【感想・ネタバレ】そして花嫁は恋を知る12 想いは砂色の聖地に集うのレビュー

あらすじ

カラ・ブライ王国の後妻になることが決まっていたブラーナ皇女のリュビア。だが、王の急死により、その息子アレグとの結婚に変更されてしまう。おまけにブラーナ皇帝である兄は面倒な「持参金」を追加していた。紛争の火種となる聖地ハバト峡谷を押しつけられたのだ。ある理由から、夫となるアレグを警戒していたリュビアだったが、結婚する前から彼に頼らざるを得ない状況に陥って……!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりの「そして花嫁は恋を知る」シリーズですが、これは、1巻と2巻の中間くらいの時代設定らしいです。

姉が亡くなったために、義兄と結婚することになったブラーナ皇女のリュビアは、義兄の突然の死で、義兄の息子のアレグと結婚。これだけ読むと、なんか家族間でギスギスした感じがするのかと思いましたけど、そんな感じはさらっと終了して、最初からいい感じの二人になってました。

そこに水を差すのは、リュビアの持つ持参金の港と、対立する宗教。やっぱり、「そして花嫁は恋を知る」を読むときは、宗教の話は外せません。

宗教に絡んで、2人の王子様が出てくるのですが、2人ともいいキャラでしたね。ルヴィックは天然入ってますし、ラーディールは、リュビアに求婚してきたときは、悪かと思いましたけど、実は民のことを考えるいい人でした。
(手段は別として・・・。)

でも、やっぱり一番いいのは、アレグです。不幸な生い立ちだった割には、心根がまっすぐで、好感度高いです。一夫多妻の国であっても、リュビアに誠実なのもいいし、ラーディールに対して、こっそり?ヤキモチ焼いてるっぽいところとかはニヤニヤしちゃってました。

惜しいのは、やっぱりラブ度低しってところですね。もう少し。せめてキスくらいして欲しかった。あと、せっかくなんで、結婚式のシーンも見たかったです。

<以下、時系列(間違ってるかも・・)>
■9巻 シリウス=イリアティーヌ(ブラーナ)
      ↓ 3ヶ月後
■11巻シリウス=イリアティーヌ(ブラーナ)
      ↓ 50年後
■7巻 ナティール-ラフィニア(ネプティス)
■3巻 ユスティニア=ナティール(ネプティス)
      ↓ 5年後
■7巻 アリアス-ナルメル(ネプティス)
      ↓ 300年後
■10巻 レオン=アマリエ(ブラーナ)
■10巻 エウノミア=リフィニクス(ブラーナ)
■4巻 エリスセレナ=イシュトファル(ゲオルグ)
■5巻 エリスセレナ=イシュトファル(ゲオルグ)
■6巻 アンナマリア=フェラン(カストラバ)
■8巻 プシュケ=レトムゥール(ネプティス)
      ↓ 200年後
■1巻 エイレーネ=アルファディル(ファステマ)
      ↓ 250年後
■12巻 リュビア=アレグ(カラ・ブライ)
      ↓ 250年後
■2巻 アグライア=ユーリ(フレンドル)

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2011年11月04日

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