精密への果てなき道 シリンダーからナノメートルEUVチップへ

精密への果てなき道 シリンダーからナノメートルEUVチップへ

蒸気機関シリンダーの寸法のムラをなくせ! 産業革命期に生まれた精密の概念を極度の高みに引き上げた技術者や、フォード、セイコー、インテルなどの企業の奮闘を描きながら、微細の極限を目指すテクノロジー物語を綴る。知られざる技術史を明かすマスターピース

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精密への果てなき道 シリンダーからナノメートルEUVチップへ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人にスポットを当てながら精密さがどのように進歩してきたかを解説する本。各章に公差が振られており、段々と精密さが上がっていくのが面白かった。

    精密さを語るにつれて、長さの単位をどのように決めるべきかまで考える必要があるというのは確かにと感じた。

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    素描で認識される世界において、精密さが求められるのは、工学的な環境において。人間は完全なる再現性による安全安心、利便性を求めているからでもある。しかし、座標軸や時間軸の精密さは、人間や自然が、少なくとも今のコンピュータでは精密には規定し得ない存在だという事を却って浮き彫りにするようでもある。

    素描

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    蒸気機関から錠前、帆船の滑車ブロック、時計、銃、自動車、ジェットエンジン、ハップル望遠鏡、GPS、半導体チップと現在までの約250年間の「精密」に対するエンジニアの取り組みと発展を描くノンフィクション。読むまでは技術系の本でハードルが高いように思ったが、筆者自身のエピソードを盛り込んだり、必要以上に

    0
    2025年02月22日

    Posted by ブクログ

    非常に読みにくい日本語だったが、読み物としては非常に面白かった。
    「精密」の歴史についてわかりやすく述べられていて、精密さのレベルに応じた逸話も面白いものが多かった。
    精密さを求めすぎることに対しての批判も述べられていたが、「工学」の視点によるものであり、そのアンチとして日本の手作りでの時計職人の話

    0
    2020年06月06日

    Posted by ブクログ

    2025-11-25
    精密の歴史が思ったよりも短く、とんでもない速さで進化してきたのが一望できる。人間が実感できるスケールからあっという間に原子/量子のスケールまで進んでしまうという凄まじさ。
    実はいちばん面白いのは「おわりに」だった。不変の物理法則に基づいた指標が完成したのが21世紀になってから(

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    精密の概念はなぜ生まれ、どう育ち扱われてきたのかを時代と共にエピソードを交え追いかける。自動車やGPSの話が興味深かった。10章については日本人には腹落ちするだろうけど、別の文化圏の人にはどう受け取られるのか感想を聞きたい。

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現代社会が如何に精密工学に寄っているかを、技術史の観点で詳述。
    ヒトでは感知しえないレベルにまで、水準が進んでしまっている中、本当にどこまでやらないといけないんだろう、という疑問というか余韻が読後に残る。
    一方、最後の10章はまるまる日本。精工舎の工場見学の結果のあれこれと、人間国宝という制度がある

    0
    2019年11月11日

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