高橋秀実のレビュー一覧
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書名「ことばの番人」とは凄いタイトルだ。番人、ことばの見張り役、ことばを守る役割の人。という意味に解釈できるが、要するに、校正者だ。
第1章 はじめに校正ありき
で、「文章は書くというより読まれるもの。読み手頼みの他力本願なのだ。世の中には優れた書き手などおらず、優れた校正者がいるだけではないかとさえ私は思うのである」とある。なかなか意味の深い言葉だ。
校正に纏わるいろいろ面白いトピックスが多く紹介されている。中でも伝説的な校正者、その方の蔵書は辞書だけで7000点を超える。7000点だ。ポピュラーな辞書『広辞苑』だけでも100点以上所蔵しているという。校正に辞書は欠かせないツールであるが -
Posted by ブクログ
久しぶりに文字を読んで笑った。自分が小中学生時代の、プールの授業を思い出した。とても懐かしい気持ちになった。
泳ぎ方の説明が、「運動学」的な言いまわしになっているため、少しイメージしづらい所もあった。でも、わかるところは、思わず自分の体をクネクネ動かしながら読み進めた(笑)
桂コーチからのアドバイスで、「水泳は上手いか下手かではなく、綺麗か醜いか」という言葉が印象に残っている。部分部分の綺麗さよりも、全体的な綺麗さ。何事も、上手さではなく、「美しいか」という視点でやることが大切だと思った。
自分はギターを弾くが、上手さより「綺麗さ」を追及していきたい。 -
Posted by ブクログ
学生時代、道徳の授業がなんとなく気持ち悪く、
意見を求められ、その意見に正解はないけど、まわりが納得するような意見を求められているような空気が苦手でした。
筆者の言うところの「日本の道徳教科書は「みんな仲良く楽しい」が大前提」で、それを感じ取ってと言われているような。
読んでみて腑に落ちたのは、日本の道徳の授業では「みんな」の中の自分を見つめる、みんなとうまくやっていくための「気持ち」を重視しているということ。
学校(あるいは道徳の授業)はファンタジーの世界だと思えば、当時の自分はもう少し気楽に過ごせたのかな。
なるほどと思ったのは、
ドイツの道徳教科書は「一人でいる」ことの価値を尊重する。