あらすじ
悩むって、哲学?
ヒデミネさんの回答が、心のヒダにやさしく語りかけます。
知る人ぞ知る通好みのエッセイスト、ノンフィクション作家の高橋秀実。
村上春樹の『アンダーグラウンド』の取材リサーチャー、元ボクサー、
小林秀雄賞受賞者(『ご先祖様はどちら様』)。
一言で語れない経歴の筆者の最新作は、
軽くて深くて、重くても笑える「哲学入門」。
古今東西の思想家たちを、ときにからかいつつ、
われわれにも身近に解き明かしてくれる、
これまた曰く言い難い奇書となりました。
「悩み」を多角度から考察したエッセイに、
新聞紙上での一般の人々からの人生相談も盛り込みました。
老若男女、ひろい層に届いてほしい一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ちょっと極端な意見はあるなあとか、奥様の虐げをそこまで出して大丈夫なの?とハラハラするところはありましたが、引用が非常に魅力的でした
六道、に関しては現世にも言えると確かに。
話してもわからない人。ニュースをみても少しも心情理解できない犯人、人間だと思うから理解できないのかもしれない。
この世に居ながらにして、修羅、餓鬼を生きざるを得ない輪廻のステージの人もいるのかもしれない
納得のような、納得してはいけないような…
Posted by ブクログ
人生相談、お悩み相談の回答をまとめた本。著者の本はよく読んでいるが、人生相談形式の本は初めて。
著者らしく見方を変えたりユニークな提案したり、哲学的な観点で回答していてなかなか面白かった。世の中には色々なことで深く悩む人がいる。読んでいて、多少悩んでも時間が経つと忘れてしまう自分は幸せなんだなと思った。