あらすじ
倍の年齢差がある帝に、幼くして入内した真子(さなこ)。帝の第二皇子・迪里(みちさと)とは、同い年なこともあり幼馴染だ。
そんな折、帝が急逝。真子はわずか十二歳で寡婦となってしまう。
それから数年後。
式部卿宮となった迪里に支えてもらい、つましく生計を立てていた真子は、期せずして迪里と顔を合わせることに!!
成長した姿に互いに心を奪われるが、その逢瀬が宮中で噂となり……!?
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面白い!
当時の政治絡みの思惑や、道徳観に翻弄される幼馴染の2人。
想いを遂げる事が出来るのか、ハラハラしました。
面白かったです。
一点気になったのは、真子が内侍として出仕し、弘徽殿へ挨拶へ行った際、名前を名乗っていたこと。
当時の女性は、名前は親や夫くらいしか知らなかったはず。
ましてや、自ら名乗るのはおかしいのではないかと。
先の帝に一度入内しているから、名前が知られているからいいのかな?
ちょっと気になりました。