高橋秀実のレビュー一覧

  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)
    開成高校という日本トップクラスの進学校の野球部…
    意外と強いらしい。その強さの理由は何なのか、選手や監督に取材して明らかにしたのが本書だ。
    本当にそれが勝利の原因なのかはイマイチよく分からないが、一つの意見として、面白く読ませてもらった。
  • はい、泳げません
    エッセイに分類するか、ルポに分類するか悩みました。
    高橋秀実さん、「道徳教室」と「からくり民主主義」が超絶面白かったので、他の代表作を検索してこれを読んでみました。私も泳げなかった人なので。
    まず、著者がいかに泳げなかったかがよくわかり、笑える。著者らしく、泳げないことを屁理屈こねまくる。それに対し...続きを読む
  • おやじはニーチェ―認知症の父と過ごした436日―
    参考文献の多さに驚きました。


    自分というものが(ほぼ)失われてしまった人は、周囲の人々の精神状態に容易に反応する
    あるいは共振する。つまり援助者や介護者が苛立ったり焦れば、それに呼応して認知症老人はたちまち不安定になり扱いにくくなる。

    と。
    うーん空気が大切なのね。

    自分が認知症になってしま...続きを読む
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)
    生徒たちには『自分が主役』と思ってほしいんです。大人になってからの勝負は大胆にはできません。だからこそ今なんです。   
                  本文より(p.217)

    いろいろと不安に思ったり挑戦することに対するリスクなどさまざまなことをぐるぐるぐるぐると考えてしまうけれど、とにかく挑戦して...続きを読む
  • はい、泳げません
    水が怖くて、泳ぐどころではないのに、プールに出かけ、レッスンにも通う。どうしてそうなるのかよくわからない。桂コーチは毎回言うことが、違う。楽しく読めた。
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)
    彼らは野球をこんなふうに解釈するのか、となかなかに興味深いです。
    文系で守って理系で打つとかは面白い。
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)
    タイトルが気になって読んで見た。あまり野球に詳しくないがポイントを打撃に絞り、打ち勝つ手法は勇気のいる決断とも思う。ただ限られた練習時間と戦力から、よく考えらている手法だしビジネスにも通じるものがあると思う。
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)
    超進学校の野球部の話。運動能力に秀でたわけでもなく、練習時間も短い環境でどうせ負けるではなく自分たちの野球を思い切りやる。理詰めのやり取りが面白いし、監督の指導がすばらしい。2022.11.18
  • 道徳教室 いい人じゃなきゃダメですか
    11限目 はじめてのスマートフォン
    からが、個人的には面白かったです。
    道徳授業について面白がりながら
    考えることができたような感じです。
  • はい、泳げません
    水嫌いで泳ぎたくない気持ちから、徐々になじんで行く過程が面白かったです。コーチも素敵。泳げる人になって良かったです。
  • はい、泳げません
    まったく泳げなかった記憶があって
    おぼれない程度に泳げる私にも
    実に身につまされる水泳読本。

    すごいなぁ。
    おそらく半分はライターとしての
    職業意識もあったんだろうとはいえ
    私ならこの先生からは一回目で逃げます(笑)

    著者はどうやら理屈を落としこまないと
    習得できないタイプ(わかるわかる)
    右腕...続きを読む
  • はい、泳げません
    わかったような
    わからんような
    レポートなのか
    フィクションなのか
    それでも読み進んでしまう
    生きたいと思わずに
    生きていると実感する
    そんな感じでいいですか
  • はい、泳げません
    映画が面白そうかな、と思ったのだけど、これは、、、。作者の頭の中を延々見せられて、なかなか進まなかった。
  • ご先祖様はどちら様
    著者がほんの気まぐれのつもりで、ご先祖調査を始め、最終的に清和源氏に辿り着くというストーリー。
    そもそも日本人は、系図を辿っていくと、先祖のどこかで源氏または平氏と繋がっているというから驚き。

    自分の父と母にはそれぞれに父と母がいて、更にその上にも父と母がいて、と考えていくと、ねずみ算式にご先祖様...続きを読む
  • 道徳教室 いい人じゃなきゃダメですか
    小学校で導入される道徳の科目を発端に色々と著者の意見を述べている。少し自虐も混じえて冷笑気味。いじめをなくす目的で道徳の時間を作るのなら、その時間を面談などにあてて貧困や虐待、ヤングケアラーに気付けるようにしたほうがいいと思う。いじめは無くならない。大人の社会でもあるから。でも子供のいじめは発端が上...続きを読む
  • 道徳教室 いい人じゃなきゃダメですか
    学校教育の道徳についての言及はそうだそうだと思いながら読んだ。その他にもAIやVR、シェアなどのお体当たり考察などとっても興味深く読んだ。
  • はい、泳げません
    水が怖い、泳げない人が泳ぎを習いひたすら泳ぐ事について思い考え感じた事をつぶやいている。レッスンでのやり取りや自分なりに習ったことを咀嚼して試してみたり。ただひたすらそんな内容なのがまた面白い。私は海っ子で泳ぎも我流。平泳ぎのみなので、クロールのレクチャーを読んでいるうちに、習って見たら面白いかも!...続きを読む
  • はい、泳げません
    映画化の宣伝を見て興味を持って読んだ。
    こんな個性的な水泳指導をするコーチがいるのかと驚いたが、実際の効果については、コーチとの相性にもよると思う。
    水泳に限らず、出来ない事が出来る様になるのは、いくつになっても嬉しく、楽しいものだ。
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)
    野球は、頭脳と戦略という人がいる。それも一理ある。他方で、楽しみながら、全力で邁進する姿勢も必要だ。もしかすると彼らには、甲子園にかける”熱い想い”が加われば、もしかすると、もしかするかもしれない。そんな可能性を感じずにはいられない。
    彼らには、桑田よりも清原が必要だ!!
  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)
    著者の監督及び選手というか生徒への質問に対する彼等の答えの内容が、所謂高校野球強豪校のそれらの人からは決して出てこないと思われるもので実に面白い。生徒達は、投球や打撃についてのヘンテコな独自理論を持っていてそれをすらすら話せる辺りそこは頭の良さ、偏差値の高さを感じさせますが、一方で単純さ、素直さ稚拙...続きを読む