藤田和日郎のレビュー一覧

  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    ネタバレ

    ナイチンゲールをこのように描くとは斬新。
    藤田先生にしか出来ない手法だと思う。
    長編作品が多い先生にとって、この作品は
    まさに挑戦の連続だったように感じる。
    読み始めてしまえば、目を逸らすことも
    許してもらえない様な熱量がビリビリ伝わってきた。
    ストーリー、キャラともに文句なく名作。

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    2016年01月25日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

    購入済み

    面白かった

    買ってよかった

    1
    2016年01月05日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    上巻は絶望的な雰囲気が多めでしたが、後半もなかなかどうして。(´Д⊂
    そんな中で、自身のなすべきことを頑張るゴーストとレディを見ていると勇気をもらえる気分です。
    最後もしっかりまとまって読後感爽やか。

    じっくり腰を据えて、もう1回、いや2回以上は読みたい作品。
    読むのに疲れますが、そこもまた良いのです。

    0
    2015年12月21日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    藤田先生の新刊が出ていたのを今更知って、すぐさま上下巻を一気に購入。
    相変わらず怖さと熱さメーターが振り切れていて、ほんと先生らしい作品。最高!

    それにしても言葉は刃(やいば)ですね…。ほんとに傷ついてますやん…(´;ω;`)

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    2015年12月21日
  • 黒博物館 スプリンガルド

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    最近になって『黒博物館ゴースト&レディ』(上)(下)も出ましたが、個人的にはこちらの方がハマりました。黒博物館の収蔵物にまつわる物語という点では同じですが、変わり者だけど熱い男ウォルターの活躍が格好良いです。
    良い意味でのクサさを含んだ展開に加え、表情や動きに迫力がある絵も魅力的で、改めて読み返すと好きなシーンだらけになってますよ。

    藤田和日朗さんの作品は『邪眼は月輪に飛ぶ』も単巻で非常に面白いので、そちらもおすすめです。

    田崎

    0
    2015年12月10日
  • うしおととら 33

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    1~33巻まで一気読みしたので、こちらに感想をまとめます。
    大変面白かったです。全篇に渡って、絶望的な強さを持つ大妖である白面の者だけが最後の敵で、それだけ倒せばハッピーエンドという潔い構成も好きですし、大筋とは関係のない細かいエピソードも面白いし、最終戦で続々と集まる人間や妖たちがみんなして協力してくれ、名前もない一般人たちまで主人公たちに助けられたことを覚えていて白面に力を与えてしまう恐怖を追い払うという展開は、本当に、最っ高に熱い!! と思います。隅々まで愛の行き届いた、人間の善性が無限に信頼された世界観が、もう、眩しくってしょうがない。正直、私はうしおの目の輝きに耐えられず裏切った流の

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    2015年11月23日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

    購入済み

    またしても

    またちゃんと「人」が描けています。
    和田作品全てに通ずる「人」がこの漫画にもいます。

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    2015年11月05日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    ナイチンゲールを作者が、あーしてこーして味付けをして描いたらこうなりました。

    最高に面白い!!やっぱりこの作者の作品は胸が熱くなります!!

    「かち合い弾」は何故生まれたか。
    是非とも最後まで読むべき作品です。

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    2015年10月07日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    大好きな藤田和日郎先生の最新作。連載を読まずに単行本を待ったかいがありました。ナイチンゲールの功績をなぞりながら灰色の服の男と人の生霊のようなファンタジー要素も上手に取り入れて読むほどに引き込まれていくのはさすがです。クライマックスは藤田節全開のチャンバラ、そして大団円へ。藤田作品はどれを読んでも胸が熱くなりますね。

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    2015年10月03日
  • 邪眼は月輪に飛ぶ

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    人に薦めたきっかけで再読。「うしおととら」「からくりサーカス」が知られる藤田和日郎先生の描く、珍しく1巻のみで完結の作品(その気になればシリーズ化できそうではある)。
    その目で見られたものはすべて死んでしまうという1羽の恐ろしいフクロウが、東京湾で座礁した米軍空母から逃げ出した。そのフクロウ、コードネーム「ミネルヴァ」は都内を飛翔し、空前絶後の死者を出す。かつてそのフクロウを一度は撃ち落とした漁師・鵜平は、米軍の要請を受けて銃をとるが…。
    作品としての分厚さ、迫力は「白鯨」や「老人と海」「羆嵐」といった作品(どれも小説だけど)に劣らないすさまじさ。すべてを捨ててフクロウに挑む者たちの戦いは、漫

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    2015年09月28日
  • うしおととら 33

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    膨らませた物語と張り巡らせた伏線をものの見事に回収し素晴らしいラストを見せてくれる傑作漫画。
    この物語は面白い!

    0
    2015年09月22日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    それなりの年月を生きてきて、それなりの経験も積んだから、今更、多少の事じゃ、自己嫌悪に陥らなくなった私だが、未だに、一つだけ、自分の力不足っぷりに泣きたくなる時がある
    それが、藤田和日郎先生の漫画の感想を書く時だ
    感動って一言じゃ片づけたくないくらい、大きな「何か」を文章にしたいのに、いざとなると、作品を穢してしまうんじゃ、って不安が膨らんでしまう。今、既に、この時点で、ここまでの文章を消したい衝動があって、必死に堪えているくらいだ
    なら、書かなきゃいいだろ、と言われても文句は言えない。しかし、漫画読みで、漫画の感想を書くのが好きな人なら理解してもらえるだろうが、最高の作品に出逢えた感謝は、ず

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    2015年09月20日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    ネタバレ

    伝記であり伝奇でありラブストーリー。共に天国へは行けない哀しいナイトのグレイ、にも関わらずその彼がフローの罪を止める。作者に珍しい悲恋の形だが死と共に訪れる永遠の愛でもあり、互いに後悔のない爽やかな結末だった。

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    2015年09月14日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    藤田和日郎が思い入れたっぷりに描く偉人伝! そんなの最高に決まってる! 幽霊こそ話のキーでも、本質は人間フロー自身の戦い。目まぐるしくも自然に変わる表情のどれもが魅力的。

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    2015年09月14日
  • うしおととら 1

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    うしおととらの良さは、もう何から語っていいのか分からない。とにかく多くの人に読んでほしい。これまで読んできた漫画の中で永遠に不動の一位。

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    2015年08月28日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    うしおととらでいうところの、真由ととらみたいな?それのさらに良い所取りな、いわゆるひとつの最高のヤツ

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    2015年08月26日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(下)

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    ネタバレ

    ぐぅ…切ない…切ないよ、これは。

    史実を下敷きとし、実在の人物をモデルとしている以上、この脚色は否定意見が出てくるかと思いますが…それでもこんな事実があったとしてもいいじゃないか、と。フローが一人の女性としての幸せを得ていてもいいんじゃないか、と思うのです。
    そして、グレイがどうしようもなく、哀しい。救われていたのに、一緒に行く事が叶わないという事実。
    彼はそれが分かっていても、どうしてもフローに会わなければならなかった。会いたかった。
    きっと、今も国立劇場で「見たい芝居を見ている」のかと思うと…涙せずにはいられません。


    ともあれ。
    フローの成し遂げた事は改めてすごいと言わざるをえません

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    2015年08月10日
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)

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    ネタバレ

    とにかく面白い。

    この上なく藤田漫画。これでもかとばかりに藤田漫画の面白さが詰め込まれてます。

    剣戟のダイナミックさ、「生霊」や「幽霊」といった不思議な存在…そして何より、自らの信念と道をひたすら真っ直ぐに邁進する主人公(ヒロイン)。
    そう、何よりもこのヒロイン・フロー(あえて本名は伏せますが)の強さが眩しく、熱い。「寒くてたまらない」幽霊であるグレイが惹かれていく様子と合わせて実に胸に染みます。

    特に実在の人物をモデルにしているので、その行動や発言が説得力を持ち…持ち過ぎていて、逆にこれは漫画として脚色されてるんじゃないかと疑ってしまうほどw とにかくフローの姿は熱いし、強いし、そして

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    2015年08月10日
  • 月光条例 27

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    赤ずきんは、なんでああなったという感じ満載だし、やってることは、メチャクチャなんだけど、なんかものすごい勢いで感動するのです。

    それは多分、作者の本気度のせいなんだと思います。

    1つの物語が消えてしまっても、その心はメディアを変えて、姿を変えて蘇る。
    物語は、死なない。
    凄いメッセージです。

    そういえば、白雪姫が何度も殺されたというのは、この物語が今の形になって残るという伏線かな?
    と思って調べてみたら、本当にいろんな方法で殺されかけてますね。知らなかった。

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    2015年06月28日
  • 邪眼は月輪に飛ぶ

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    その視線を浴びたもの総てに死をもたらす邪眼の怪物と相対する者達、といった作者が最も得意とする現代へ蘇った英雄譚の一作。
    説明と感じさせず人物の背景、立場、矜恃を物語に織り込んでいく組立は流石ベテランの力量でした。
    鵜平の不器用な愛に子を持つ親として思い入れるも良し、輪の境遇を甘んじるのではなく受け入れ強く生きる姿に惹かれるも良し、はたまたマイケルの漢気とケビンの悔恨から立ち上がる矜恃に惚れるも良しの娯楽作品です。
    個人的にはミネルバの孤独と悲哀についても白面の者の様に深堀して欲しかったですが単巻構成なので致し方ない所でしょうか。
    好きな登場人物に思い入れ一気にラストシーンへ疾走し、最後にこの魅

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    2015年05月03日