高橋秀実のレビュー一覧

  • 定年入門 イキイキしなくちゃダメですか

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    著者の髙橋秀実氏が定年を迎え、その後の人生を生きる人々にインタビューをおこなって、定年後の多様な過ごし方とそれに対する価値観を探る。定年とは人生にとって何だろう。
    著者の髙橋秀実氏の著書は結構お気に入りで、数冊読んできたが、残念ながら、昨年の11月に胃がんで逝去された。私より若干年下で享年62歳。
    合掌。

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    2026年01月06日
  • おやじはニーチェ―認知症の父と過ごした436日―

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    筆者の冷静な視点と、数々の哲学的言葉。
    難しいと感じることもあったが、時折入るお父様との会話が笑えるように書いてある。
    壮絶な体験談の中で、認知症介護における一つの正解を読めた気がする。
    読み飛ばしてしまったところもあるが、この本は必要な時に読み返したい。

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    2026年01月02日
  • 道徳教室 いい人じゃなきゃダメですか

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    著者の本読んだのこれで6冊目。現場に足を運び、当事者達に直接話を聞くスタイルは変わらず、小学校で先生や生徒に話を聞いたり、VRを体験したり、スマホ教室に通ったり。実体験からの独特の感性、切口による(とぼけた)考察は今回も面白かったが、若干いつもよりこじつけ的な感じが拭えなかった。
    道徳とは、間主観、つまり自分を客観視する「自分」と、「みんな」(全員という意味ではなく)が承認する規範に気付き、それに従う事だと。簡単に言うと、「みんな」が困ったり迷惑に感じる様な言動をしない様に気をつけるという事か。小学校の道徳の時間は、「みんな」でその事を考える時間になっているらしい。
    本作では、当時の菅総理の答

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    2025年12月04日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    ネタバレ

    「校正」に関するエッセイ集。最初は校正者への取材から始まり、校正という仕事、言葉の意味について書いているのだが、憲法にも誤植はある、という話からどんどん話は広がって薬のラベル、遺伝子の話にまで行き着く(遺伝子にも校正者がいるのだ!)。読みやすいんだけど読みごたえはある、という感じの文章で、言葉についての面白い話が次々に出てくるので読んでいて飽きない。

    憲法にも誤植があるという話は驚いたが、ただ「ある」という豆知識的な話に終わらず、英語の草案との比較や憲法制定のために行われた議論にまで踏み込んで憲法の文章の意図に迫っていくのが面白かった。
    その他の章も辞書や古典、哲学者の言葉を引用しながらも言

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    2025年11月01日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    校正に関する様々なテーマに関する本。校正者にたいするインタビューや実際の誤字、そこから深堀りして日本語や漢字の成り立ちについて、などの多様な話題。日本語についての興味が深まり、楽しく読める。

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    2025年07月27日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    自分が普段何気なく使用している言葉も毎回辞書を引いているわけではないから、意味がゆれていることってあるし、知っているってことが知っていると思っているだけかもしれないということを肝に銘じておかなければいけないなと思わされた。
    ただ、言葉って生き物で、誤用も長く使われ続けると普及しすぎて正しい使い方になっていったりするし、本当に言葉って難しいなと思う。

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    2025年07月26日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    本の雑誌から。本書は純粋に読みたくて手に取ったものだけど、前後して訃報も聞こえてきてしまい、追悼の意も込める感じになってしまった。ご冥福をお祈りいたします。本書は校閲に関するエッセイなんだけど、先だって読んだ漫画の記憶もあり、かなり興味深く読めた。自分には出来ないだろうだけど、深い世界ですね。

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    2025年06月25日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    “「ゲラが間違っているのではなく、自分が知らないだけかもしれない。まず自分を疑う。そのために辞書を引くんです」”(p.101)


    “一字一句を軽んじてはいけない。一字一句をおろそかにすると、二字二句をおろそかにすることになる。”(p.57)

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    2025年06月19日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    校正をめぐるノンフィクション

    校正の仕事や日本語や漢字や憲法やら、様々な校正にまつわる話が書かれていて非常に興味深い。
    読みやすい文章で気軽に読め、日本語を使う者として知っておいた方が良いが、考え出したらキリがないほどの深い内容。

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    2025年03月21日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    日本語の校正者について書き始められて、日本語の漢字についても書かれている。一つ一つのエピソードは興味深い。尊敬の念がわく。面白くて、すごいなぁと思いつつも、自分は日本語について真剣に考えられないタイプの人間であると感じた。読んでいるうちに細かすぎて眠くなってしまう。何とか最後まで目を通した。そして二箇所の誤植を見つけ、なぜ誤植があるのか、私たちが気がつくかを作者が面白がっているのだろうかと感じた。

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    2025年02月20日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    普段目にすることのない校正という仕事、
    活字を見ればゲラ刷りに見えてしまう校正者たちの
    生態?を描いたノンフィクション。

    を期待して読んだのですが、それは半分くらいで、
    校正や漢字、日本語にまつわるエッセイという感じでした。

    それはそれで面白いんだけど、せっかくなら
    もっと校正者の生身の様子や仕事の風景を読ませて欲しいな、と。

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    2025年02月14日
  • 道徳教室 いい人じゃなきゃダメですか

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    具体的な事例を出し、切れ味鋭く説いているけど、ときおり「道徳どこ?」となる。ちゅーりーちゃん、NAO君との関わり方(笑)!

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    2025年02月08日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    校正から、漢字とは、文章とは、言葉とは、日本語とは。
    色々巡るエッセイ。

    文章を追えば文字が見えず、文字を追うためには文章を読んではならない。
    そんな感じか。

    書き文字とは何か。
    色々と考えさせる。特に、日本語の文章にとって、公正とは欠くことの出来ない重要なパーツになっている。
    わかる。
    最近の書籍は、ほんまに校正入ってんのかと思うようなのが多い気がしている。
    本書に何人か出てくる校正者たちの、プロフェッショナルなこととは大違いだ。

    校正とは言霊であるという。
    なんかわかったようなわからんような。
    全体に、あまりユーモアは感じないエッセイだった。

    ただ、よくわからないままに日本国憲法に

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    2025年01月05日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    日経ビジネスの書評で紹介されていて読んでみた作品。校正に関する話で興味深かったが、若干、文章に癖があるところが微妙な作品。ただ校正者という人たちの役割や考え方などを知ることができたのは、よかった。

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    2024年11月03日
  • ことばの番人(集英社インターナショナル)

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    校正の内容や考え方に全く触れたことがなかったので、またそこに深い世界が広がっていることを知れた。漢字とかなが異文化が混ざり合うことで、そもそも曖昧にできていて、基準がないからこそ、そこに誤読や変化が、間違いとは言い切れない広がりをみせていく。校正が果たす役割について、なかなかピンとは来なかったし、自分では絶対無理だと思ったが、こういう世界があるのを知れたのはよかった

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    2024年10月21日
  • はい、泳げません

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    泳げる人にとって、泳げない人の気持ちを想像することは簡単ではないと改めて思いました。
    どの部分でつまづいているのか。水が何故こわいのか。想像以上の葛藤に、なるほど、、、と納得させられるところが沢山ありました。
    指導者を目指す方々には是非読んで頂きたい一作でした!

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    2024年09月22日
  • おやじはニーチェ―認知症の父と過ごした436日―

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    哲学に造詣が深く、自分の置かれた立場をきちんと客観視できる著者が書いた、認知症の自分の父親との暮らしを描いたノンフィクション。

    客観的な描写、冷静なスケッチは、認知症の介護をするひと、認知症予備軍の私たちにとって、とても良い参考になる。
    こうなると分かっていても、手の打ちようがないのが、独居老人なのかな。

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    2024年07月31日
  • 定年入門 イキイキしなくちゃダメですか

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    本は悪くない
    ただ、読み終えてふと思うに、来るべき自分の夢のない定年後が悲しい。
    定年後も、収入のためでない仕事をやりがいとしていきるなんてやだー、と思ってもやってしまうのが昭和脳の日本人の姿なのか。

    健康以外は、今日行くところがある・今日用がある(きょういく・きょうよう)とはよく言ったもので、結局人生それにつきるような気がしてくる。

    パパ活、ママ活から、ジジ活、ババ活へのマッチングサービスの需要は大きい。

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    2024年03月07日
  • おやじはニーチェ―認知症の父と過ごした436日―

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    ネタバレ

    朝日新聞の書評欄でとりあげていたので読んだ。
    親の認知症が顕在化してきたというのも動機の一つではある。
    高橋さんはひとりぐらしの認知症の親と暮らしているのだが、お父さんの認知や徘徊が相当ひどい。うちの親はまだここまではきていない。
     著者である息子と会話はするもののトンチンカンな返答ばかりで、おかしな会話となってしまう。それを著者が読んできた哲学書や思想書と照合するとなんとなく腑に落ちるというような気づきがいろいろ出てくる。会話も支離滅裂なら、思想との結びつきもおもいつくままって感じで、ニーチェとかアリストテレスとかウィトゲンシュタインとかだされても、一過的で読んでいるほうとしてはあまり深くは

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    2023年12月29日
  • 不明解日本語辞典(新潮文庫)

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    各言葉毎の、各章のアプローチ部分は、私の心を掴むのですが、読み進めると、言語学やら哲学やら、私には難しく理詰めにされて、読んでて疲れる章が多かった。
    でも私たちが感覚で話し、感覚で理解している日本語。外国語として日本語を学ぶ人には、きっと難しいであろう、この感覚がおもしろいと思います。

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    2023年12月21日