藤田和日郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ナイチンゲールの伝記をもとに、芝居を愛するドルリー・レーン劇場に出没する灰色の男(ゴースト)と言う一見関係ない登場人物(登場幽霊?)を見事に融合した漫画。ゴーストの芝居愛が劇団四季の目に留まったのかも。 劇団四季でミュージカルされたみたいで、観たことはないけど、原作漫画は読んでみたくなり手にした作品。
ほんと、面白く一気読みでした。
劇団四季のミュージカルも見てみたくなります。
私の上に取り付いている生霊はどんな奴だろう?笑
ナイチンゲールが他の人の生霊から攻撃されると、どういう訳かキューティーハニーの変身シーンのようになる(作者はキューティーハニーファンなのかな笑) -
Posted by ブクログ
読んで良かった。子供の頃サンデーを買ったらからくりサーカスが連載していて読んでみたのだけど、なんだかよくわからなかった、どうゆう目的のある物語なのかわからなかったし、最初から読んでないからわからないのかなと思ってけど、途中から読んでも面白い漫画もあったから、あんまり面白くないなあと思っていた。からくりサーカスが面白いと思えなかったから作者のうしおととらも読んだことない。有名なのは知ってるけどからくりサーカスの人の漫画が面白いとは想像つかなくて…でもこの本はとても良かった。編集者との付き合い方が載っててなるほどなあと思ったし、難しくもあったけどためになる本だった。
子供の頃楽器を習った時に先生が -
Posted by ブクログ
ネタバレ・怪しいものが大量にぐちゃぐちゃに詰め込まれた物語だった。幽霊屋敷、地球外生命体、霊能力、芸術...。それなのにこのまとまりの良さよ。藤田先生さすがすぎる。
・坂巻泥努のキャラがほんとに魅力的。芸術を追求する超人的な信念と、やるせない過去に囚われてる人間臭さ。
・アクションシーンはどれも藤田先生の超絶画力ですごい迫力。これ週刊で描いてるの凄まじいなあ。黄ノ下少尉が居合するところ、最高にかっこよかった。
・からの、一転して最後は絵描き対決っていうところがグッときた。「芸術とはなにか?」っていうデカすぎる問いに面と向かって答える、熱い戦いだった...。
・最終巻、巻末の最後の1ページで少し泣いた。