架空通貨

架空通貨

880円 (税込)

4pt

女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した――。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。 江戸川乱歩賞受賞第1作『M1』を改題

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架空通貨 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年06月21日

    とんでもない。

    それがこの本を読んだ感想。池井戸さんが銀行出身なのは周知の通り。その知識をいかしたとしても、この類いまれなるシチュエーションを構築できる小説家は居ないだろう。

    取っ掛かりは、銀行員出身の先生が、生徒から受ける相談事。それが、町全体をカオスに陥れるほどの争乱になろうとは、誰が思うだ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月12日

    面白かった!ここ最近は実用書しか読んでいなかったので、世界に浸りながら楽しく読めました。

    本書には大〜小規模の経営者、その家族、アナリスト、銀行マンなど会社の運営に関わる様々な立場の人物が登場しています。彼らの謎解きや奮闘は、いち末端社員でしかない自分の目にはとても新鮮に映りました。

    本書を読ん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月19日

    初期の作品であるためか、読後感が後々の作品ほどすっきりしない。それでもページをめくる手を止められなくなる池井戸パワーには脱帽するしかない。初歩的な金融の知識が多少あったほうが楽しめるだろう。

    1

    Posted by ブクログ 2023年11月09日

    物語の設定がうまい。
    (初めからドキドキしちゃうけど、そこにはやっぱり踏み込まないよね!というギリギリな感じがすごい!笑)

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月14日

    ●前半はよし、特に取引の複雑さがどんどん明かされていくストーリーはハラハラで面白い。
    ●その分、後半のあっさり感はいただけない。まあ、仕方がないんだろうけど、もうちょっと他になかったかな…
    ●最初はなんだこれって思った女子高生がめっちゃいい味出してる。ドラマ化するべき。
    ●地域通貨が出来上がっている...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月25日

    某所でクソ暇で90ページまで読んだので買って続きを。んー面白くならなかったな。ヒロインどっちも活かしきれてないだろ。田神札も面白いんだけど、下請けに押しつけるとかあんまりリアリティを感じなかった。トロッコのとことか必要だった?なんと言うか支離滅裂な一冊。ラストの後日談も興醒めだよ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月30日

    お金とは何か、を深く考えさせられる小説。
    お金の表と裏=希望と絶望
    というタイトルを理解できた気がする。

    お金に使われるのも使うのも自分次第。
    お金とうまく付き合える人生にしたい。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月24日

    「池井戸潤」の長篇ミステリ作品『架空通貨(原題:M1)』を読みました。

    『銀行総務特命』に続き「池井戸潤」作品です。

    -----story-------------
    街は暗黒の企業に呑み込まれた!

    女子高生「麻紀」の父が経営する会社が破綻した――。
    かつて商社マンだった社会科教師の「辛島」は、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月25日

    ・飽きさせない展開で読んで満足だった。
    ・キーパーソンが次から次に現れ、先が読めないところが面白い。
    ・展開として後半あたりからめちゃくちゃになっていくシーンがあり、そこは入り込めなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月11日

    冒頭で前に一回読んだな、と気づいても最後まで楽しめるのが池井戸作品。
    時代背景がちょっと古くて、設定も基本非現実的だが、物語として楽しめる。

    0

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