ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
山梨で行われた囲碁タイトル戦・第七期棋幽戦第二局二日目、〈碁の鬼〉槇野九段が、近くの滝で首無し屍体で発見された。IQ208の天才少年棋士・牧場智久と大脳生理学者・須堂信一郎は事件の謎に挑むが、犯人の魔の手は牧場少年にも襲いかかる。ゲーム三部作第一弾開幕! 文庫特典:短編「チェス殺人事件」併録。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
囲碁のルールを全く知らないまま読みました 『ヒカルの碁』を読んだ事があるくらいで あの漫画は面白いけど、読んでいても一切囲碁の詳しいルールを覚えられないですよね(笑 いや、それであれだけ面白いのはもの凄いことだと思いますけど で、そんな状態で読んだ訳ですけども、全く知らないと言いつつも『ヒカルの碁...続きを読む』を読んだくらいの知識はあった方が楽しめる作品だなと思いました 逆に言えば、その程度の知識があれば楽しむラインには立てるのではないかと ネタバレ無しの感想設定にしているのであまり深くは書きませんが、『囲碁殺人事件』というだけあって囲碁のルールとお話がしっかりと絡み合っています さすがの仕上がりのミステリ、面白かったです 巻末に収録された短編『チェス殺人事件』に関しては、作者はどの程度まで想定してあの結末にしたのだろうか…… あの『匣の中の失楽』の作者だし、いろいろと考えてしまいます (さらに言うと『モルグ街の殺人』も読んだ事がないので、よりうかつなことが言えません笑) 登場人物のセリフ回しが古いなと思いながら読み、文庫版あとがきを読んだらなんと40年以上も前の作品だとか!!! いやーびっくり 法月先生の解説も面白過ぎて、『チェス殺人事件』についてもネタバレありで語ってほしかったなとか思ってしまったり
あとがきで約40年前の作品と知って驚く。再刊にあたり、昭和の年号は削除したものの、その他の内容はいじっていないというが、時代の古さはさほど感じられない。描かれている囲碁規約の現在との相違点などは、十数年前の漫画『ヒカルの碁』でさえ、コミ5目半の設定(現在では6目半)であったことから、大した問題ではな...続きを読むい。気になった箇所があるとすれば、小学生の牧場智久が「~かしら」という言い回しをする部分。いま小学生が言うものなら、昭和か、と突っ込みを入れられる。 続編である『将棋殺人事件』と『トランプ殺人事件』を著者は「狂気3部作」のうちの2作としている(残りの一作は『匣の中の失楽』である)。つまりこれらは、囲碁殺人事件とは毛色の違った作品群として位置づけられている。本作もある種の狂気を描いていると思うのだが、恐らくはそれを上回る狂気が描かれるのだろう。また、故・中井秀夫は80年代前半の竹本作品に関して「抜群に面白かったのは『囲碁殺人事件』だけで」と漏らしたという。上記のような内容を踏まえると、今後続編も読むつもりではあるが、一体どんな内容なのか、期待と不安が入り混じるというのが偽らざる気持ちである。
ゲーム3部作の第一作、天才棋士牧場智久シリーズ作品です。 囲碁を知らないと暗号部分が楽しめませんが、丁寧な伏線が張ってありミステリ部分は楽しく読めました。 囲碁も、ミステリも少し見方を変えると違う世界が見えてくるような作品。講談社文庫は短編のチェス殺人事件も収録!
囲碁がわからなくてもすいすい読めるミステリー。12才の高いIQを持つ少年が主人公だが、設定に無理があると感じた。
普通に面白く読めた。 竹本健治苦手意識あったけど、なかなかミステリの面白さを出しながら囲碁の世界をうまく描き、首切りの理由の意味を出すのは良かった。
これは囲碁が理解してたら10倍くらい楽しめるんだろうなー。囲碁ってルールとかそもそも仕組みもよく分かってないので、なんとなくな感じで読んでしまったけど。 文庫特典の「チェス 殺人事件」は新しい終わり方だった。
牧場智久シリーズ、ゲーム三部作第一弾。 囲碁タイトル戦の最中、勝利確定かと思われた棋士が近くの滝で首無し屍体で発見された。 囲碁に関する蘊蓄がたくさんなので、囲碁をまったく知らない私はスルーしてしまった箇所も多いが、囲碁を知っていたらもっと楽しめたのかもしれない。 牧場智久シリーズは何作か読んでいる...続きを読むが、幼い頃は賢いとはいえ年相応の部分もあり、まだ探偵然とはしていなかったのだなと感じた。やはり順番に読む方がいいですね。
この設定だと天才少年棋士が探偵っぽいが、ワトソン然とした大脳生理学者が名推理を披露して謎を解くのがミソかな。作者の名前を見ると身構えてしまうが、ライトミステリ風で読みやすい。囲碁に関する蘊蓄はさすがに読み飛ばした。
この作者の作品の中ではちょっと地味な部類に入るかもだけれどオチは好み。全編を通して囲碁塗れで難しい専門用語もあったけれど囲碁をさっぱり知らない自分でも内容をスルスルと理解できた。
囲碁をよく知らないのでいまいちよく理解できなかったが、 囲碁が分かる人には非常に楽しめる小説。天才少年牧場智久が事件に巻き込まれ、大脳生理学者・須藤が事件の真相に迫る。チェス殺人事件も挿入されている。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
囲碁殺人事件
新刊情報をお知らせします。
竹本健治
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
試し読み
新装版 ウロボロスの偽書(上)
ウロボロスの基礎論 上
ウロボロスの純正音律(上)
ウロボロスシリーズ 全6冊合本版
かくも水深き不在(新潮文庫)
【合本版】パーミリオンのネコ
凶区の爪
「竹本健治」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲囲碁殺人事件 ページトップヘ