梶山あゆみのレビュー一覧

  • 人類の歴史をつくった17の大発見 先史時代の名もなき天才たち

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    石鹸の話など本当に些細な出来事が長い年月を経て、大きなきっかけとなっていく過程が非常に興味深かった。

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    2025年03月05日
  • 精密への果てなき道 シリンダーからナノメートルEUVチップへ

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    蒸気機関から錠前、帆船の滑車ブロック、時計、銃、自動車、ジェットエンジン、ハップル望遠鏡、GPS、半導体チップと現在までの約250年間の「精密」に対するエンジニアの取り組みと発展を描くノンフィクション。読むまでは技術系の本でハードルが高いように思ったが、筆者自身のエピソードを盛り込んだり、必要以上にマニアックな技術には踏み込まないが必要最小限の技術は分かりやすく解説したりと、非常にバランスが良く面白く読めた。

    熟練工の多かったイギリスやフランスでは機械化が彼らに反対されていたが、その一方でアメリカには熟練工が少なかったため機械化工業が進展した、と良く言われているが、1853年にニューヨーク万

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    2025年02月22日
  • 漫画 サピエンス全史 歴史の覇者編

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    古代から現在にいたるまで、人類史を突き動かしてきた帝国、貨幣、宗教についてわかりやすく書かれていました。

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    2025年02月20日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    サピエンス全史はおもしろい。(コミックでしか呼んでないけど)
    ブルシットジョブの起源農業革命にあった!
    ナラティブのとんでもない力!ネット上のフィクションなんて屁でもないくらいの、逃げられないパワー。恐ろしいドクターフィクションの力。
    LGBTや女性差別の問題も生物学的な視点、人類学的な視点、歴史的な視点とあらゆる角度から説明してくれて、面白かった。
    わからないことはわからないと言うことが大切という考えにも同意。

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    2025年02月20日
  • LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界

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    軽い気持ちで借りた本だったが、老化に対する本格的な科学の本だった。カロリーはあまり摂取しない方がいい。同感であるし、肉食もどうなのかと感じた。科学で老化を止められるか、期待している。老化は全ての病気の母なので。

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    2025年02月02日
  • 漫画 サピエンス全史 歴史の覇者編

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    原作本?!はもっとぎっちり難しい言葉が並んでいそう。地球上には、たくさんの出自の違う人びとがいて、遠い昔にはそれぞれ別れてごく少ない仲間や身内のような関係のある人びとが様々な地域に別れて住んでいた。そこにあったのはささやかな暮らしだ。けれど、時が流れるにしたがって人びとは集まって住まうようになり、文明や国々、民族や、地域的結びつきが生まれた。争いをやめて世界が一つになることもあるかもしれない。そうなれば、全世界的な問題である地球温暖化などの環境問題ももっと客観的に捉えられるようになり(希望的な観測だけれども、これは全くその通りかも)問題解決の道も生まれるかもしれない。そういう問題意識がたぶん根

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    2025年01月15日
  • IT’S ELEMENTAL さぁ、化学に目覚めよう 世界の見え方が変わる特別講義

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    化学オタクを自称する女性サイエンティストにより、一般向けの化学読み物。我々の生活にはありとあらゆる場面に化学がはたらいていることを、オタク特有のテンションで熱く語ってくれる一冊。
    耳慣れない分子名などが沢山出てきて迷子になりそうになるが、日常の分かりやすい例え話で道案内してくれる。
    これを読むと、掃除や料理のコツなんかも身につく。

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    2025年01月02日
  • 人類の歴史をつくった17の大発見 先史時代の名もなき天才たち

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    今の社会でも継続されている習慣は、過去に誰かが始めたもの。そのキッカケは何だったのか。ファーストペンギンというか、芋洗いを始めた猿というか、最初の人。この本はそれを解き明かす。テーマは多様にある。はじめて火を起こしたのは誰か、はじめてカキを食べたのは誰か、はじめて衣服を身につけたのは誰か。他にも、弓矢、名画、ビール、外科手術、車輪、ウマ、石けん、ハワイ上陸などなど。若干、マニアックな気もするが、どれも興味深い内容だ。

    読みながら、新たな発見。例えば、赤ちゃん言葉。これは、日本だけではないらしい。「あら、いい子でちゅねえ!」といった言い方がそうだが、これはどんな文化でも、何語を話す母親であって

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    2024年11月11日
  • LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界

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    老いは病、という提言。
    健康に長生きするには、適度に体をストレスにさらす。食事量を減らす、飢餓状態を作る、例:断食を取り入れる。
    寒い環境に身を置く。例:冬でも薄い布団で寝る
    運動をする。

    この先生曰く、老いが病なら、老いない体を作る事で、病を遠ざける。老いは病を引きつけるから。頭ではわかるが完全な理解って難しいしピンと来ない。

    先生は、今の医療、病院の制度、構造に大不満。病や腫瘍を狙って治療するのではなく、そうならないための研究をなぜ行わない?
    医療のテーラーメイドは、確かに。言葉は聞いていたけど、真剣に考えた事なかったなぁ。医療関連企業に勤めてたのに、恥ずかしながら。男女で寿命が違うし

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    2024年10月28日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    農耕民の賞よりも人類が作り出したフィクションの物語をいかにして改良していくかという巻末の話がなるほどと思った。

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    2024年09月15日
  • 漫画 サピエンス全史 歴史の覇者編

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    誰が全人類の統一を成し遂げたのか?
    帝国でもなければ、貨幣でも宗教でもなく、
    科学革命

    過去2000年の間、一神教徒は実に効果的な方策を用いて、頂点に立ち続けてきました。
    要はライバルを皆殺しにしたのです。

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    2024年09月08日
  • LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界

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    著者によると「老化は病気の一種であり治療可能。誰でも健康的に150歳まで生きるのが当たり前になる時代がもうすぐ到来する」とのこと。なんの根拠もなく150歳くらいまで生きるつもりだったからありがたい。どちらかというとNMNの発見とかがメインだけど、やっぱり健康的な生活は必須っぽい。

    「古い価値観の政治家の交代サイクルが長くなる」「地球温暖化が他人事じゃなくなり高齢者も環境問題に関心を持つようになる」など、人類が老いを克服できた場合のメリットデメリットの考察がSF的で面白い。

    "本来、人類に寿命はないが、全人類が寄生生物に寄生されているせいで寿命が存在する"っていう設定で書

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    2024年07月02日
  • 生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学

    H

    購入済み

    書籍名から生命の起源を説明した書籍と考えて購入しました。確かに、よく見ると「生物」はなぜ誕生したかです。生命の起源の説明はありますが、主に生物がなぜ誕生し、進化したかを説明しています。
    私の興味からずれていましたが、面白い内容でした。ただ、もう少し、イラスト等が入っているともっと興味が持てたであろうと思います。

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    2024年06月10日
  • 偉人たちのあんまりな死に方 ツタンカーメンからアインシュタインまで

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    いかにも面白そうな本で、特にアインシュタインに関しては以前、国立科学博物館の展示で脳切片標本を目にしたことがあり、興味があって購入して読んだ。また、表紙も好きだ。
    クレオパトラやツタンカーメン辺りは超有名だが、他にも知らなかった偉人の最期も知れ、文章もゴシップ記事のような読みやすさで面白かった。
    ただ、19人という人数の多さもあり、一人一人のボリュームが結構少なかったのが残念。
    偉人紹介として各1枚の顔写真/肖像画があったのは、偉人その人を思い出しやすくて良かった。できれば、もっと写真があればより想像しやすかった。

    当時としては最先端の医療だったが、現代医療からしてみればそれはむしろ死を後押

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    2024年04月29日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    文字の発明の背景、理由は単体で意味を持たない数字などを記録するため。一方で物語は記憶する事が出来るため文字の発明の前から語り継がれてきた。歴史を通じて人間の脳の仕様を学んだ。

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    2024年04月15日
  • アルツハイマー病研究、失敗の構造

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    アルツハイマー病の原因がアミロイドβ、タウの蓄積にあるとする、セントラルドグマへの告発である。
    確かに、アミロイドβなどの除去には成功したが、認知症の改善にはつながらず、治験段階で開発中止となるケースが何件か出ていると聞いている。
    であれば、本当にこれらが原因なのか、と疑うのが普通だが、アルツハイマー=アミロイドの蓄積と定義されて、それ以外の原因への研究が進んでいないらしい。
    業界の構造にも色々問題がある様だが、アミロイドβがニューロン死滅の原因となる生理学的証明は出来ていないことからすれば、それ以外の原因についても研究を進めるべきである。

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    2024年03月15日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    ホモサピエンスは素晴らしいから生き残れたと思ってるでしょ?
    全てを征服して、色んな力つけて、開発して、生活が豊かになったと思う。
    で、幸せになれたの?
    違いますよ、
    さほど誇れるような成果もなく、ただただ環境と自然動物などまわりに被害を与えてるだけですよ。
    狩猟生活の方が楽だし幸せだったのにね。

    というざっくり内容あってるんだろうか。
    難しいお話。
    アメコミなのも入り込みにくい

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    2024年01月20日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    ネタバレ

    『漫画サピエンス全史』の第2弾。1万2000年前に農業革命が起こって以降の人類の歩み。

    まず穀物(特に小麦)の栽培化をするようになり、狩猟採集をやめて定住が始まった。それにより集団で密集して暮らすようになり、食糧の貯蔵ができるようになった。それにより人口が増えたが増えた人口を養うためにさらに食べ物が必要に。貯蔵は財産の私有という考え方を生み、ヒエラルキーができる。下層の人間は常に過酷な農作業に明け暮れる。土地や財産をめぐり、集団どうしでの戦争も拡大していく。密集して生活することにより疫病も蔓延する。動物の家畜化も進む。

    農業の成果を記録するために文字が発明され、そのデータを管理するために官

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    2024年01月01日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    贅沢の罠のところにゾッとした、まさしく自分がいまはまっている!足るを知ることが大事なのに!
    想像上の秩序の話もすごく深い、怖くなった。刷り込まれている常識、自分が自分でないようだ。
    差別の章、男性がなぜ優位かという内容の話はとても興味深い。
    信じるって難しい!
    今まであまり考えてないことに言及している内容だったので難しかったが、漫画なので最後まで読めた。

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    2023年12月24日
  • 偉人たちのあんまりな死に方 ツタンカーメンからアインシュタインまで

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    よく知っている偉人が何をしたかではなくどう死んだかという面白い視点の話!
    昔の知識、医療のレベルによる悪意なき殺人に心痛めるとともに読んでいてワクワクする語り口でどんどん読み進められた
    ワシントンのが一番生々しくてすごかったな
    ほんまに現代医療の進歩に感謝
    医療従事者の方々いつもありがとうございます

    訳者さんの「偉人も人の子」って言葉、当たり前だけどそうだよなぁととても印象に残った

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    2023年12月05日