【感想・ネタバレ】恋衣花草紙 ~山吹の姫の物語~のレビュー

あらすじ

倍の年齢差がある帝に、幼くして入内した真子(さなこ)。帝の第二皇子・迪里(みちさと)とは、同い年なこともあり幼馴染だ。
そんな折、帝が急逝。真子はわずか十二歳で寡婦となってしまう。
それから数年後。
式部卿宮となった迪里に支えてもらい、つましく生計を立てていた真子は、期せずして迪里と顔を合わせることに!!
成長した姿に互いに心を奪われるが、その逢瀬が宮中で噂となり……!?

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ネタバレ

面白い!

当時の政治絡みの思惑や、道徳観に翻弄される幼馴染の2人。
想いを遂げる事が出来るのか、ハラハラしました。
面白かったです。
一点気になったのは、真子が内侍として出仕し、弘徽殿へ挨拶へ行った際、名前を名乗っていたこと。
当時の女性は、名前は親や夫くらいしか知らなかったはず。
ましてや、自ら名乗るのはおかしいのではないかと。
先の帝に一度入内しているから、名前が知られているからいいのかな?
ちょっと気になりました。

#胸キュン #切ない #ドキドキハラハラ

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても良いお話でした。
読後感もよく、全体的に爽やかな雰囲気です。
後宮内の女御同士の諍い、帝位争い、先帝の后でありながらその息子の帝に嫁いだ「二代の后」。
どろどろとした黒い世界が舞台なはずの物語りなのに、不思議と黒さがない作品でした。
ただ、そこが良いと思う反面、物足りないようにも思えます。
争の世界の闇の「黒さ」がもう少しあれば良いのになと思いました。

読みやすく、主人公二人のキャラもとても好もしい。反面、良い人過ぎる気も少ししたのですが、、、

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2017年05月07日

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