藤田和日郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今年100冊目の本は、お久しぶりの藤田和日郎先生の漫画。
新作が出てたのは知っていたけど、やっと買った1巻。異世界モノとは思わなかった。最初からアクセル全開の設定。年齢逆行、徒手空拳とファンタジーのアクション、指圧(もはや杭打ち)で腰痛が治る竜。そして巻末オマケは藤田ファンには懐かしすぎる。
やっぱり藤田先生の作品は面白い。お馴染みの強いお爺さんキャラに安心感を覚える。これまたお馴染みの強いお婆さんキャラも出てきて欲しい。
烏天狗といえばうしとらの威吹を思い出すけど、こちらの烏天狗はまた違うテンションで。
最初から風呂敷広げすぎなので、どう畳んでいくのか期待値大。
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匿名
無料版購入済み個人的に殿堂入りの名先1
最初の方こそ身近な場所での妖怪退治ですが、旅に出る前あたりからは最後まで一気に読めます。
作画が非常に独特で、個人的には好きな部類ではないのですが、物語がとてもよく
おすすめできる漫画です。
前述の通り、初めの頃で読むのを止めず、旅に出る辺りまでは読み進めて欲しい
そうすればお財布に優しくない漫画であることがきっとわかって頂けるかと思います -
ネタバレ 無料版購入済み
期待できそうな導入部です
連載は未読で、冒頭部分50ページほどだけ読みました。
天狗にさらわれて帰ってきたという江戸の少年の話を聞く平田篤胤と、現代の東京にいる85歳の老格闘家が出てきます。天狗に年齢を75年、むしり取られたという意味が徐々にわかってきそうな導入部でした。如何にもこの方の作品っぽいです。 -
ネタバレ 購入済み
読者も読んで!
特に印象に残ったのは、会話・ネームの大切さを「言語化の訓練」と説いている項目。言語化は、自己の好き嫌いを深く掘り下げて心を動かすものの正体を知る。また他者との違いを知り客観性の視点を持つ手立てでもある。ひいては作者の思いが詰まったキャラクターの魅力となり、読者を惹きつけて止まない作品の根幹になる。
他の漫画指南書ではここまで熱く語られないだけに興味深い内容である。