藤田和日郎のレビュー一覧

  • うしおととら 10

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おお、畜生からくり。これが『からくりの君』(短編集『夜の歌』所収)、『からくりサーカス』の原点なんですかね。生身の中学生女子にやっつけられちゃったけどね畜生からくり。

    うしとら界のシスコン番長・杜綱悟、人体のエキスパート・イズナが初登場。
    イズナかわいいな~抱っこしたいな~大きさで言ったらチワワくらいかな~。等身大イズナぬいぐるみ売ってたら買うな私。とらとの掛け合いがほんとにイイ。

    【第十九章】 vs 若い女の心臓の肉で動くバケモノからくり人形
    【第二十章】 vs 杜綱悟、vs 疫鬼

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 9

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    徳野コートに身を包んだ潮の姿が感慨深い第9巻。

    ラスボスは登場するわ光覇明宗側が面倒臭えことになるわ、物語全体の中でも非常に重要な局面に差し掛かってきますが、この巻がスゲエのはそんなことじゃないんだ!

    読者からオリジナル妖怪を募る企画「妖怪戦道行」が始まったんだよ!
    掲載者の年齢は9歳~24歳、あー子どもってこういう絵描くよねー的な微笑ましい作品あり。なにそれプロなの?というガチ絵あり。天野喜孝系も鳥山明系もゆでたまご系も何でもありで、当時の時代を感じますね……。

    【第十七章】 シュムナ編完結
    【第十八章】 vs 関守日輪、vs 秋葉流、vs 婢妖バス

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    札幌市内の小学校御用達(主に修学旅行)の洞爺湖でガンガン戦っちゃう第8巻。テンション上がるわー。

    今でもドライブでよく行く場所なので、サンピタラカムイ探しちゃいます。

    洞爺もそうですが、自分の住んでいる土地の「国造り神話」って調べてみると本当に面白い。だからネーミングライツ如きで地名は変えちゃいかんと思うよ。

    【第十五章】 吸血鬼編完結
    【第十六章】 vs オヤウカムイ
    【第十七章】 vs シュムナ

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    香上、片山の兄ちゃん達と合流しての第7巻。
    いよいよ北海道上陸!わーい!

    学生時代に青森旅行した時はテンション上がったなー(主にアスパム)。
    行きも帰りもフェリーだったから、ミコンジキに脅えたりしてねー。
    函館の外人墓地には吸血鬼いるしねー。

    知ってる土地が漫画や小説の舞台になると、なんか嬉しいですよね。

    【第十二章】 遠野編完結
    【第十三章】 vs なまはげ
    【第十四章】 vs ミコンジキ
    【第十五章】 vs 吸血鬼

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ぬああああ何てイヤなオヤジとババアだあああ!!
    でも大丈夫。そいつをブッ飛ばしてくれるのが『うしおととら』だから。

    てな感じで安心して読めなくなってくるのが第6巻。

    互いの信念同士のぶつかり合いの一つの結果が喧嘩だとするならば、訳もわからないまま一方的に襲いかかってくるバケモノたちに振るう槍は、喧嘩ですらない。そんな潮の葛藤が切な過ぎる……。

    遠野編の素朴さが大好きです。

    【第十章】 vs 鷹取武衛(小夜の父)
    【第十一章】 vs 鏡魔
    【第十二章】 vs 遠野妖怪

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    凶羅初登場の第5巻。
    この兄弟好きだー。弟にコンプレックス抱いちゃってる兄貴っていじらしい(どっちもおっさんだけどな)。

    そして子供心に自然破壊の嫌さを植えつけまくってくれた鎌鼬編!
    こっちの兄弟もいいよねえ。雷信兄さんと十郎兄さんで末っ子かがりを可愛がっていたんだろうねえ。それが……あんなコトになるなんて……(号泣)。
    人生で初めて「やるせない」或いは「憤懣やるかたない」気持ちにさせられたのは、この漫画かもしれません。

    引用させていただいたのは、「坂口つぁん」の台詞。
    市井の人がポロッとこういう事を言ってくれるのにも弱いんです。

    【第八章】 vs 凶羅
    【第九章】 vs 鎌鼬兄弟
    【第

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    うおーーー衾ーーー!!
    私の中の「うしとら登場バケモノランキング」でインパクト部門ブッちぎり1位。あの色。あの質感。あの喋り方。あの死に様。
    小学生だった当時、教科書からノートからコイツで埋め尽くしてたなあ……。

    そして”セントレアから新千歳までの飛行機の機内に4巻持ち込んで、4分の3ページを使った衾スマイルを窓にあてがい勇ちゃん気分を味わう”という遊びもした。いい大人なのに。

    【第六章】 vs 光覇明宗法力僧×4
    【第七章】 vs 衾

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    潮と麻子の掛け合いが眩しい第3巻。

    鏢さん激シブ。
    この人が追ってるバケモノの正体って、この時点で既に決まっていたんだろうか。だったら超スゲエですよね。

    名言の多い『うしとら』ですが、台詞のないコマで泣かされたのは初めてでした。

    しかし海座頭って子供心に怖かったけど大人になってからも相当気持ち悪いな。

    【第四章】 鏢編決着
    【第五章】 vs あやかし

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    旧羽生邸に突入した間崎サンの靴下の汚れがリアルだなあと思った記憶が。ちゃんと靴脱いで上がったんですね。
    引用させていただいた潮の台詞「骨だけしか~…」は、女子ならば一度は言われてみたい言葉ではあるまいか。2巻にして潮節炸裂です。

    『キン肉マン』で「肉襦袢」という言葉を覚えたように、「ぎやまん(=ガラスの古称)」を知ったのはこの巻であった。

    【第二章】 鬼編決着
    【第三章】 vs 餓眠様(飛頭蛮)
    【第四章】 vs 鏢

    0
    2012年06月23日
  • うしおととら 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全33巻。藤田和日郎初連載作品。
    初読は小学生の頃だったと思うが、もおおおとにかく覚えるくらい読んだ。
    間違いなく、私の人格形成に影響を及ぼした漫画(それでコレかよという声は無視)。子供出来たら絶対読ませます。

    さて第1巻。

    著者近影に添えられた前口上がもうヤバい。
    「なんでかわいそうな女の子がかわいそうなコトになっちまうんだよ!!」
    これだよ。これが藤田マンガの原点なんだよ。
    この言葉が20年も突き刺さり続けていたから、『月光条例』13巻のオビ見た時はガチで震えたもんだ。

    【序 章】 vs 巨大化した虫怪&魚妖
    【第一章】 vs 石喰い
    【第二章】 vs 鬼(羽生道雄)

    1
    2012年06月23日
  • うしおととら 33

    Posted by ブクログ

    生まれて初めて漫画で泣きました
    最後のほうは視界が涙で霞んで全く読めませんでした
    こんなに素敵な主人公たちは何処の漫画を探してもいない

    0
    2012年03月23日
  • 月光条例 16

    Posted by ブクログ

    月光とエンゲキブが気持ちを通わせるシーンが胸アツ。冒頭からヒロインのヌードがバリバリに展開しており、藤田先生渾身の読者サービス炸裂です!バトルが増えながらも伏線を張り巡らせる展開は流石であります。

    0
    2014年09月06日
  • 黒博物館 スプリンガルド

    Posted by ブクログ

    大人と子どもの境界線は、誰かのために生きることにあるんだろう。
    愛する人のために頑張る姿はかっこいい。

    キュレーターさんかわいい。年齢不詳なところも素敵。

    0
    2012年02月05日
  • からくりサーカス 1

    Posted by ブクログ

    全43巻。とても長い。でもその分、かなり読みごたえがある。
    200年もの時間を旅したり、いろんな国に行ったり、たくさん泣いたり笑ったり…。
    敵である人形たちが、それまで感じたことのない感情に気づく瞬間や、主人公たちのまっすぐな目が好き。

    ほんと、素敵な舞台を観せてもらいました。

    0
    2012年01月20日
  • うしおととら 1

    Posted by ブクログ

    万城目学著《鹿男あをによし》のレビューを書いていて思い出したので登録してみた。小学生のころ、夢中になって読んでいた。今でも大好きな漫画で妖怪とか目に見えない不思議なモノたちの存在を物語として認識した最初の作品でもある。長いのであらすじは割愛する。ただ一言、タイトルではなく、潮ととらは永遠だと言いたい。何度でも読み返したくなる大切な作品のひとつだ。サンデーコミックス版、全33巻。

    0
    2011年12月28日
  • からくりサーカス 1

    Posted by ブクログ

    ばっ…

    うあっ……

    うあああっ………

    しろがねええええええええェエエ!!!!!!


    ってなる漫画。大変良い。

    0
    2011年12月18日
  • からくりサーカス 43

    Posted by ブクログ

    少年漫画としてある程度お涙頂戴部分の展開を予想して読むが、やっぱり感動させられてしまう。大好きなおはなし!

    0
    2011年12月12日
  • うしおととら 1

    Posted by ブクログ

    何年か前に一度読んだことはあったけど、久しぶりに読みたくなって一気に読んだ。

    最初から最後まで常に熱くてまっすぐで、ほんと、いいなぁって思う。

    26巻からの展開は、凄すぎてずっと視界が涙でぼやけっぱなしでした笑


    個人的にはかまいたちの話とさとりの話とキリオの話が好き。

    0
    2011年11月26日
  • うしおととら 1

    Posted by ブクログ

    潮の真っ直ぐさに素直に惹かれます
    惚れる、真剣に惚れる
    沢山のことを教えてくれる最高の少年漫画だと思っています

    0
    2012年03月23日
  • 月光条例 14

    Posted by ブクログ

    だだ泣きの1冊。

    でも、人の慰めになるためだけに、不幸なキャラクターを存在させるのだとしたら、やっぱり、人間の業は深いなぁと思ったりしました。キャラクターが生きていれば生きているほど。

    月光の正体は見えてきても、今いるチルチルの正体は、まだ見えてきません。
    そこに、物語の作者である宮沢 賢治がどうかかわってくるかも。

    この話が終わったらラストかな?

    0
    2011年11月02日