藤田和日郎のレビュー一覧

  • からくりサーカス 40

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    ネタバレ

    コロンビーヌちゃんと勝が表紙。これもちゃんと意味があるのよね。
    前巻ラストでフェイスレスに脳をダウンロードされてしまった勝。
    本当にもう勝はフェイスレスになってしまったのか!?
    2人になったフェイスレスは綿密にエレオノールを騙す作戦を立てる。
    一方平馬、リーゼ、りょうこは勝のもとに駆け付けようにも最後の4人の一人で格闘技大好きな人形が立ちはだかる。そのピンチを救うのが、最古の4人のひとり、アルレッキーノ。もっとも、エレオノールの「人間を傷つけてはならぬ」いうと命令に従っている体であるが…。
    エレオノールがフランシーヌ様じゃないことは人形たちもわかっているけど、同じ顔をしたエレオノールには逆らえ

    0
    2016年11月27日
  • からくりサーカス 20

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    ネタバレ

    一人でも多くフランシーヌの元へとみんなを守ってきたナルミ、しろがね達も心をひとつにしてナルミにすべてを託して死んでいく。が、その前に立ちはだかるアルレッキーノを倒す寸前、ボロボロのナルミは力尽きて倒れる…
    そこに黒賀村から搬送されてきたルシールの人形を持って阿紫花としろがねーOのジョージが到着!

    「死刑執行人は、最後に入場するものなのさ」

    アンジェリーナがいなくなった後、アンジェリーナの代わりにと作られたアンジェリーナ人形だった。
    が、アンジェリーナはフランシーヌと瓜二つ。
    その人形が控えよというだけで、忠誠心の強い最古の4人形は動けなくなってしまうのだ。さすが人形!

    ルシールはリーダー

    0
    2016年10月08日
  • 読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~

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    物語を作るときの秘技のようなものが詰め込まれていて、これに従っていたらもしかしたら面白い物語が書けるんじゃないか、って気になってくる。それに、藤田先生の言葉は先生のマンガと同じくらいエネルギーに満ちていて、読めば読むほどに気持ちが奮い立つんだよなあ。人間やマンガに期待し続ける藤田先生の姿に胸が熱くなる。この人のマンガの、そういうところにいつも救われてきたんだよなあ。

    0
    2016年07月15日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

    購入済み

    面白かった

    満足

    0
    2016年06月25日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    ナイチンゲールと取り付いた幽霊。
    なんだろうとても疲れるくらいの気迫を感じた。
    だからこそ、ラストがとてもよかった。

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    2016年06月19日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    ナイチンゲールが実際はどうだったか という話を聞いたあとで読んだもので、そういう意味では目新しさはなかった
    が、歴史上史実上の要素を組み合わせ絡ませお得意の対決シーンまで持っていき、尚且つこんなことがあっても良かった と思わせるのは流石だなあ。
    個人的には露出シーンが少なめに思えたのも良かった。

    0
    2016年06月01日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    いや~面白かった!!!!
    この漫画家の人ものすごく歳いってるんだけど
    すごいね!歳とってもこんな漫画かけるんだもんなー。

    ナイチンゲールの話をこんな風に読めるとは思わなかったよw

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    2016年05月30日
  • 黒博物館 スプリンガルド

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    ネタバレ

    母への面影を重ねた メイドへの恋心が何とも切ないけど、 彼女を幸せにするのは 何も自分じゃなくてもいいと 思えてしまう部分がはかなくも 美しいなと思った。 バネ足ジャックの解説部分は 申し訳ないけど、読むのが 疲れてしまって飛ばしてしまった。

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    2016年04月10日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    本当にナイチンゲールはこんなだったかも?と思わせる、斬新な設定だけど、面白くて上下巻一気読みでした。

    0
    2016年02月10日
  • からくりサーカス 1

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    疲れて、足を止めたくなったとき背を押してくれるのは、逆境に負けずに進む人物の姿。「ではどうすれば進めるのか」という疑問に、「からくりサーカス」は才賀勝ら登場人物の生き様を通じて「他人の視線を受け止める」というひとつの答えを提示してくれます。
    キャラクターの一人がシェイクスピアの言葉を引用して曰く「この世は舞台、ひとはみな役者」。この言葉が象徴するように、からくり人形らとの闘いという物語全体を通じて、重要な舞台を「サーカス」に設定。あたかも登場人物らはサーカスの舞台で精一杯自分の人生を演じ抜こうとしているようです。だからなのか、作品に登場するキャラクターのうち、成長して勝利をするのは、舞台にいる

    7
    2016年02月01日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    ネタバレ

    「人の生き様を左右するのは己の意志と覚悟」
    近代看護システムを作り上げたフロレンス・ナイチンゲールを中心に、己の意志で人生を作り上げるく人の姿を描く秀作。親の反対で、看護の道に進む覚悟が揺れていたフロレンス。だがゴーストのグレイがフロレンスの覚悟を揺らしていた「生霊」を殺すことで、で自分の意志を押し通し、満足する生を全うする。グレイが、生前なし遂げられなかった祝福の「something four」をフロレンスに与え、彼女が天に召されるシーンも感動的だ。
    物語が描くのは「人の生き様を妨げるものは『やめておこう』と自分を殺す心。それを押さえ込んで生きてこそ満足な人生」という熱い主張。フロレンスの場

    0
    2016年02月01日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    ネタバレ

    ナイチンゲールをこのように描くとは斬新。
    藤田先生にしか出来ない手法だと思う。
    長編作品が多い先生にとって、この作品は
    まさに挑戦の連続だったように感じる。
    読み始めてしまえば、目を逸らすことも
    許してもらえない様な熱量がビリビリ伝わってきた。
    ストーリー、キャラともに文句なく名作。

    0
    2016年01月25日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

    購入済み

    面白かった

    買ってよかった

    1
    2016年01月05日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    上巻は絶望的な雰囲気が多めでしたが、後半もなかなかどうして。(´Д⊂
    そんな中で、自身のなすべきことを頑張るゴーストとレディを見ていると勇気をもらえる気分です。
    最後もしっかりまとまって読後感爽やか。

    じっくり腰を据えて、もう1回、いや2回以上は読みたい作品。
    読むのに疲れますが、そこもまた良いのです。

    0
    2015年12月21日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    藤田先生の新刊が出ていたのを今更知って、すぐさま上下巻を一気に購入。
    相変わらず怖さと熱さメーターが振り切れていて、ほんと先生らしい作品。最高!

    それにしても言葉は刃(やいば)ですね…。ほんとに傷ついてますやん…(´;ω;`)

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    2015年12月21日
  • 黒博物館 スプリンガルド

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    最近になって『黒博物館ゴースト&レディ』(上)(下)も出ましたが、個人的にはこちらの方がハマりました。黒博物館の収蔵物にまつわる物語という点では同じですが、変わり者だけど熱い男ウォルターの活躍が格好良いです。
    良い意味でのクサさを含んだ展開に加え、表情や動きに迫力がある絵も魅力的で、改めて読み返すと好きなシーンだらけになってますよ。

    藤田和日朗さんの作品は『邪眼は月輪に飛ぶ』も単巻で非常に面白いので、そちらもおすすめです。

    田崎

    0
    2015年12月10日
  • うしおととら 33

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    1~33巻まで一気読みしたので、こちらに感想をまとめます。
    大変面白かったです。全篇に渡って、絶望的な強さを持つ大妖である白面の者だけが最後の敵で、それだけ倒せばハッピーエンドという潔い構成も好きですし、大筋とは関係のない細かいエピソードも面白いし、最終戦で続々と集まる人間や妖たちがみんなして協力してくれ、名前もない一般人たちまで主人公たちに助けられたことを覚えていて白面に力を与えてしまう恐怖を追い払うという展開は、本当に、最っ高に熱い!! と思います。隅々まで愛の行き届いた、人間の善性が無限に信頼された世界観が、もう、眩しくってしょうがない。正直、私はうしおの目の輝きに耐えられず裏切った流の

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    2015年11月23日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

    購入済み

    またしても

    またちゃんと「人」が描けています。
    和田作品全てに通ずる「人」がこの漫画にもいます。

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    2015年11月05日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    ナイチンゲールを作者が、あーしてこーして味付けをして描いたらこうなりました。

    最高に面白い!!やっぱりこの作者の作品は胸が熱くなります!!

    「かち合い弾」は何故生まれたか。
    是非とも最後まで読むべき作品です。

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    2015年10月07日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    大好きな藤田和日郎先生の最新作。連載を読まずに単行本を待ったかいがありました。ナイチンゲールの功績をなぞりながら灰色の服の男と人の生霊のようなファンタジー要素も上手に取り入れて読むほどに引き込まれていくのはさすがです。クライマックスは藤田節全開のチャンバラ、そして大団円へ。藤田作品はどれを読んでも胸が熱くなりますね。

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    2015年10月03日