高橋秀実のレビュー一覧

  • 悩む人 人生相談のフィロソフィー

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    ちょっと極端な意見はあるなあとか、奥様の虐げをそこまで出して大丈夫なの?とハラハラするところはありましたが、引用が非常に魅力的でした

    六道、に関しては現世にも言えると確かに。
    話してもわからない人。ニュースをみても少しも心情理解できない犯人、人間だと思うから理解できないのかもしれない。
    この世に居ながらにして、修羅、餓鬼を生きざるを得ない輪廻のステージの人もいるのかもしれない
    納得のような、納得してはいけないような…

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    2022年01月30日
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)

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    所要時間:3時間
    印象に残った文章:常識を疑い、練習は「仮説と検証」を行う場
    オススメ度:
    身内 5
    その他 4
    過去の自分(20歳) 5
    未来の自分(60歳) 3
    子供が【14】歳の時に読んで欲しい

    野球に対する「当たり前」を覆された本。とても面白かった。何をするにも一般的な型はあるが、必ずしも当てはめる必要はない。自分が良いと思うことを試してみて、納得できるならそれでもよい。
    ムダをムダなのかどうか、根拠も経験がないと断定できない、僕「は」ではなく僕「が」する、という意識の違い等、考えさせられることは多かった。

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    2021年04月01日
  • 定年入門 イキイキしなくちゃダメですか

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    いろんな普通の一般人の定年後の過ごし方について、ちょっとしたミニドキュメンタリーの集まりみたいな構成になっている。当たり前かもしれないが、いろんな人がいて、いろんな考え方、感じ方がある。ゆるい分類と、最後まで行っても特に結論がないのがいいと思った。

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    2021年01月25日
  • 男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~

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    源氏物語の解釈が面白い。
    妄想という文字には“女“が含まれているように、妄想は女のものらしい。
    男の妄想は出しちゃえば終わりだが、女の妄想は果てしない。
    徹底的に女性讃歌な本。

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    2020年03月18日
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)

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    実際には「弱そうに見えても勝てます」なんだろうけど、そんな結果を残せている要因は【明確な戦略】の存在とそれを実践するための【準備】をしているから。ちなみに(残念ながら)現在の東大野球部には開成出身の選手はいないみたいです。

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    2019年03月16日
  • はい、泳げません

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    ネタバレ

    オリンピックや世界水泳を見ていつも思うこと。それは…
    「泳げない私って、変」

    私はカナヅチです。
    「一度溺れたら泳げるようになるよ」と言われますが、私は3度も溺れています。

    この本の著者も泳げない者が泳げるようになるのか?ということで、自ら体験して綴った本です。でも、彼は完全なカナヅチではないのです。浮くんですね。数ページ読んだところで「泳げません」って言わないじゃん!とちょっと腹が立ちました。
    しかし、浮きはするものの、前に進まない、息継ぎができない…という著者が、コーチに厳しく(?)しごかれ、何度も挫折しながら、悩みながらもいつの間にか泳げるようになっていきます。

    「私が水の中を恐れ

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    2019年02月04日
  • 不明解日本語辞典(新潮文庫)

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     このタイトルは無論、新明解~のパロディだろう。氏独特の感覚で、日本語32種について述べた本。とにかく、「論理的」と「才能」のところが気に入ってしまった。その通り!と。

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    2018年11月07日
  • はい、泳げません

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    スイミングのヒントが満載の本。金槌の著者が泳げるようになるまでの話だが、きれいに楽に泳ぐヒントが多くためにもなる。

    手元に置いて再読したい。

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    2015年09月05日
  • 男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~

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    私の中ではかなりのヒット作品でした。
    普段、妻からあれこれ言われている理由がなんとなくわかりました。本を読んでいると、男って本当にどうしようもないなーと、同じ男ながら思ってしまう本です。今の自分の立場を理解するにはよい本でした。

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    2013年07月31日
  • 趣味は何ですか?

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    無趣味な著者が趣味を持とうと、様々なジャンルの趣味人に会い、その世界を体験するのですが、出て来る人々がみんなヘン!飛行機マニア、そばうち、ヨガ、スタンプ集め、亀…。趣味の世界は深いが、端から見ると「なぜ?」と思うことばかり。
    旅チャンネルでバーを巡る番組を見ているうちに、バーとカクテルに興味が出てきたのですが、この世界もヘンですね!ものすご〜いこだわりがあるのです。炭酸を注いだら、混ぜすぎて炭酸が抜けないように、そっと氷を持ち上げるだけとか、シェーカーの振り方とか、グラスへの注ぎ方とか、すっごい様式美にもこだわっていて、まさに「道」です。
    お茶や武道もそうだと思うのですが、これは男性がやるとこ

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    2013年02月20日
  • 趣味は何ですか?

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    面白かったぁ♪
    とある講演会で「先生のご趣味は何ですか?」と聞かれた高橋秀実さん。
    そこから趣味を探す旅が始まる。
    例えば「蕎麦打ち」、「八十八カ所巡り」、「切手収集」、「ボウリング」、「登山」といった定番(失礼かな?)もあるし、「カメづくり」や「階段巡り」なんて趣味まである。
    また「防災」や「武士道」までも趣味に認定されている。

    それぞれの趣味に熱中している人にインタビューして、高橋さんも実際に体験してみるのだけど、それがすごく面白い。
    まずインタビューではその趣味の楽しさがいまいち分からないのが妙に可笑しい。
    本人も「つまんねえなと思いながらニヤニヤするんです」とか、「自分の時間が欲しい

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    2012年12月20日
  • おやじはニーチェ―認知症の父と過ごした436日―(新潮文庫)

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    認知症の父とのやりとりを学者が対象化した日々の記録。
    「認知症」という現象、症状を感情をなるべく挟まずに捉える。そもそも正常な「認知」とは?
    時間という概念が薄れるそれは地続きの実線ではなく、点線のようになっている。日々が繰り返される。昨日のつながりで今日があるわけではない。
    その症状が出ている人は「多幸感」に溢れているらしい。
    必ず誰しもに訪れる親の老いへの向き合い方、ひいては自分自身の老いへの備えにもなるかもしれない。
    学術的考察は油断すると舟を漕ぎかけたがそれでも平易で、父と子の少し笑ってしまうようなやりとりを愉しめた。

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    2026年08月19日
  • おやじはニーチェ―認知症の父と過ごした436日―(新潮文庫)

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    冒頭は認知症に関するデータや引用、哲学的な考察も多く、人によっては少し読み進めるのに時間がかかるかもしれません。

    ただ、それらが土台となって、読み終えたときには「認知症とは何か」という問いだけではなく、「人とは何か」「人はどこに存在し続けるのか」ということまで考えさせられる一冊でした。

    特に印象に残ったのは、お父さんが亡くなったあと、「どこへ行ったのか」という自問に対し、自分の行動やしくざの中に父の存在を感じた場面です。

    「亡くなっても心の中に生きている」という表現はよく耳にしますが、本書ではそれをもっと具体的に、「自分の言葉や振る舞いの中に父がいる」と描いていたことがとても心に残りまし

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    2026年07月29日
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)

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    めちゃくちゃおもしろい!
    イメージしたら、笑いが止まらない!
    野球って、いろんな戦い方があるんですね!?

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    2026年07月18日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    ネタバレ

    ゆる言語学ラジオで紹介されていたのを予約していたのがようやくきて読んだ。校正の世界、自分では本も好きだし向いてそうって思っていたけど、これは全然向いていません笑、、頭がさがる、、笑
    (途中まで、「逐語心象型」p.58だし!と思っていたのに、、笑。言葉を言われた時に、視覚が浮かぶ・聴覚に反応するよりも書かれた文字や印刷を想像するタイプのこと)

    なるほどなあと思ったところはいくつもあった。
    そもそも日本語には正書法がない(p.118)
    誤用でも慣用であれば直さない(p.20)
    法律はもとより日本国憲法にも誤植がある、というのは笑っってしまった、そして読んで納得(p.168)

    次に読みたい本に追

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    2026年05月17日
  • パワースポットはここですね

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    全国のパワースポットを巡り、現地の声や歴史を調べたエッセイの書籍化。意外にもスピリチュアルを強く信じる人はいない。UFO、超能力、ピラミッドネタもあって面白い。果たして真のパワースポットはあるのだろうか…?懐疑派の筆者は最終的に神秘的な境地に辿り着く。

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    2026年01月26日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    読み始めた当初、話の本筋から明らかにそれたトリビア――それも古典的な哲学書の類いを引用しての脱線――が多いのが気になった。正直なところ、読みづらい…のだが、話の内容が「文字」の校正(誤字とか異体字とか旧字体とかいった話題)に及んで、これは、この原稿自体が、著者(&編集者?)による校正者への挑戦として書かれているのではないかと思い当たった。そういえば、この本のカバー&表紙は怒濤の赤ペン入りの「ゲラ」であった。
    古典の引用において、時に正字や旧仮名遣い、さらには「や行え段」の変体仮名まで出てくる(変体仮名は確かにUnicodeに収録されているけれども、少々やり過ぎとも思う)。本文中の括弧書きで引用

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    2025年12月31日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    実におもしろかった。私はもうかれこれ四半世紀、ニッチな専門分野の編集&校正をしているが、登場される校正者の考えに首が折れそうなほどうなずいたり、目からポロポロと鱗がこぼれ落ちたりした。

    冒頭「世の中には優れた書き手などおらず、優れた校正者がいるだけではないか」という著者の嘆息から始まる本書は、読者を校正の奥深い世界へと誘ってくれる。『言海』を270冊も自宅に所蔵する方、溢れる思いをとめられず自ら漢字辞書の編集までしてしまう方…先輩方の凄まじさに私などは只々畏れ慄き、ひれ伏すばかりである。

    AIと校正という章はタイムリーで興味深かった。最近、本当に原稿をAIで書いてくる方が増えたのだ

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    2025年12月05日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    校正をテーマにしたノンフィクションエッセイ。校正という仕事の凄まじさを垣間見た。日本国憲法に誤植があるという話には仰天した。

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    2025年11月15日
  • 道徳教室 いい人じゃなきゃダメですか

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    「道徳」が学校の教育課程の中で正式な教科として位置付けられる、
    少し前なら、「そりゃあ たちの悪い冗談でしょう」と一蹴されるところが、なんと現実となって立ち現われてきた。
     私の知る限りの学校現場を思うと、こりゃあ ろくでもないことになっていくだろうなあ。
    としか思えない。
     「善と悪」はセットになって一つになっていると思うのですが、「善ばかり」が推し進められるのは怖しい。
     

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    2025年10月06日