梶山あゆみのレビュー一覧
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著者によると「老化は病気の一種であり治療可能。誰でも健康的に150歳まで生きるのが当たり前になる時代がもうすぐ到来する」とのこと。なんの根拠もなく150歳くらいまで生きるつもりだったからありがたい。どちらかというとNMNの発見とかがメインだけど、やっぱり健康的な生活は必須っぽい。
「古い価値観の政治家の交代サイクルが長くなる」「地球温暖化が他人事じゃなくなり高齢者も環境問題に関心を持つようになる」など、人類が老いを克服できた場合のメリットデメリットの考察がSF的で面白い。
"本来、人類に寿命はないが、全人類が寄生生物に寄生されているせいで寿命が存在する"っていう設定で書かれた、アシモフの短編「ホステル」を思い出した。 -
購入済み
書籍名から生命の起源を説明した書籍と考えて購入しました。確かに、よく見ると「生物」はなぜ誕生したかです。生命の起源の説明はありますが、主に生物がなぜ誕生し、進化したかを説明しています。
私の興味からずれていましたが、面白い内容でした。ただ、もう少し、イラスト等が入っているともっと興味が持てたであろうと思います。 -
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アルツハイマー病の原因がアミロイドβ、タウの蓄積にあるとする、セントラルドグマへの告発である。
確かに、アミロイドβなどの除去には成功したが、認知症の改善にはつながらず、治験段階で開発中止となるケースが何件か出ていると聞いている。
であれば、本当にこれらが原因なのか、と疑うのが普通だが、アルツハイマー=アミロイドの蓄積と定義されて、それ以外の原因への研究が進んでいないらしい。
業界の構造にも色々問題がある様だが、アミロイドβがニューロン死滅の原因となる生理学的証明は出来ていないことからすれば、それ以外の原因についても研究を進めるべきである。 -
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ネタバレ『漫画サピエンス全史』の第2弾。1万2000年前に農業革命が起こって以降の人類の歩み。
まず穀物(特に小麦)の栽培化をするようになり、狩猟採集をやめて定住が始まった。それにより集団で密集して暮らすようになり、食糧の貯蔵ができるようになった。それにより人口が増えたが増えた人口を養うためにさらに食べ物が必要に。貯蔵は財産の私有という考え方を生み、ヒエラルキーができる。下層の人間は常に過酷な農作業に明け暮れる。土地や財産をめぐり、集団どうしでの戦争も拡大していく。密集して生活することにより疫病も蔓延する。動物の家畜化も進む。
農業の成果を記録するために文字が発明され、そのデータを管理するために官僚制度ができた。
集団を統制し支配するために、物語を超えた共同主観(共同幻想)たる虚構が作られた。国家、法律、制度、宗教、お金、そういった皆が価値を認めるから存在するフィクションである。支配のためのフィクションによりヒエラルキーも固定化され強力になっていく。
作者の主張は「人々の統制のために物語、虚構を作る力(認知革命)」「定住し農耕すること(農業革命)」が人類を良くない方向に進めた、というもののようだ。
思想的に左寄りで偏りはあるものの、作品としての完成度は高く(本は大きくて読みづらいが……)、読んでよかった。
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老化こそ全ての死因の確率を上げる克服すべき最大の病である。そして、その病は治療可能である。
この本はそのメッセージについて書いている。そして、この定義と いかにして老化を防ぐか という適切な問いを立てたおかげで、健康長寿への道が飛躍的に進化していることが書かれている。
著者の 「人口割合の高く、投票率が高い高齢者こそが、未来に当事者がない」ことを変えたい という想いは響いた。
一方で、健康長寿に目処が立ち始めているゆえに、地球環境問題、特に気候変動、温暖化の問題こそ、喫緊解決すべき最大の問題になりつつあることも、再確認できた。
そして健康長寿が科学的可能になることを見越した、倫理と社会制度設計も急務である。生きられるようになったら、死ぬ権利をどう考えるか。 -
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遺伝子動態の記述が難しかった。
高校の生物の先生が近くいにいたので、エピゲノムを高校で学ぶのかと聞いたら、知らないとのことだった。
大学レベルの内容なのかなと思い
もう一回勉強しなおそうかなと思った。
著者は第3章で老化を病気として説明している
その根拠として、・・・書こうと思ったが付箋を紛失してしまった
加齢による疾患の源流として老化があり、51%の人が経験するものでこれを治すことが未来は明るいと書いてあったような気が・・・
生物学的に見て自分がどれだけ年老いているかの簡単な検査がある
例えば腕立て伏せを46歳で20回超えてできるようなら大したものらしい
他には立ち座りテスト(ARS)
人間の寿命を長くする大まかな道筋はいか7つに集約される
1,AMPK活性分子
2,TOR阻害分子
3,サーチュイン活性化合物(STAC)
↑実効性が高いもの
4,メトホルン
5,NDA増強分子
6,ラパログ(ラパマイシン類似態)
7,セノリティクス(老化細胞除去薬)
で実際どんなことができるのか
・断食
・運動する
・寒さに耐える
・肉を動物性から植物性に変える
・タバコや有害物質放射線から身を守る
個人的には以下章
第3部 わたしたちはどこに行くのか 8章 未来の世界はこうなる
寿命が延びた世界、それは社会に、個人の価値観に大きな影響をもたらす。
政治家の政治生命延長による社会制度新陳代謝の低下
金持ちのさらなる資産拡大(長期資産運用による資産の増大)それによって生じる格差拡大
富裕なものは自分たちに良いものをいち早くためせ、より健康的に裕福になっていく
消費量が伸びたことにより地球環境破壊の深刻化
9章では健康長寿時代に何をすればいいのかが示されていた。
老化を治療する薬として
糖尿病患者に処方されるメトホルミン
サーチュインを活性化するレスベラトール
サーチュインの燃料となるNAD そも能登となるNMN
・著者は何をしているのか
・NMN1グラム1000ミリグラム
レスベラトロール1グラムおよび -
Posted by ブクログ
ライブワイヤード(livewired)を実例を交えて解説した本。原書タイトルはThe Inside Story of Ever-Changing Brain。知らなかった実例が豊富で、文章も判りやすく、楽しく読めた。
・脳の半分が無くても生きてる人
・カメラの出力を皮ふや舌につなげて視覚の代替とする技術
・前足がなくて、二足で歩行する犬
・天才はつくるものという信条の両親のもとチェスのグランドマスターになったポルガー姉妹
脳は能動的に自らを再調整して消費エネルギーを節約する。絶えず内部モデルを修正している。老犬に新しい芸を仕込むのは難しいが、閉じる時期が遅いドアもあるので、還暦過ぎてもまだまだ学習による向上しろはあるということらしい。神経が物理的に途切れても、つねに頭をはたらかせていれば(そして外部からのフィードバックがあれば)、新しい橋が脳内にかかりボケないそうである。
記憶や学習において、 配線変化だけでなく新しい細胞が発生する事実、記憶の種類にいろいろあり、事実や出来事は忘れても歩く方法や歌い方(非宣言的記憶)覚えているという事実は、AIの開発に役立つ情報だと思われる。