竹本健治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「牧場智久・武藤類子」シリーズの第3弾。
星辰女子高校の2年生で演劇部員の朝倉麻耶の死体が、鐙沼で発見されるという事件が起こります。麻耶の欠員補充で女子寮「三姉妹館」に入ることになった文芸部の有明沙貴は、麻耶の死の謎を解明するため、調査を開始します。
ところが、彼女が調査を進めていくうちに、麻耶の持っていた緑衣の人形が消えてしまったり、緑衣の怪人物が寮の周りをうろついているのが目撃されたり、「罪ハ血デ贖エ」という赤い文字があちこちに記されたりといった、奇怪な出来事が起こるようになります。
そんな中、星辰女子高を智久と類子が訪れることになります。三姉妹館に所属する3年生の速水飛鳥が類子の剣 -
Posted by ブクログ
「牧場智久・武藤類子」シリーズの第2弾。
智久の対戦相手となった桃井雅美が、試合の直前に突然姿を消します。しかし類子は、試合の前日に桃井の姿を見かけていました。パソコン売り場のモニタに、とつぜん「悪魔の警告」という怪文書が映し出されたとき、彼女の近くに桃井の姿があったのです。しかも、その「悪魔の警告」を目にした菅野公江という12歳の少女が殺害されるという事件が起きていたのです。
不審を覚えた智久、類子は、桃井の行方を追い始めます。やがて類子の従兄の槇村征夫から、桃井が「パズズ」というハンドル・ネームでパソコン通信に参加していたことを突き止めます。
前作『凶区の爪』(光文社文庫)は横溝正史 -
Posted by ブクログ
「牧場智久・武藤類子」シリーズの第1弾。
牧場智久(まきば・ともひさ)は、17歳にして史上最年少で本因坊を獲得するという、囲碁史に残る業績を打ち立てます。この試合の世話人となった地元の名士・四条早雲(しじょう・そううん)は、試合後、智久を自宅へと招待します。智久の取材をしている雑誌編集者の槇村征夫(まきむら・まさお)とその従妹で智久と同い年の武藤類子(むとう・るいこ)、カメラマンの相原達也(あいはら・たつや)たちも、智久とともに四条家を訪れることになります。
四条家では、山吹(やまぶき)、撫子(なでしこ)、桔梗(ききょう)という3人の姉妹が智久たちを歓待し、楽しい時を過ごします。しかし類子 -
Posted by 読むコレ
なんか最近...コレ系のもの読む回数多いような気が...。
まぁ、薄っすら自分でも属性あるんだろうなーとは思ってましたが...。
で、物凄い久しぶりに読んだ竹本建治作品がコレっつーのも
何ですが...。大変面白かったですw。
アンドロイド・メイドのキララの口調には若干、時代的には
合わない気もしますが、もはややり過ぎで痛快。
本気のコノ手が好きな人からしてみたら邪道っぽいけど
自分的には面白ければなんでもアリ。
アジモフ式ロボット三原則と今作で取り入れている
益子式三原則をミックスしたロボット三原則自体が
ストーリーの中の事件の肝になっていたりと、論理的に
展開さ -
Posted by ブクログ
なんか最近...コレ系のもの読む回数多いような気が...。
まぁ、薄っすら自分でも属性あるんだろうなーとは思ってましたが...。
で、物凄い久しぶりに読んだ竹本建治作品がコレっつーのも
何ですが...。大変面白かったですw。
アンドロイド・メイドのキララの口調には若干、時代的には
合わない気もしますが、もはややり過ぎで痛快。
本気のコノ手が好きな人からしてみたら邪道っぽいけど
自分的には面白ければなんでもアリ。
アジモフ式ロボット三原則と今作で取り入れている
益子式三原則をミックスしたロボット三原則自体が
ストーリーの中の事件の肝になっていたりと、論理的に
展開されるミステリ部分も忘れちゃ