～！！もっと続きを読みたかった。
女の子パワーで、政治に挑む。和国（日本の戦国時代的な舞台）で姫として、女主人となるべく教育を施されてきたヒロイン。アラビアの世界に、奴隷として皇帝（スルタン）のハレムへ献上されたが、やはり政治的な駆け引きが得意で、皇帝の腹心に。そこに恋愛はあるの？感情は政治に持ち出してはならなないと一番わかってるつもりだけど…その葛藤が愛おしい。
他のキャラも個性が光ってて、続きが読みたい。アラビアの世界が丁寧に描かれていて、本当に良い作品でした。

今、何をすべきか？

40を目前にして、「これまで」と「これから」を考えるようになった。
自分は会社に対して何を求め、会社から何を求められているか、最近、特にミスマッチを感じるようになった。転職するほどでもなければ、腰掛けと早く見切ることも必要。退職後の第二の人生に向けて、今、すべきことは何か、大きなヒントになった。

続編あってほしい！

同作家さんの「契約結婚はじめました」みたいな他人同士（血縁者の大叔母もいるが）で利害が一致して同居するお話ですが、全く違うのはその家は気詰まりしてピリピリしていること。
なかなかな家庭環境で育った主人公。美人ゆえに、いろいろと気苦労があり、また周りを信頼できないから、人間関係も希薄。それは生きづらいなあ。
伏線フラグがいっぱいあって、まだまだ回収しきれてないと思うのですが（続編期待！）･･･主人公には幸せになって欲しいな。

やっぱり繊細さんでした

自分が周りの人たちに比べて、よく気が付くらしく、逆に、なんでわからないかな？と思ってきた（時々イライラした）ことが、原因は自分の特性だったのかとストンと腹に落ちました。
じゃあ、どうやってこの特性と付き合っていくか、という内容です。
社会人になって、生きづらさを感じていましたが、試行錯誤しながら自分や周りとの折り合いを付けてきた自身としては、その付き合い方でいいんだなといった承認作業的な内容でした。
また、私はこんな人です、と家族に説明できたのがとても良かったです。