竹本健治のレビュー一覧
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日本四番目の奇書?はたして。
ミステリーマニアの仲間たちのなかで、奇妙な連続殺人が起こる。それは仲間の一人が書いた小説と酷似していて…。
上記の情報は前もってわかっていて、それだけに本格推理物として読もうとすることはどうしてもできず。内容もミステリの部分よりも衒学的で奇をてらうような語りが心をつかんで離さない。序盤の「十戒」を自分達でたてる辺りで狂気を感じただ傍観するように読み進める。
確か書店のフェアで見つけて、ポップを書いた人は書庫に籠って時間を忘れてよんでしまったみたいなエピソードがあって、それはすごくわかる。ある種の人間をひきつけてやまない妖しさがあるというか。だから、人によって評価は -
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4-
ここ最近読んだ本の表紙がある特定の傾向に偏っているのだが(別名買うのがちょっと恥ずかしいシリーズ)、そこはご愛嬌。意図的に“片付けている”ようなものなので、どちらかと言えばあまり期待せずに読んでいたのだが、そんな中、本作は意外や面白かった。プロット、筋立て、キャラ造形と単純に上手い。ロボットやエロなど、いろいろと味付けされているが紛れもなく探偵小説であるし、特に2話の犯人を指摘する場面など、“緋色の研究”のシャーロック・ホームズそのものの言い回しでニヤリとさせられる。もしかしてホームズ全集ぐらいはインプット済みか、という深読みを誘発させられて楽しい。
と言うか思ったほどエロ描写は多く -
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ネタバレ聖ミレイユ学園のダラダラしゃべるクラブ「汎虚学研究会」のマサムネ、タジオ、フクスケ、タマキが学内の事件を解決する短編集
「闇のなかの赤い馬」
密室のサンルームで焼死した神父と赤い馬の絵が消失した謎とは
「開かずのドア」
工作室の開かずの間で死んだ女生徒の幽霊を呪文を発して撃退する
「世界征服同好会」
30年前の映研が製作した自主映画の作家がフクスケの母だった
「ずぶ濡れの月光の下」
タジオが怖い老婆に追われてどうしよう…と思ったら夢だった
「個体発生は系統発生を繰り返す」
タマキとマサムネが人の罪と記憶について談義する
〈感想〉
初出が2003〜2012年とバラバラで各短編は舞 -
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ネタバレ竹本健治さんは、初読でした。
この作品は、まずノベルズ、角川ホラー文庫として発刊され、そのあと角川文庫として再発刊。読んでみて、ホラー文庫の範疇では収まらないことに納得しました。
作風は、表現しにくいと思います。読んだ事がある中では、江戸川乱歩、夢野久作氏らの系統ではないかと思います。いわゆる、わからない奇書的な幻想譚。
短編集で、トランプの四つの絵札の記分けされています。中井秀夫のトランプ譚を意識してるのですかね。読むにあたり、多少の読者への助力でしょうか。
♣️5編 ミステリーゾーンのようです
「氷雨降る林には」
不倫相手の死を自死とされ、疑問を抱く男。
彼が辿るのは、自らのねじれた