竹本健治のレビュー一覧

  • 将棋殺人事件

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    竹本健治の長篇ミステリ作品『将棋殺人事件』を読みました。
    『涙香迷宮』、『囲碁殺人事件』に続き、竹本健治の作品です。

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    謎々を拾った者が、次第に心を病み、墓地で死体を掘り返す――六本木界隈である怪談が広まっていた。
    そんなとき静岡で大地震が発生、土砂崩れの中から二つの屍体が発見される。
    屍体と怪談との類似点に注目、調査を始めた天才少年棋士・牧場智久が到達する驚愕の真相とは? 
    書き下ろし短編「オセロ殺人事件」収録。
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    1981年(昭和56年)に刊行された、IQ208の天才少年囲碁棋士・牧場智久と大脳

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    2023年03月26日
  • 涙香迷宮

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    イヤーー前置、伏線が長い作品かなぁって感じです、ミステリーなのだけど、それに至るまでがとにかく長くですね、ようやくミステリーっぽくなったのが残り100ページでしたーー
    でも天才ってかっこいい^ ^

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    2023年02月26日
  • 緑衣の牙

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    緑衣の牙 竹本健治
    読み終えました。
    1番面白く感じたのは、法月倫太郎の解説でした。
    改めて竹本健治の良さを知ることができました。
    この先に読んだ2冊の本の題名にも明記ありました。良い解説ありがとうございます。今後は法月倫太郎も読みたいです。

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    2023年02月07日
  • 将棋殺人事件

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    細切れのようなシーンの切り取り、詰将棋についてのペダンティックな文章、ふわふわと落ち着かない狂気的な一人称と、竹本健治らしさがふんだんに詰まってる。「探偵側」の智久や須藤、典子、ガールフレンドたちの明るく楽しい雰囲気と、墓場で死体を掘り返すという都市伝説の雰囲気の落差といい、読者の足元を地につけさせず、どんどん引っ張ってゆくミステリ、とても楽しかった。

    書き下ろし短編の『オセロ殺人事件』が、短編ということもあってかはっきりわかりやすいミステリで、本編との対比も楽しい。

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    2023年01月29日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    角川ホラー文庫ベストセレクションのアンソロジー。
    小松左京の「骨」は既読でしたが、久々に読んでも怖いと思った。震災の後の大洪水というくだりが東日本の震災のことを書いてるようで、それが1972年に書かれていたというところにまた戦慄。
    坂東眞砂子「正月女」何かのアンソロジーで読んだか、それとも同じような別の話だったか…ホラーというよりイヤミス的な面白さだった。
    小林泰三「人獣細工」のラストが一番おぞましかった。
    これは角川ホラーセレクションの第二弾らしい。
    第一弾「再生」の方も読みたい。

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    2022年11月20日
  • 囲碁殺人事件

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    これは囲碁が理解してたら10倍くらい楽しめるんだろうなー。囲碁ってルールとかそもそも仕組みもよく分かってないので、なんとなくな感じで読んでしまったけど。
    文庫特典の「チェス 殺人事件」は新しい終わり方だった。

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    2022年06月27日
  • 閉じ箱

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    タイプの違う短編が詰め込まれていて、閉じ箱ではなくおもちゃ箱だろうと言いたくなる。それでもニューロテック系の雰囲気はほぼ前作に共通していて、公式通りにやりきったような話も多い(「実験」、「氷雨降る林には」とか)。この辺はオチを楽しむようなものではないから、それだけにこだわる向きには、向いてないかも知れない。個人的ベストは「けむりは血の色」。

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    2022年04月19日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    坂東眞砂子さんの『正月女』と恒川光太郎さんの『ニョラ穴』が印象的。
    平山夢明さんと小林泰三さんのはもう何度も作品読んだことあるけど、相変わらず好き。

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    2022年04月17日
  • 狐火の辻

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    ネタバレ

    竹本健治さんの作品は「匣の中の失楽」以来!
    今回は温泉街を舞台とした怪談ミステリとなっている。全く関係のなさそうないくつかの怪談話が、徐々に繋がってゆくのが気持ちいい。

    天才棋士が探偵のシリーズらしいのだが、シリーズ感はなく、本作からいきなり読んでも楽しめる。
    本作においては、探偵役の牧場は、神のお告げをするごとく、解決への糸口を刑事たちに告げるだけで、推理の過程は全く描かれない。実際に動くのは刑事の楢津木や薫子たち。
    それゆえ、探偵ものではなく、ライトな刑事小説を読んでいるようだった。

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    2022年03月06日
  • 凶区の爪

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    あとがきで作者も言うとおり、「横溝」風のミステリ。何故、死体は倉の壁に埋め込まれねばならなかったのか、というホワイダニットが中心で、それが解けると、犯人の見当もついてしまう。ただ、論理はそこまで緻密なものではなく、多少強引さも感じる。
    ちなみに普通だったら、死人はもう一人出たはず。それを巧みに回避したおかげで、結末は多少明るくなって終る。個人的にはこういうところが竹本ミステリのいちばんの美質。

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    2022年02月24日
  • 涙香迷宮

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    牧場智久シリーズ。前半、読むのがしんどいからって、途中で辞めたら後悔しますよってタイプの本。黒岩涙香、囲碁や連珠についてのアレコレで埋め尽くされた前半を読むのは辛かった…。ようやく事件が動き始めた後半からは、涙香の隠れ家、台風の中のクローズドサークル、いろは歌に込められた暗号と、面白さ目白押し。犯人の動機もやや弱いが、連珠が好きな人ならもっと楽しめたのかな。とにかく、暗号を仕掛けた、作者作の大量のいろは歌は圧巻!しかし…最後の推理ゲームの答え、全然分からないんですけど…

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    2021年12月22日
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    あまり好みの内容ではなかった。

    ただ、正月女の話はばあちゃんに聞いたことある話に良く似ていた。「正月」という所が「西の女」という話だった気がするけど、昔話なんてそんなもんか。ちょっとゾッとしたけど。

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    2021年09月26日
  • 閉じ箱

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    ネタバレ

    短編集だから玉石混合…というよりは、こちらの好みの問題か。「ホラー」メインで読み始めたので、幻想的なミステリーの冒頭から違和感がつきまとい、どうにものめり込めなかった。
    そんな中なので、『恐怖』のようにすとんと落とす納得のホラーが有難い。

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    2021年08月29日
  • これはミステリではない

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    これはなんだったんだろう…
    確かにミステリではなかったのかもしれない。
    でも…
    "ミステリではない"と謳えば何やってもいいのか。
    でもこれをやりたかったから、"ミステリではない"と言っているわけで、文句言われる筋合いはない、と作者は思っているのか。
    残るのは不条理。回答が得られたような得られなかったような…。
    とりあえず人物相関図は欲しい。

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    2021年05月24日
  • 涙香迷宮

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    天才囲碁棋士牧場智久を探偵役とした本作。今までにも牧場智久を探偵役とした話はあったが今作はゲーム・シリーズの延長上にあたりながらもそれ以外の要素もふんだんに盛り込まれている。暗号としてのいろは歌がメインなのは言わずもがなで、勿論そこにはミステリのエッセンスも忘れてはいない。けれどどうしても暗号解読がメインになってしまうので、そういうのがあまり好みではない私にはちょっと合わなかったかな…。

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    2021年02月17日
  • 囲碁殺人事件

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    牧場智久シリーズ、ゲーム三部作第一弾。
    囲碁タイトル戦の最中、勝利確定かと思われた棋士が近くの滝で首無し屍体で発見された。
    囲碁に関する蘊蓄がたくさんなので、囲碁をまったく知らない私はスルーしてしまった箇所も多いが、囲碁を知っていたらもっと楽しめたのかもしれない。
    牧場智久シリーズは何作か読んでいるが、幼い頃は賢いとはいえ年相応の部分もあり、まだ探偵然とはしていなかったのだなと感じた。やはり順番に読む方がいいですね。

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    2021年01月16日
  • 囲碁殺人事件

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    この設定だと天才少年棋士が探偵っぽいが、ワトソン然とした大脳生理学者が名推理を披露して謎を解くのがミソかな。作者の名前を見ると身構えてしまうが、ライトミステリ風で読みやすい。囲碁に関する蘊蓄はさすがに読み飛ばした。

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    2020年11月30日
  • これはミステリではない

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    ミステリではないと銘打ちながら、ミステリであり、最後に有り体な収拾がつけられない。ホワイダニットにこの答えはアリなのか。いや、これも答えだ。推理小説として求められる謎と解答を提示するものではなくて、読み手のエゴを満たすミステリでは無いと言う事か。誰が為の挑戦状かと言う一文にそれを感じる。読み取りたいと言う願望を完無視して嘲笑いながら、登場人物を読み手のエゴから解放している。読み手の為の登場人物では無く、彼らが彼ら自身の為に蠢き夢想する様に読み手側が巻き込み事故され、ミステリな人間のありようを見せつけられる、そう言う意味でのミステリなのかと思った。

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    2020年10月31日
  • ウロボロスの基礎論 下

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    ネタバレ

    一読、とても疲れてしまった。
    面白かったか面白くなかったかといえば、面白かったんだけど、とにかく、ついていくのが大変。真相も、酉つ九を名乗っていた人の正体と、竜ちゃん消失の謎と、うんこすりかえの謎は明らかにされたけど、あとはどうなっているのかよくわからないまま……。うんこ事件の謎は、あそこで竹本さんが言った通りの解決でいいのかな?麻生家も、よくわからないまま……。というか麻生家事件の「僕」って名前明らかにされていた?あの人は結局何ものだったのか……。水樹くんをぶら下げたのは誰?骨揚げの時の謎のプレートは何??そういうのほっぽり出してると「あとがき」でも指摘されてるけど、ううん座りが悪い。しかし

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    2020年09月02日
  • 涙香迷宮

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    ネタバレ

    評判が良かったので読んでみたくて、シリーズモノだと知ってまずは『囲碁殺人事件』を読んだんだけど、三部作探すのが面倒臭くなって、将棋とトランプを飛ばして本作品に着手した。
    そしたら12歳だった智久は全く子供っぽさがなくなった18歳になってて、天才の名をほしいままにしてた。
    ちょっと飛ばしたのを失敗したかなと思った(笑)。
    脳科学者の須堂なんかも居なくなってて残念。

    タイトルの「涙香」は人名なのね。
    全然知らなかった。

    とある老舗旅館で殺人事件が起きて、たまたま対戦で近隣に来てた智久と担当刑事が知り合いだったことから、智久は現場に立ち会い、解決に向けて頭脳を働かせる。
    一方、智久の示唆で見つか

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    2020年08月30日