池井戸潤のレビュー一覧

  • 新装版 不祥事

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    花咲舞という女性が主人公の短編小説集。

    銀行内の様々な悪事や歪んだモラルを正していく、痛快なストーリーである。

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    2021年07月05日
  • 【合本版】アキラとあきら(上下巻)

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    会社経営の難しさを感じた。物語はいい展開と良くない展開が交互に訪れて、続きが気になって一気に読んでしまった。
    ただ、舞台がバブル時とのこともあり、中々暗い展開が多かった。

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    2021年06月30日
  • 最終退行

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    ●主人公が、銀行を業績悪化に追い込んでも、なお責任を取らずに私腹を肥やそうとする会長を糾弾する物語です。
    ●最終退行とは、一番最後に銀行を退社するという意味だそうです。主人公が毎日遅くまで残業し、最終退行の常連で、業務をこなし、頑張ったということでしょうか。物語は、会長が役員会で糾弾されるというエンドです。しかし、主人公は不倫したり、妻も不倫したりで今一つ迫力に欠ける小説でした。
    ●但し、書中には共鳴出きる事が書かれています。①組織の論理を振りかざす奴に限って、自らはそのルールを軽視して、好き放題をやっている ②高給批判も公的資金注入も、結局のところ「俺達はエリートだ」という鼻持ちならない選

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    2021年08月01日
  • ようこそ、わが家へ

    無料版購入済み

    ようこそ、わが家へ

    犯人の行動がどんどんエスカレートしていくところが、じわじわと恐怖感が高まってとてもおもしろい。

    #ドキドキハラハラ

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    2021年05月25日
  • 仇敵

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    金融ミステリというジャンルを初めて知った。
    知識がない人間でもサラーっと読めるのは凄い。
    ただもう少し人間同士の感情的部分に読み応えが欲しいな〜と個人的には思った。
    説得で大体どうにかなる義理人情の万能感があまり自分には合わなかったという感じ。

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    2021年04月17日
  • 仇敵

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    これも、池井戸潤の初期の頃の作品。

    架空通過同様、「警察は何やってるの?」という感じで素人探偵が巨悪に立ち向かう話です。

    何件の殺人がありますが、主人公の恋窪だけは殺されません。
    巨悪側から見たら、真っ先に殺すべき相手と思いますが…

    ストーリーとしては、大筋があって複数の短編がその大筋のもと紡がれている感じです。
    話としては、面白いです。

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    2021年03月30日
  • 半沢直樹(5)

    購入済み

    あっさり

    ドラマテイストですが、漫画にするとあっさり感じる。堺雅人の凄さかな

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    2021年03月24日
  • 銀翼のイカロス

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    シリーズ4作目。半沢が営業第二部長に返り咲いて活躍する。旧Tと旧Sの対立がなぜこんなに根が深いのか、今回で理由がわかった。富岡が良いキャラクターだった。

    めげずに読み進めているけど、このシリーズいまいち没入しきれないのは経済や政治に自分が弱いからだろうか、、、

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    2021年02月07日
  • 「半沢直樹」で経済がわかる!

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    経済というと大袈裟だけれど、銀行の仕事はだいたい解った気がします。次から次ぎへと難しい言葉が出てくるのでかなり消化不良になりました。もう少ししぼってくれると良かったかな?

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    2021年02月05日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    ドラマが社会現象になるほど大ヒットしたのも、記憶に新しいです。
    ドラマ2作目の放送もあって、この機会に原作を読んでおくかーと思い立ちました。
    ドラマ1作目をリアルタイムで見ていたので何となく話は覚えていましたが、原作とは結構違っていたんですね。
    あのエピソードはドラマオリジナルだったのか~など、今になって色々と知ることができました。
    しかし、融資の話なので、扱う金額が大きい……
    こんな額を左右する仕事をしていたら、神経がどんどん擦り減りそうだなあ……と、心底思いました。
    半沢はたくましいですね。

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    2021年01月17日
  • 新装版 銀行総務特命

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    初期の作品ということで、話の繋がりがなく、口調もリアリティにかけ、何より作者が描くステレオタイプな女性像に心底嫌気が差してしまい、なかなか入り込めなかった。
    でも最初と最後の話はのめり込んで読んだ。

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    2021年01月14日
  • 半沢直樹(1)

    匿名

    購入済み

    絵が微妙

    絵が下手。で、読んででこれ誰だっけ?ってなる。下手にドラマに似せようとしすぎてるせいで、特徴掴めてない人とか区別つかない。目のアップとかも。

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    2022年09月30日
  • 最終退行

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    後半がファンタジー。上手くいきすぎ。
    序章の船にいた四人のうちの1人が誰か分からなかった。
    でも、池井戸作品のカタルシスは、ある。

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    2020年11月01日
  • 七つの会議

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    信頼の上に何事も成り立つのだなと思った。
    利益ばかり追求する企業というものにあまりいい印象がなく、前半はほらな、やっぱりそうしてみんな生き抜いてんだよなと思っていた。しかしとてもちいさなほころび、しかも小さなネジという部品を発端に仕事へのあり方が問われる。どんな小さな仕事でも、高い役柄でも持つべきものは誠実さと信頼を守るという気概。それが守られる社会であったらいいと思った。

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    2020年10月15日
  • 銀翼のイカロス

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    JALの経営破綻をモデルにし、半沢直樹が登場する池井戸潤さんの人気シリーズ。

    おもしろかったです。

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    2020年09月23日
  • 最終退行

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    銀行を舞台にしたミステリー。舞台は、負け組であり不良債権を抱え、権威主義で腐りきっている東京第一銀行。主人公は副支店長蓮沼。
    稟議のたらい回し、貸し剥がしなど、バブル末期のリアルな状況が面白い。

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    2020年09月22日
  • 最終退行

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    「海に眠る金塊」をテーマに、組織の不正を暴いていくストーリー。

    主人公・蓮沼は、都市銀行の副支店長であり、妻子持ちの男である。ある日蓮沼は、ある会社への融資返済の依頼に行き、断られる。その結果を受け、支店長・谷は禁止されている融資予約を口実に無理やり返済させ、その会社を倒産させる。倒産した会社の社長は自殺した。
    この件が問題になったとき、支店長・谷は責任を逃れるために本部に根回しをし、全責任を蓮沼に押し付ける。
    蓮沼は、同時期に浮気が妻に知られ、仕事面だけでなく家庭面でもどん底に落ちる。
    そこから蓮沼は、不正だらけの組織に反旗を翻し、社内の不正を暴くことに専念する。
    蓮沼は次々に手がかりを集

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    2020年09月11日
  • 銀行狐

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    銀行を舞台に様々な欲にまみれた人達を描いたミステリーです。池井戸さんの初期作ということで、ミステリー色の強い作品でした。
    元銀行員ならではの知識が豊富に散りばめられていて、一般人には知らなかったことだらけでした。そういった知識も噛み砕いた表現で書かれているので、わかりやすいとまではいきませんが、なんとなく理解できました。
    また、トリックも銀行員特有の仕掛けなので、実際にそのようなことが起きていたんじゃないかと思うくらい、生々しかったです。欲にまみれた人達の描写は、人間の腹黒さを惜しげもなくみている様で、良い意味でイラッとさせてくれました。
    銀行員がメインだけでなく、警察をメインにしながらも銀行

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    2020年06月14日
  • 銀行狐

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    安定の池井戸潤、という感じ。
    さすが銀行の裏情報がしっかり描かれています。銀行員の観点から事件が紐解かれていく感じが面白い。よきエンターテインメントでした!

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    2020年05月28日
  • 銀行狐

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    自粛中に。
    初期の頃の短編集を。
    現実世界がなかなかの現実的でない状況が続いているので、最近はまっていたビジネス本や、自己啓発本がまったくはいってこず…。
    こんな時は池井戸潤しかないと。
    裏切られることなく、現実を忘れる内容でした。
    自粛中にはあとはどの作者がいいかなぁ~。

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    2020年05月05日