藤田和日郎のレビュー一覧
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ネタバレうわあああああん。……もおおおおお!!!
それしか出てこないよ第30巻。
ナガレ兄ちゃんの生き様は、大人になってから読むと20倍くらい沁みますね。
いろいろ器用にできるけど、気が付いたら空っぽで。
眩しくて。羨ましくて。でもそれ認めちゃったら自分が粉々になりそうで。
眩さに吹き飛ばされないようバランス保つためには、自分の中の暗さを深めて深めて深めまくらなけらばいけなくて。
そんな風にとことんまで歪んでしまったら、バカ強え誰かにブン殴ってもらわなきゃ元には戻れない。
……ああ、『うしとら』って最初から最後までそんなお話でした。
光覇明宗の皆さん、お早く!
【第四十七章】 とら vs 秋葉 -
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ネタバレあのぅ、脚が、脚が炭化してますよ?第28巻。
前巻に引き続き、酷い目に遭いっぱなしの潮。ただ、懐かしいサブキャラ達との合流により、ちょっとだけ希望も見えてきた感じ。「全員集合」は長期連載の醍醐味ですね。
ハマー機関のニコラス、マルコ両博士の男気にウルッときちゃう。
他にも風体だけはハリウッド映画のダメ新聞記者のような守矢とか、ネクタイ緩めながら黒ジエメイに銃口を向ける厚沢一尉とか、藤田和日郎の描くオヤジ達、シブすぎです。
付き合い始めても片山を苗字で呼び捨て続ける歩ちゃんもかわいい。
【第四十四章】 vs 紅煉・黒炎
【第四十五章】 vs ニュー黒炎 -
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ネタバレ超泣ける第25巻。
「ハマー」機関・ヘレナ博士の散り際は見事としか言い様がない。
科学に裏切られ、それでも科学しかなくて、科学を信じて科学に殉じた女性科学者。かっこいいぜ。
そして懐かしのあの人たちが再び潮の元に……。
斗和子ショックを乗り越えてゆくキリオの戦い、涙なくして読めません。
グレるわけでもスネるわけでもなく、ただ呆然と野宿生活。決して怒ったり憎んだりしない(する発想がそもそもない?)キリオの心の空白が辛すぎる。それが埋まっていく過程にガチでしみじみ。
っていうか犬はダメだって。反則だって。
【第三十七章】 「ハマー」機関編完結
【第三十八章】 キリオ vs 狒狒・白髭
【第三 -
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ネタバレ「てろ焼けばっか」10個ください第24巻。
あー。
とらに抱っこされてー。
ってつい煩悩がそのまま言葉になって迸ってますが、こんなの女子うしとらファンの宿願でしょうよ。やっぱり獣臭いのかしらドキドキ。
ずっとバケモノバケモノしてきた本編に、いよいよニンゲンが参入。
先鋒の「ハマー」機関キターーー!!!
生物の作る霊的力場の変化(キルリアン反応)を数値化(キルリアン値)……とか早く実現したらいいのに!と子供心に大興奮しました。
「科学的に存在を証明できないから『いない』」よりも、「科学的に存在を証明できるから『いる』」の方が面白いに決まってる。
印象的なのは第三十七章其ノ五の扉絵で、