涙香迷宮

涙香迷宮

946円 (税込)

4pt

明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのは、IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久! これぞ暗号ミステリの最高峰! いろは四十八文字を一度ずつ、すべて使って作るという、日本語の技巧と遊戯性をとことん極めた「いろは歌」四十八首が挑戦状。そこに仕掛けられた空前絶後の大暗号を解読するとき、天才しかなし得ない「日本語」の奇蹟が現れる。日本語の豊かさと深さをあらためて知る「言葉のミステリー」です。

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涙香迷宮 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『狂狂』に続き、竹本作品七作目。本格ミステリ大賞受賞作。ミステリィとしても勿論面白いのだが、それにも増して、いろは歌の数々に圧倒された…こんなにたくさん作れるものなのかと!?
    その中でもある二首(一首?)には驚愕せざるを得ない。まさに超絶技巧。日本語の無限の可能性を感じる、そんな一作です。星四つ半。

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    ★5 暗号ミステリーの名作! 明治の鬼才作家、黒岩涙香が残した「いろは歌」の暗号を解け #涙香迷宮

    ■あらすじ
    囲碁の世界では有名な老舗旅館で殺人事件が発生した。主人公であるトップ囲碁棋士の智久は、刑事とともに事件解決を図っていく。
    一方、明治時代の作家、翻訳家である黒岩涙香の山荘が発見される。そ

    0
    2023年06月05日

    Posted by ブクログ

    すごい小説だった。ミステリーとしてのおもしろみには欠けるが、こういう趣向は大好きなので大いに楽しめた。自分でもいろは歌を作ってみたくなる。そういう人は多いと思う。

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

     囲碁界で有名な老舗旅館で起きた殺人事件と明治の傑物・黒岩涙香が残した48首のいろは歌に秘められた謎が交錯するミステリーで、この作品に関しては殺人やトリックよりも凄まじい難易度のいろは歌の完成度とこんなものを産み出せる作者に心底凄いという感想が浮かんだ。

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    いろはの謎解きのクオリティが高く超大作ともいえるかもだが、
    囲碁、将棋のくだりは自分には難しくてよくわからなかった。

    0
    2024年01月15日

    Posted by ブクログ

    パングラムとは「いろはにほへと」のようにある言語の文字をすべて使って文章を作る言葉遊びのことだそうです。例)色は匂へど散りぬるを…など

    本書はその「いろは」だけで四十八首も作成した黒岩涙香さんのパングラムが、それ自体暗号だったのでは?というミステリーでした。

    作者の博覧強記ぶりも去ることながら、

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    竹本健治の長篇ミステリ作品『涙香迷宮』を読みました。
    ここのところ国内の作家のミステリ作品が続いています。

    -----story-------------
    明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのは、IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久! これぞ暗号ミステリの最高峰!
    いろは四十八文字を一

    0
    2023年03月25日

    Posted by ブクログ

    蘊蓄部分はよく分からず、流し読みしました。しかし、日本語ってすごい。こういったものを作れる言語センスが素晴らしく、信じられない。

    0
    2022年07月27日

    Posted by ブクログ

    竹本健治の涙香迷宮を読みました。
    囲碁、将棋、トランプ、匣、涙香と5冊目になります。
    どれもハズレがありませんでした。
    まだ未読未入手のものを読みたいと思うばかりです。

    0
    2021年12月30日

    Posted by ブクログ

    なんといっても空前絶後のいろは歌暗号に尽きるでしょう。あとがきによると、本作のために用意されたわけではなく、作者さんが趣味で作っていたいろは歌暗号が先にあって、ということのようだけれど、それはそうだろうね。どこかで作中でのいろは歌に対する賛辞、つまり自讃が過ぎるというような批評を目にしたのだけれど、

    0
    2021年11月11日

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