竹本健治のレビュー一覧

  • 涙香迷宮

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    暗号ミステリー
    ミステリー要素は正直薄いのだが暗号部分の創作が凄すぎる。信じられん労力
    いろは歌(いろは47文字、または「ん」を入れた48文字を1文字ずつ全て使った文章)が題材でそれがしかも暗号になっている

    こんなものを創作
    もはや物語うんぬんより日本語アッパレ
    どやって考えたんだ…ほんとに…すんごいでござる

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    2025年10月22日
  • 将棋殺人事件

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    再読感想、ゲーム三部作の二作目。
    地震により発見された2つの遺体、恐怖の問題と噂される怪談話、詰将棋問題の盗作疑惑…
    複数の点でしかない個々の謎は“極めて稀な”例であるのか。
    詰将棋の所はほとんど理解できなかった(汗)が
    薄ぼんやりとした霧の中を延々と歩かされる様な幻想味溢れる展開と収束は竹本先生ならでは!

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    2025年10月21日
  • 閉じ箱

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    ネタバレ

    竹本健治さんは、初読でした。
    この作品は、まずノベルズ、角川ホラー文庫として発刊され、そのあと角川文庫として再発刊。読んでみて、ホラー文庫の範疇では収まらないことに納得しました。
    作風は、表現しにくいと思います。読んだ事がある中では、江戸川乱歩、夢野久作氏らの系統ではないかと思います。いわゆる、わからない奇書的な幻想譚。

    短編集で、トランプの四つの絵札の記分けされています。中井秀夫のトランプ譚を意識してるのですかね。読むにあたり、多少の読者への助力でしょうか。

    ♣️5編 ミステリーゾーンのようです

    「氷雨降る林には」
    不倫相手の死を自死とされ、疑問を抱く男。
    彼が辿るのは、自らのねじれた

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    2025年09月07日
  • 涙香迷宮

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    他にはない暗号小説という感じでした。黒岩涙香について全くの無知であったため、難しいと感じる部分も多々ありました。しかしながら、いろはをはじめとしたパングラムなどの多く暗号や謎は非常に印象的でした。探偵の牧場も非常に魅力的なキャラクターで面白かったです。
    涙香のトリックなどが匠だと感じましたが、ミステリー小説としての要素としては他に比べると少なく少し長いように感じてしまいました。ミステリー小説で面白いと聞いたので読んだ私としてはイメージとことなっていたためこの評価になりました。他にもシリーズがあるので読んでからの方が良かったかもしれません。

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    2025年08月10日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    角川ホラー文庫ベストセレクションの第二弾。今回も8名の作家の8作品だった。特に印象に残ったのは以下の3作品。
    「骨」小松左京
    なにかに突き動かされるように庭を掘り続ける主人公の姿が最後に悲しみを誘った。何かを思い出しかけているという描写がよかった。
    「或るはぐれ者の死」平山夢明
    こんなにも悲しい話だとは思わなかった。自分だけでも死者を埋葬しようとしたその清らかな心は悪意に踏み躙られる。
    「人獣細工」小林泰三
    この作品が最も衝撃だった。自分と父の秘密を探らずにはいられない、そのはやる気持ちが痛いほど伝わってくる。凄まじいラストだった。

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    2025年05月23日
  • ウロボロスの基礎論 下

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    ネタバレ

    ○ 総合評価    ★★★☆☆
    〇 サプライズ   ★★★☆☆
    〇 熱中度     ★★★★☆
    〇 インパクト   ★★☆☆☆
    〇 キャラクター  ★★★☆☆
    〇 読後感     ★★★☆☆

    総合評価  ★★★☆☆
     竹本健治によるウロボロスシリーズの第二弾。実名小説パートでは、うんこ事件の真相を推理することになる。うんこ事件とは以下のとおり:
    ○ 第一のうんこ事件
     京都大学ミステリ研究会の部室で、「ブレード街の殺人」という本にうんこがされるという事件。この事件は15年ほど前の事件
    ○ 第二のうんこ事件
     山口雅也の家で、「ビッグ・ボウの殺人」という本にうんこがされるという事件
    ○ 第三の

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    2025年05月22日
  • 涙香迷宮

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    謎をこねくり回す、ど本格はあまり得意じゃないが、そこそこ楽しめた。
    暗号ミステリに対するこだわりは、いかれてるとしか言いようがない(笑)
    評価が高いのもうなずける。
    デビューのころの作者をキレキレを思い出させてくれる。
    が、やっぱり匣の中のほうが好きかな。

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    2025年04月13日
  • これはミステリではない

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    深い霧に包まれた保養所内で起きた殺人事件、そして失われた“犯人当て”の解答編。
    「汎虚学研究会」シリーズ2作目。
    作中作、夢、現実が交錯しながら物語は展開し、歪な結末を持って世界は閉じられる。
    タイトルが示す物語をどの様に受け止めていいものか…今は只静かに受け入れざるを得ない。

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    2025年03月16日
  • 涙香迷宮

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    いろは歌は漠然と好きなんですが、そうか作れるものなんだなと、、、私には無理ですが、、、
    凄い種類のものが出て来て驚きです

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    2025年03月01日
  • 囲碁殺人事件

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    ゲーム3部作の第一作、天才棋士牧場智久シリーズ作品です。
    囲碁を知らないと暗号部分が楽しめませんが、丁寧な伏線が張ってありミステリ部分は楽しく読めました。
    囲碁も、ミステリも少し見方を変えると違う世界が見えてくるような作品。講談社文庫は短編のチェス殺人事件も収録!

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    2024年11月01日
  • 囲碁殺人事件

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    ネタバレ

    キレイにサクッと解決!する物語では無かったけど、それがかえって現実味を感じさせる作品でした。

    探偵役だと思われた主人公の推理が、間違っているとは…!!物語の常識としては意外な展開でしたが、主人公の年齢を考えると、そうなるのも納得です。

    短編のチェス殺人事件にしても、言いっ放しでかき混ぜておいて、実際は本当に自殺だったとしたら、残された二人はどうなるんでしょう?
    でも、実際智久には真実を証明する義務も逮捕する権限も無い訳だし、少年探偵が活躍(?)した後って、実際にはこんな感じになるのかもしれません。

    天才棋士の少年という現実感の薄い存在と、どこか現実味のある展開に、何ともいえないムズムズ感

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    2024年10月31日
  • 話を戻そう

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    しっかり読んで、しっかり記憶すれば、とてつもない知識がつく本。
    歴史だけにとどまらず、美術品なども内容が豊富。
    著者の佐賀愛・
    知識量に驚く作品。
    話の流れも斬新。
    ただ、話の本筋が途中わからなくなってしまい、話を戻されても、取り残されることがしばしば、、、。

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    2024年08月20日
  • 狐火の辻

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    何の状況説明もなく、序盤から轢き逃げ事件や怪談話、噂話に謎の独白といった断片的なエピソードが次々と提示されるだけで、物語の行く末が全く掴めないまま物語が進むが、段々と各エピソードに繋がりがあることが示唆される。探偵役の登場を皮切りに、各エピソードが集結し、最後にパズルのピースがきっちり埋まる技巧性は凄いとは思うが、そもそものお話が面白みに欠けるので、読後感は今ひとつ。ロス・マクドナルドの「さむけ」を参考にしたとのことだが、あの作品ほどの引きは全くない。探偵役が長々と語るタクシー怪談の歴史が一番面白かった。

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    2024年06月16日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    なぜこの本を予約したのかさっぱり思い出せません。ともかく読んでしまう。
    1993年角川ホラー文庫創設。そこから30年あまりの作品の中から精選収録のアンソロジー。
    竹本建治「恐怖」1983
    小松左京「骨」1972
     SFっぽさあり
    宇佐美まこと「夏休みの計画」2017
     新しいなって思う
    坂東眞砂子「正月女」1994
     女の嫉妬の怖さ
    恒川光太郎「ニョラ穴」2013
    平山夢明「或るはぐれ者の死」2007
     都会の隅で見過ごされる悲しさ
    服部まゆみ「雛」1994
     雛人形の怖さと女の情念の怖さのダブル
    小林泰三「人獣細工」1997
     ありえなくもない豚と人間の相互移植

    坂東さんの正月女は、言い伝

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    2024年02月21日
  • 話を戻そう

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     ストーリー部分だけをたどると、ほんの僅かである。
     歴史の調べものをしているノートの中に、ちょっとだけ小説が混ざっているような。
     そのお話しも、唸ってしまうような、ファンタジーだし。

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    2024年02月03日
  • 涙香迷宮

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    藤井聡太のおかげで将棋がブームだったからその影響もあってかミステリで話題になった作品
    暗号文がとにかくすごくてレベルが卓越してました。

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    2023年10月02日
  • かくも水深き不在(新潮文庫)

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    タイトルに引かれて。最初の短編がなんとも不気味で、1篇読んできょうはやめようと思ったところを思わず最後まで一気読みしてしまった。こんな終わり方、、、虚構の世界ならアリかな。

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    2023年09月30日
  • 涙香迷宮

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    トリックが練りに練り上げられているなあという印象でした。私的にはトリックが凝りすぎていて追いつくのに精一杯だったので、途中で理解するのをやめちゃいました。トリック好きの人は楽しめると思います。

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    2023年09月26日
  • 囲碁殺人事件

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    囲碁がわからなくてもすいすい読めるミステリー。12才の高いIQを持つ少年が主人公だが、設定に無理があると感じた。

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    2023年08月17日
  • これはミステリではない

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    竹本健治 これはミステリーではない

    確かに本格推理小説ではない

    ミステリーの作中作

    ミステリーマニア群

    趣向の犯人

    まだ続きそうです。

    ここまでが、序章とした感じ、もっと長編にした改訂版、新しい小説にも期待します。お願い致します。

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    2023年07月25日